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つれづれ

美しい人

ある雑誌で「世界で一番美しい人」の募集をしたらしい。←限られた日本人の老若男女の範囲。
トップは「オードリーヘップバーン」であった。
 
この日は歯科医に通院していて、待合室のテレビで彼女の名作中の名作「ローマの休日」をDVDで流していた。この歯科医に通って多分三回は観ているし、映画、テレビ、自分で借りたDVD等々多分数えきれない程観ているが、彼女の魅力は飽きる事が無い。歯科医は先生が選んだ数少ないDVDを流しているとの事だったので、先生も魅力に嵌った一人なんでしょう。

出演作品の中でも特に彼女の良さを一番出している作品ではないかと思われる。
美しい人_b0197486_1556198.jpg

ネットで戴いた写真
彼女が抜擢された理由も「気品」「英語発音」との事らしい。

余談ですが、私の好きな作品の「マイ・フェア・レディ」も飽きない。
こちらも、最後の場面の「気品」は彼女独特と思う。

私も「世界で一番美しい人」と言われたら彼女を推すと思う。
晩年は皺皺の顔でボランティア活動に終始されていましたが、若い時の美しさとは別の美しさがありました。やはり、身から滲み出る美しさ、持って生まれた美しさとはそういうものだろうと思われる。

作家、曽野綾子の言葉に「輝く人」がある。
「晩年になるほど美貌と気品があふれ出る」この言葉は確か裏千家 鵬雲大宗匠が登三子夫人を語った時の言葉のようです。千家に嫁ぎ茶道の修練と多くの関係する人達に練られてこのように育てられたのだろうとの事でした。美人薄命の言葉をそのままに亡くなられました。
薄いご縁ではあるけれど私も本当に美しい方と拝察しました。
若き頃に、お陰さまでツーショットの記念写真も撮らせて戴きました。
何冊か残るエッセーもお人柄を滲ませ、読む人を優しい気持ちにさせてくれます。

登三子夫人は曽野綾子のもとでクリスチャンになられ、ご葬儀は大徳寺で茶の家の作法で行われましたが
その後、千家で曽野綾子の紹介された牧師によってクリスチャンの礼拝もされたようです。
確かに「美しい人」でした。

もう一人の「美しい人」に私は美智子皇后を上げたいと思う。
日本の象徴として全世界に日本女性の美しさを示してこられたと思う。
キャリアと言う言葉が流行って久しいが、当時話題を醸した例えば田中真紀子を上げるならば正反対ながら、本当のキャリアは美智子皇后ではないかと思う。
皇室と言う独特の生活の場で衆人の監視の中、人格が練られたのだと思います。
最初に上げた「世界で一番美しい人」の中にも名前がありました。

逆に「美しく無い人」は世の中溢れています。
いつも思うのですが、大手スーパーに買い物に行くと、ワゴン、乳母車、子供用のワゴンがわがもの顔に通ります。相手が避けてくれると信じ切って!街を行く乳母車も然り。
私が思うに、このようにして育てられた子供たちは他人に譲ると言う気持ちが育っていない。
舞台メイクで闊歩する人を美しいとは思いません。多分、年齢を重ねるとこういう人達は目に入らない。

欲を言えばキリが無いし、このような言葉を連ねている貴方はどうなの?と言われたら穴に入りたいですが、常に心して努力すれば結果はついてくると思うのです。
今回は女性をターゲットにしましたが、男性版もありましたので、機会があれば後日に。
by higashinuma | 2012-08-13 15:39 | 所感 | Comments(0)

茶道をとおして日々の流れをつづる

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