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つれづれ

お菓子

火曜日教室は丁度、赤穂浪士討ち入りの12月14日
お誂え向きのお菓子がありました。
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包装も赤穂浪士の討ち入りを打ち出しています。
浅野家の家紋鷹の羽と大石家の巴紋、火事装束の模様も入っています。
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ネーミングはグロイですが、餡の中に求肥が入り美味しいお菓子でした。

床は「閑坐聴松風」花は「満天星躑躅の照葉と菊」照葉は電車の中でサラリーマン風の方に鞄をぶつけられ状態が気になりましたが、意外とこの程度の方が時期的に良いかなと思いました。
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松風の松に「松の廊下」を連想するのは無理がありますが、吉良邸ではこの日、山田宗徧の茶会が開かれていました。この茶会のある事で討ち入りの日が決まる。
この席では利休伝来の篭花入「桂篭」を使用していて、浪士は吉良の首の代わりにこの篭を槍に括りつけて引き上げたとされます。この篭は香雪美術館に所蔵されています。
現在は炉の季節には篭花入は使用しませんが、この頃は炉の季節でも篭花入を使用していたようです。

今日の茶杓ご銘はつきません
「陣太鼓」「討ち入り」「山科」「一力」「雪だるま」「蕎麦屋」「雪の夜」「雪の朝」・・・・
淡交12月号で筒井先生が忠臣蔵の趣向を書いておられますので参照に。
数年前に筒井先生の忠臣蔵の趣向茶会に寄せて戴いた事を思い出されます。
by higashinuma | 2010-12-15 18:13 | 茶道 | Comments(0)

茶道をとおして日々の流れをつづる

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