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つれづれ

ご銘

27年11月25日 曇り後雨予報 20.3℃ 寒い 

昨日の稽古で11月も終わり。後、12月の稽古4回で今年も終わりです。
いつもながら早いなぁと感慨深い。
それにしてもお休みが多い。病気、仕事で疲れた、家庭の用事等々。今月一度も稽古していない生徒、一回しか稽古していない生徒も居る。
早く帰りたいので、お茶飲みにだけと言う生徒も居たが、その方が来てくれるだけ有難い。
でも、寒くなったし、夜も早く暗くなるので無理は無し。
安くない月謝なのに・・・一回の稽古で私の月謝と同額の先生も居る。そこは気にしない事にしよう。

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土佐水木の紅葉と乙女椿を白磁の下蕪花入れに。葉が4枚が気になりますが、取ってしまうと寂しくなるのでそのまま。
この花入れは愛媛県の砥部焼です。砥部焼は厚手の白磁に藍の絵付け(染付)が殆どですが、それらは雑器(日常使う器)昔の物には薄造りの茶道具も多くあります。
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重ね茶碗の稽古・・中蓋等の省略があったり濃茶点前が充分分かってないと難しい。最後の片付けで茶杓を持って建水下げるは、次茶碗の湯通しがあるので、建水を下げません。次茶碗を勝手付に置いてその手で建水を下げる。
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主菓子は「銀杏餅」由来は皆さん分かっているようです。
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学校に行く前に来ているので時間が無いため、薄茶点前のみ
でも、薄茶運び点前は基本で一番難しい点前です。
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荘物の点前から、最初は茶杓荘
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フランスのお土産で、頂き物のチョコレート。枝のようなデザインでマンダリン味。
美味しかったが、チョコレートが好きではない人が案外多い。

他に唐物点前の方もいましたが、何人か写真撮るのを忘れました。
色々の都合で、生徒が来るのに時間差があります。カルチャーと違い、同時に同時間で始める訳では無いので、大凡、午後1時半から夜9時半頃まで炭継ぎが大変です。しょぼしょぼ継ぐと炭が勢いがなくなるので、懐具合を気にしながら炭を継いでいます。👈ここまで書かなくとも・・・。

※追記
茶杓の銘は毎回楽しみ。
「山の彩」の銘も出ましたが、ちょっと遅いでしょう。
紅葉には「梢の錦」「竜田川」「通天」「龍田姫」「里紅葉」「草紅葉」「錦秋」等々あります。
他には「初雪」「初霜」「初氷」「霜の朝」・・

お菓子屋さんが研究会で「紅葉」のお菓子の注文でしたと言う。私の注文は「通天」。通天は三枚切れ込み葉、紅葉は五枚切れ込み葉。誰が決めた訳でもないが、そんな決め事がある。私は三枚でも五枚でも良いよと言っておいた。どちらも練りきりで型に入れて作る。で、持って来たのが「猪の子餅」。
研究会は「通天」でした。さて、何で通天と言うか?
紅葉で有名な東福寺の通天橋から取られたものと思います。
何で三枚の切れ込みか?
通天橋から見る紅葉には唐楓と言う種類の木も植えられていて、それは三枚の切れ込み葉だからです。
私の記憶では仙台の城の近くの街路樹が唐楓で今頃は美しい紅葉でした。前に住んでいた街の駅近くの街路樹にも唐楓があり、見とれたものでした。
次の日曜日には書道等の勉強会があるので、みんなバスで来られているようですが、市役所前の辺りの紅葉は唐楓ですから車窓の紅葉を楽しんで下さい。
by higashinuma | 2015-11-25 07:57 | 茶道 | Comments(0)

茶道をとおして日々の流れをつづる

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