2014年 11月 26日
基本
26年11月26日 水曜日 雨 19.3℃ ヒーターを入れたがちっとも温かくならない。
窓に薄く結露している。昨日の稽古で、お菓子の銘は「初霜」。留学生は「霜」が分からない。霜柱から説明しても見た事無いと言う。色々話して、窓に氷みたいに薄く付く事ですか?と言う。その現象はあるようです。ただ、日本の雪国では粉雪が付く事もあるので、まぁそんなものかなとは言ったものの自信は今一。
習慣や風土の違いは善し悪しは言えない。お互いの文化を認めて良い事は取り入れる事にすれば良いが、「郷に入ったら郷に従え」のように、どうしても変だと思う事はその土地に合わせた方が良いと思う。
中国の習慣として「ハンカチーフ」を持たない。トイレで手を洗わない人も居るが(日本人でも)手を洗って、エアーシャワーが無いと、手を振って乾かす。その方が理想的かも知れないが、日本人の多くはハンカチで手を拭く習慣を持っている。お茶の稽古では持って来るように言いますが、なかなか慣れそうにない。
教室に来る生徒は中国人留学生ですが、思わぬ事で違いがみられ、はっと思う事もある。彼らの多くはアニメで日本に憧れて来ている。中には「嵐」に会えるからと言う子も居る。進学の為とか一年間の日本語勉強とか留学目的は人それぞれです。今、教室に来ている生徒は進学のために再来日の学生と大学院の子です。
残念な事は歴史をあまり知らない事。例えば中国の四大美人は何時代の誰と言う説明は殆どが出来ない。日本人でもそうだろうか。四大美人はともかく、茶道は中国に深く係わりがあるので、稽古では時々はそういう話も務めて言うようにしています。
持って行った椿は全部開いてしまったので、建水に入れて玄関飾にした。
野路菊と満天星躑躅を萩耳付花入に入れた
茶入荘・・・門前の小僧習わぬ経を読む・・・・先輩の点前を見ていて、時に奥伝の手が出て来る。
そういう意味では、許状を取ったランクで稽古場に入るのを分ける必要があるのかも知れないが、どうしても、他人の事に目が行くので、先ず、自分の点前をしっかりと出来るようにして欲しい。
・・・全員に言える事です。
案外、留学生の方が出来が良かったりします。
一つには彼らは他人の点前をあまり見ていない。見ているとしても自分と同じ点前をしているとき。
「初霜」・・・落し文みたいに枯葉の巻いた姿に薄く粉を振る・・・と伝えたのですが、何故紅い点が
来週、お菓子屋が来た時に、紅い点は何か聞いてみよう。
誉めて育てると言いますが、間違った点前は指摘するしかない。「ここは良かったけど、ここは直して下さい」なんて良い大人に言うのだろうか?確かに皆の前で注意されたら嫌だろう事は分かっているが、その場で直さないと結局直らない。
他の先生から私が厳しいと言われているようだ。
何故か?それは自己アッピールでも遊びでも何でも無く茶道だからです。稽古だからです。
点前をするのは、ご自服の場合もあるが大かたは誰かの為にお茶を点てるのです。と言う事は誰かれの目に晒されていると言う事です。やはりキチンとしているのは気持ちが良いものです。
それを思って注意しているのです。
業躰の点前は流石です。もてなされているなぁと感じます。
点前は数えきれない程種類がありますので、順番を間違えたからと言って(良いとは言えないが)仕方無いと思います。基本の点前所作はキチンと出来るようになって欲しいのです。
重ね茶碗
人数分の濃茶を茶入に入れる時と、一碗目の濃茶を茶入から汲みだす時の量が等しく無いと、一碗目と二碗目の濃さが違ったり、足りなかったりするので注意。
・・ちょっと違っていましたので、次回も同じ点前で直します。
点前の方の京土産「モンブラン」銘ですが羊羹です。昼の生徒は「ういろう」でした。
他に茶壺の紐結びの方、写真撮り忘れた方、お休み等々
