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つれづれ

バナナ

27年5月23日 土曜日 薄いベールの晴 25.1℃ 湿度も感じ無くさわやかな朝

朝食はフルーツ、牛乳を入れた珈琲、ヨーグルト、パン。毎日決まり切った食事ですが、フルーツとパンの種類は時々変わる。
今朝はバナナとパイナップル。パンはガーリックフランス。

バナナはこのところ毎日欠かしていない。子供の頃は父の東京土産でしか口に出来ず、とても嬉しかった。「東京ばな奈」は成程、そう言う事かと妙に感心している。年間40億の売り上げとは凄い。

バナナで思い出すのは船戸与一の冒険小説「虹の谷の五月」2000年に第123回直木賞受賞作品。分厚い上下巻。引きこまれるうにして読んだ事でした。
フィリピンはセブ島の片田舎に祖父と住む日本人の父とフィリピン人の母を持ち、闘鶏を育てる少年トシオが主人公。同じく朝食はバナナを口にする場面が描かれる。

今朝のバナナもフィリピン産。「濃高」この銘柄は初めて口にしたが美味しかった。
バナナ_b0197486_823331.jpg

今はスーパーに行けば数種類のバナナを売っているし、比較的手頃な価格。田辺農園、昭和のバナナ、もっちり等々。何種類か食べた中で「特選」を買うが、小さかったり、傷んでいたりで買えない事もある。
今日の銘柄は私鉄系のスーパーで初めて見た。大きさも手頃で特選と価格も同じくらい。他に痛みも無く、大きさも満足した手にした銘柄があったが、倍の価格だったのでびっくりして戻した。一本でとても高いのもある。一体誰が買うのだろう。

バナナダイエットは効果があるだろうか?バナナを先に食べて、その後は何でも好きに食べて良いと言う事でした。バナナの酵素でその後の食べ物が分解して消化が早くなるとの事。
一時期、中断した事もあったが、若に象みたいと言われながらも食べ続けたが、効果は果たして有ったのかどうか。
一つ事にいろんな説が有っていろんな人が御託を述べている。その中でも面白いのを見付けた。
バナナの熟度で健康効果が違うと言う事でした。
青色(熟していない)は整腸効果、黄色は抗酸化、茶色は免疫増強で胃潰瘍抑制とあった。
それらを考えたら未熟の物から完熟まで、三本は食べる事になる。

バンコクに行くと良く焼バナナを路上で売っている。
私も家で焼く事があるが、とても甘くて美味しい。それからスィーツの話しになるが、料理学校のデザートでバナナを春巻きの皮で巻いて揚げるのを習った。一種類はバナナを縦に半分にして、中に餡を挟み皮で巻いた物、もう一つはそのまま皮に巻いて、どちらも揚げます。仕上げにはシナモンを振りました。
揚げたてを真ん中から斜め半分に切り、皿に盛りスィートバジルを一枚添えてエスニック風のデザートで美味しかった。
実はインドネシアのポロプドール観光の後に休憩所で同じものを出され、懐かしかった。

海外旅行でホテルの朝食にバナナがあるのは割と珍しい。もし、有ったとしても小さいバナナです。本当は是が美味しいと言っていたが、他に色々のフルーツがあると手に取って皮を剥くのも面倒と言うか、何だか食べる気にならない。

※船戸与一は「ゴルゴ13」の原作者で、外浦吾朗の名前で書かれています。
2015年4月22日癌で死亡。71才
by higashinuma | 2015-05-23 08:13 | 食事 | Comments(0)

茶道をとおして日々の流れをつづる

by higashinuma