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つれづれ

手紙

27年6月30日 火曜日 曇り 25.5℃ 天気予報で聞くよりも冷えている感じがします。

今日は第5火曜日のため教室はお休みです。本を読みたいなぁと予定していたが、茶友の御尊父と料理学校の校長が喪中になり、知らせは葬儀などが終わってからの事。どうしたものかと思ったが、どちらもお供えの花を送る事にした。で、注文に小一時間もかかり、これからお悔やみの手紙を二通書こうとしている。

茶友の御尊父にはお会いした事は無いが、お家は教室の近くで、何かとお世話になっている。つい最近、連絡取ったが、研究会はお休みとの事だった。その方の師匠に、先週ご葬儀は終えたが、貴方も知らせるべきでしたと昨日聞いた。

料理学校の校長は6年間?お世話になりました。副校長であられる、お嬢様にも当時からお世話になり、昨日連絡があった。その後改めて、新聞掲載を見たが新聞は取っていないので存じ上げ無かった。

こう言うのってタイミングを外すと白けてしまう。結果、有耶無耶になってやがて忘れられてしまう。
でも、やはり長いお付き合いで、現在も親しくして戴いていては「そうでしたか」では気持ちが済まない。

もうすぐ新盆になられるのですが、未だ49日も迎えていないので、新盆とは言わないと思うが、多分今頃は家の中が広くなった感じと寂寥感を感じておられる筈なので、白ばかりの花より少し赤も入れて明るい物を選んだ。亡くなって直ぐは葬儀まで忙しいし、その後も遺産整理とか色々続き嘆き悲しむ暇も無い。

もう、何人送った事だろう・・・・母は若くして亡くなったし、私も入院していたりで殆ど知らないが、葬儀の日は人が大勢集まるので、まるでお祭りのようだと、一滴の涙も流して無かったと思う。その後は育ての親とも言うべき祖母が亡くなり、此の時は既に東京に出て居たので、一緒に住んでいた時とは感じ方が違う。そして父も亡くなった。一番近年は直ぐ上の兄を亡くしたが、彼はサンパウロ在住で、一度イグアスの滝等に一緒に旅行したりで、幼いころから一番仲が良かったと思う。流石にこの時はショックだった。彼の地で亡くなって、彼の友達からの連絡だったので、身内が何も出来ない事に苛立った事でした。

それから、茶の師匠のご母堂の葬儀。天皇と宮内省からお供物が届くのでお迎えしてと言うのが印象に残る。師匠のご主人が亡くなった時は私は火葬場に行っていたが、師匠がもうすぐ終わるから精進落としの料理の支度を早くしてと言われ、ご自宅へ飛んで帰った。驚きだった。確かに涙も無かった。社長夫人として、私には話がありましたが、愈々その日が来るまで、気丈であられた。この強さはどこから来るのかと思った。

案外、こうして身近の人達を送ると、淡白になってくると言うか、動じなくなるのは確かのようです。
自分が残り何日と宣告されたらどうするだろう・・・多分、同じく動じないと思われる。何度か死にかけて居るので、生かされている事に感謝と、それのお礼お返しをするものと何気に思っている。

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三時のおやつ・・・若が買って来たマネケンの宇治抹茶ワッフルと牛乳珈琲
届いたばかりの茶道誌を見ながら・・・大凡こんな感じです。
by higashinuma | 2015-06-30 09:59 | 所感 | Comments(0)

茶道をとおして日々の流れをつづる

by higashinuma