窓に薄く結露している。昨日の稽古で、お菓子の銘は「初霜」。留学生は「霜」が分からない。霜柱から説明しても見た事無いと言う。色々話して、窓に氷みたいに薄く付く事ですか?と言う。その現象はあるようです。ただ、日本の雪国では粉雪が付く事もあるので、まぁそんなものかなとは言ったものの自信は今一。
習慣や風土の違いは善し悪しは言えない。お互いの文化を認めて良い事は取り入れる事にすれば良いが、「郷に入ったら郷に従え」のように、どうしても変だと思う事はその土地に合わせた方が良いと思う。
中国の習慣として「ハンカチーフ」を持たない。トイレで手を洗わない人も居るが(日本人でも)手を洗って、エアーシャワーが無いと、手を振って乾かす。その方が理想的かも知れないが、日本人の多くはハンカチで手を拭く習慣を持っている。お茶の稽古では持って来るように言いますが、なかなか慣れそうにない。
教室に来る生徒は中国人留学生ですが、思わぬ事で違いがみられ、はっと思う事もある。彼らの多くはアニメで日本に憧れて来ている。中には「嵐」に会えるからと言う子も居る。進学の為とか一年間の日本語勉強とか留学目的は人それぞれです。今、教室に来ている生徒は進学のために再来日の学生と大学院の子です。
残念な事は歴史をあまり知らない事。例えば中国の四大美人は何時代の誰と言う説明は殆どが出来ない。日本人でもそうだろうか。四大美人はともかく、茶道は中国に深く係わりがあるので、稽古では時々はそういう話も務めて言うようにしています。
持って行った椿は全部開いてしまったので、建水に入れて玄関飾にした。
野路菊と満天星躑躅を萩耳付花入に入れた
茶入荘・・・門前の小僧習わぬ経を読む・・・・先輩の点前を見ていて、時に奥伝の手が出て来る。
そういう意味では、許状を取ったランクで稽古場に入るのを分ける必要があるのかも知れないが、どうしても、他人の事に目が行くので、先ず、自分の点前をしっかりと出来るようにして欲しい。
・・・全員に言える事です。
案外、留学生の方が出来が良かったりします。
一つには彼らは他人の点前をあまり見ていない。見ているとしても自分と同じ点前をしているとき。
「初霜」・・・落し文みたいに枯葉の巻いた姿に薄く粉を振る・・・と伝えたのですが、何故紅い点が
来週、お菓子屋が来た時に、紅い点は何か聞いてみよう。
誉めて育てると言いますが、間違った点前は指摘するしかない。「ここは良かったけど、ここは直して下さい」なんて良い大人に言うのだろうか?確かに皆の前で注意されたら嫌だろう事は分かっているが、その場で直さないと結局直らない。
他の先生から私が厳しいと言われているようだ。
何故か?それは自己アッピールでも遊びでも何でも無く茶道だからです。稽古だからです。
点前をするのは、ご自服の場合もあるが大かたは誰かの為にお茶を点てるのです。と言う事は誰かれの目に晒されていると言う事です。やはりキチンとしているのは気持ちが良いものです。
それを思って注意しているのです。
業躰の点前は流石です。もてなされているなぁと感じます。
点前は数えきれない程種類がありますので、順番を間違えたからと言って(良いとは言えないが)仕方無いと思います。基本の点前所作はキチンと出来るようになって欲しいのです。
重ね茶碗
人数分の濃茶を茶入に入れる時と、一碗目の濃茶を茶入から汲みだす時の量が等しく無いと、一碗目と二碗目の濃さが違ったり、足りなかったりするので注意。
・・ちょっと違っていましたので、次回も同じ点前で直します。
点前の方の京土産「モンブラン」銘ですが羊羹です。昼の生徒は「ういろう」でした。
他に茶壺の紐結びの方、写真撮り忘れた方、お休み等々
by higashinuma
| 2014-11-26 09:42
| 茶道
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