人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

つれづれ

懐かしい場所

27年11月7日 土曜日 22.8℃ 

我が家から多摩川を介して向こうの神奈川側の丘陵はよみうりランド。
その山(丘陵)の手前側に、昔々の事ですがお世話になった方が住んでいて随分ご無沙汰している。ここに越してきて毎日その山を眺めて、どうしているか気がかりだった。

昨日は天気が良くて思い切って行ってみた。去年も一度出かけているが、街の様子がすっかり変わって家が見つからなく、坂が多いので疲れて帰るときに見つかったが、その時は本当に疲れてそのまま帰った。

昨日も道を間違え、方向がつかめなかった。山が三つも四つも重なっているのは想定外。で、宅配の人に教えてもらった。とても親切に教えてくれた。道はそんなに大外れでは無かった。
そして、簡単に見つかった。

この方の家の近くには大きなお寺があって、こちらの住職にもお世話になった。この時の住職も、別のお寺に移られていた事を知った。
話に因ると廃寺寸前のところを今のように大きくされたと聞いた。
懐かしい場所_b0197486_8522286.jpg

山門
懐かしい場所_b0197486_8525172.jpg

本堂
本堂の右手は庫裏になり、その奥に書院や茶室の伽藍が並ぶ。裏山を借景にしたその庭がまた素晴らしいものだった。
懐かしい場所_b0197486_8541549.jpg


その後、懐かしい知人の家に向かう。
外からは雨戸も閉ざされ、お留守の様子。庭の様子からはご健在と思われたが、ご高齢なので、確か親戚の方が何人かおられるので手入れに来られているのだろうか。
結局そのまま帰った。
帰り道、直ぐ近くの空き地に見事なススキが
懐かしい場所_b0197486_8593317.jpg

確か、この空き地の住人も、知っている人で、大きなお家だった。倒産により夜逃げ同然に越したと聞いた事がある。気になって、もう一軒の知り合いの家も訪ねてみた。廃家だった。離婚騒動があったので、別れたのだろうか。10年ひと昔とはよく言ったことだ。人生も随分変わるものです。

この辺りは未だ未だ農家も多く、里山の雰囲気で歩くのも苦にならなかった。前の時と反対側から行った事になるので、案外なだらかな坂道だった事もあるが、結構高い場所です。
農家の一角で柿や野菜を売っていたり、散歩にはとても良い場所。
みんなどうしているんだろうと思いながら歩いた事でした。

※仙谷山寿福寺 創建は推古天皇6年(598)と言われるが、度々の焼失により定かではない。
この地には道鏡と言われる仙人が棲み仙谷と呼ばれている。義経が奥州に下るときにこの寺に身を寄せている。近くには小澤城址がある等々歴史地域でもある。
by higashinuma | 2015-11-07 08:44 | 所感 | Comments(0)

茶道をとおして日々の流れをつづる

by higashinuma