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つれづれ

久しぶり

4月27日土曜日 晴 まあまあ雲も無く晴れていますが、霞みでしょうかスカイツリーも東京タワーも良く見えないです。

今日は本当に久しぶりに師匠のお宅に伺う事になった。多分2年ぶりかな?
道具の片付けを手伝って欲しいと言う。何であれ頼りにされる事は良しとしよう。
10時約束なので、家を9時に出て10時少し前に着いた。
8畳の和室は荷物の山だった。棚の荷物を全部出したと言う。これまで2回に分けて茶道具等は整理していた筈なのに、未だこんなにあるとは!

「釜は二個残して」「これ家元箱書釜だから残されたら」こんな会話をしながら片付けて行く。
軸も数えきれない位。水指、茶碗、花入・・・・
で、12時を少し過ぎて、師匠の予定の片付けを終えた。そして紅茶とクッキーをご馳走になった。

私は3食はしっかり食べる方なので、結構お腹空いてる。が、少しお喋りで1時近くに失礼した。
意外とお腹が空き過ぎると何を食べたいのか迷って、案外食べずに過ぎてしまう事もある。
結局、電車で居眠りして一駅乗り過ごし、自分の家の駅に帰って「箱根蕎麦」で済ませた。もう、3時近かった。

昔はね、師弟関係は絶対的なもので、師匠の家の庭掃除から手伝ったものでした。ある意味弟子はお手伝いさんのような考えがありましたがね。
日本の伝統文化は全てそういう世界と言って過言ではないでしょう。
どうでしょう?今時、こんな事をしていたら弟子はさっさと辞めるのでは無いでしょうか?

カルチャーの功罪とまでは言いませんが、生徒は稽古場の畳拭きさえしてないでしょう。
点前の準備と片付けは皆さんなさいますが、それ以上の事は頼めないでしょう?
初心者教室を始める時に一番疑問に思ったのはこの事でした。しかるべき人に質問しましたが返事はありませんでした。

例えば歌舞伎や相撲の世界のように内弟子は家事一切全ての事をして、合間に稽古をつけて戴くと言う世界です。恐らく茶道の宗家で業躰見習いをする人達も同じだと思います。

昔、師匠のお宅で茶事をするとき、ある生徒が言った「何で他所の家の庭掃除しなきゃならない?」
まぁ、私は自宅に茶庭は無いし、勉強だと思っていましたが。知らなかったら教えられないですからね。
一つには生徒が其処までする必要が無いと思うか、全くその面では何も考えていない。茶道が点前ばかりになってしまい、精神面も含めて、それに至る多くのものを省いている。等々

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口直し
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十二単
言われてみればそんな感じにも受け取れますが、十二単とは良く名付けたものです。
by higashinuma | 2013-04-27 08:24 | 所感 | Comments(0)

茶道をとおして日々の流れをつづる

by higashinuma