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つれづれ

京都

26年10月31日 金曜日 曇り 22.1℃ 天気予報では暖かい朝を迎えていますと報道していますが、寒い!明日から11月。今年も2カ月残すのみ。あっという間・・・・と言う事は昨日も今日も同じで新しい事をしていないと言う事らしい。

※もし、生徒がこのブログ見て居ましたら4日の稽古は休まないように・・・・と言うのは昨日アップしたお菓子をおすそ分けします。京都から帰宅して若に「食べる?」と聞いたら「稽古に持って行ってみんなで食べたら」との事。冷凍出来ない物は食べましたが、即冷凍庫に入れました。

さて、久しぶりの国内旅行(こうして書くときざっぽいですが、国内は交通費が高いので海外旅行が多いです)せめて早割で旅費を安く押えています。昼間の移動では「のぞみ」も選択可能ですが、所謂、美味しい時間帯は相手も中々の遣り手。当然、「のぞみ」選択は数千円別途料金が発生します。ホテルも込みで申し込みました。
行きの昼飯と帰りの夕飯は新幹線の中で、駅弁。自前(機内食にあらず)ですがこれも楽しみ。
東京駅の中央通路?に全国の駅弁を売っている店があって、中々の人気。いつも混雑しているようです。けれど、品数が多いのでどれを選ぶかはかなり迷う。
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どの種類も山積みの弁当の中から残り三つの弁当を選ぶ。30代サラリーマンがさっとこれを取って行ったので、多分人気なのかなと手に取ったら、他の人も手を伸ばし、あっという間に売り切れだった。
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牛タンが載っている。右の魚は秋刀魚と鮭が入っていました。宮城県と言えば仙台牛たんと笹かまぼこ、気仙沼の秋刀魚、ズンダ餅のデザートまで入る。リピーターが多いのでしょう。美味しいし、おかずのバライティさも◎!

席は指定不可で、海側の窓側でした。富士山を観たかった。が、東京は晴ですが、次第に雲が多く、一時雨予報。なので、富士山もスッキリとは見えませんでした。
京都も一時雨予報で、傘は持って行ったが、降り立った時は路面がかなり濡れていたが、雨は上がって陽射しがあったが、風が強い。七条口に出て、地下鉄に回る。この通りにはスロープもエスカレータも無い。階段をスーツケースで降りるのは、次回は大丈夫だろうか。
ホテルにはチェックイン前に着いたが、気持ち良く部屋に入る事が出来た。
選んだ理由は大浴場、駅から5分。なんと気持ちが通じたのか、最上階で部屋から10歩が大浴場。

荷物を置いて、速攻、茶道資料館へ。宗家の場所の再確認もあった。残念!月曜日で休館だった。副館長の所在を確かめたら、降りてきて下さった。そして、展示資料本を戴いた。

仕方無く、タクシー運転手がお薦めの青蓮院に行く事にした。本当は他の美術館へ行きたかったが、もう4時なので、閉館時間があるし、月曜休館の処も多い。青蓮院も特別公開している事は知っていたが、そんなに興味が無かった。この時期に二条城で大茶会があるのも、休日だけみたいですね。運転手があれだけ言うのだからと行く事にした。
それに、最終日は比叡山に行く事にしていたので、青蓮院は最澄を起源にしているので、何かのご縁かも知れない。それにここから、国宝「青不動」の修復御開帳で、東山将軍塚に建立した青龍殿まで、有料ですが送迎バスがある。
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室町時代の相阿弥の作庭と伝える。この奥は小堀遠州の作庭の霧島の庭に続く
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御存知と思いますが、桓武天皇が京都に都を造営する時に、この地から眺めて決めたと言われ、巨大な将軍像に鎧兜を着せて埋めたとされます。そして、国家に大事が起こると塚が鳴動したと古記録にあるようです。
ここに移動するバスは疏水からインクラインを通るので、それも楽しめました。
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中央の石が塚の中心。この中に像が埋蔵されていると言う。

運転手が言われたように、新しいお堂の周りに造られた大舞台(清水さんの舞台のように谷に張り出した場所)京都市中が見渡せ(大阪まで見えるとか)夕暮れの街を眺めた事でした。
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国宝青不動の図があるお堂の裏の大舞台
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大舞台からの眺めです。下側の赤い鳥居が平安神宮

その後、知恩院を抜けて、京都では必ず一食の「いもぼう」を食べに行く。青蓮院から徒歩10分位です。
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知恩院三門は修復中
嘗てこの上に昇りましたが、市中が見渡せます。徳川の京都監視に建てられたとも。二条城と言い、知恩院三門と言い、天皇方は徳川に因ってしっかり管理されていた事を物語る。

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名物の「いもぼう」と「胡麻豆腐」・・・芋の小さい方は一口食べて、写真撮るためひっくり返したのです。
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これがコースメニュー・・・これで数千円
今回は芋が固い。記憶に因ると箸ですっと切れるしっとりした柔らかさ。味も沁みて美味しかったのですが、今回はご飯も固く、芋は箸をつけると割れるので、煮方が足りない・・・
平野屋はこの近くにもう一軒あります。どちらも平野屋本店。前に行ったのはもう一軒の方(丸山公園に入って道路が二股に分かれますが右側の方)の店だったのを思い出しました。
こちらの店は青蓮院に仕えた平野権太夫と言う人が享保年間に、九州行脚から青蓮院の宮が持ち帰った唐の芋をこの地に栽培して、海老芋が出来たとされ、御所で珍重されていた棒鱈と合せて炊き上げたと言う300年の歴史を一子相伝で伝える味。が、今回はちょっと気落ち。

食事後はホテルまで歩く。八坂神社前から花見小路を通り建仁寺を抜ける・・・暗い建仁寺の境内だけれど何人かは歩いている。約20分位歩いてホテル着。
ここで水事件発生!ホテルの自動販売機の水は全部売り切れでした。外に出て数分の処にある自動販売機は全て100円。「災い転じて福となす」なんてね!

花見小路で舞妓に会いましたが、今回は無視された・・・多分、良く言えば急いでいた。
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以前はポーズとって撮らせてくれました。舞妓に因るのかなぁ・・・・・

明日は緊張とやや早い時間と言う事も有り、お休みでした。
着物はチェックイン後すぐ簡易襟紋かけに掛けていたのですが、畳皺は無理。何十年ぶりに出した黒紋付ですから皺もばっちり!こう言うのは行く前から準備しておかないとと反省。
by higashinuma | 2014-10-31 07:46 | 旅行 | Comments(0)

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