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つれづれ

台天目

11月21日 水曜日
寒く風が強いが快晴。

昨日の稽古は昼生徒一人台天目、夜生徒一人唐物。伝物で指導はやはり疲れる。それで偶に息抜き冗談を言う。「天目は?」「徳川家伝来の玳玻盞(たいひさん)でございます」
   「お台は?」「三千円でございます」ちょっと受けましたね(笑)
   「天目台は?」と伺った方が良いですね。
玳玻盞天目茶碗と言うと「馬から落ちて落馬した」となるので、「玳玻盞」だけで良い。「天目」「盞」「茶碗」微妙に違うけれど、要は全部ひっくるめて茶碗なんです。でも、今は「天目茶碗」と言う方が多いので、仕方無いかとは思います。
天目の格等を話した事でした。
余談ですが、テレビドラマの「大奥」の代理の家光役の稲葉家。現在、世界に三碗のみの曜変天目の一つ国宝稲葉天目(静嘉堂蔵)を所持された家です。
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満天星躑躅(どうだんつつじ)の照葉と野路菊を萩耳付花入に
野路菊は葉に特徴があり、白っぽく見えます。

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本人の希望で薄茶運び点前。基本点前なので一番難しい点前です。
茶碗と柄杓の高さは是くらいが限度。茶碗の上、柄杓の合一個分の高さと言われます。
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台天目は和物茶入と置き合わせる事が出来ます。
けれど、簡単そうで難しい。
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日に日に上達しています。盆略手前から炉の点前になり三回目。
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今は背がすっと伸びていますが・・・
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背中の反りが気になりますが、猫背よりは良いでしょう。
三人共に水指の蓋を開けるのを忘れていました。
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久しぶりに顔をみるような気がします。
落ち着いて綺麗な点前をされます。
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主菓子は「銀杏餅」
十九日は宗家の宗旦忌で、宗家の宗旦銀杏の実で作られ、この日参列のお客に振舞われる。
そのため、我々はその前に「銀杏餅」を戴くのは遠慮します。
「銀杏餅」は宗匠のお好みがあり、今日のお菓子は求肥に銀杏を三粒忍ばせた淡々斎好。他に道明寺の餅に銀杏を載せた玄々斎好みがある。
餡と求肥も美味しかったが、私としては銀杏がやや生っぽく感じました。

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干菓子は柿と栗。柿は京都から取り寄せてあったが、何処に置いたか二週間くらい探した。折り良く宗旦忌の翌日に使う事が出来た。それと言うのも、宗旦忌には上林から宗家に茶壺が届けられ、柿と栗の手土産が恒例との事だからだ。
このお菓子の柿は柿が練り込んであるらしく、本物の柿を食べているようで美味。
栗は栗落雁で世田谷たちばな製です。こちらも美味。
栗を何個か取った生徒が居て、「一人一個!」で爆笑も。
何故客より多く盛ってあるかの理解が今一かな。
by higashinuma | 2012-11-21 11:06 | 茶道 | Comments(0)

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