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つれづれ

尊厳

28年2月15日 月曜日 雲の多い晴れ 21.1℃ エアコン無し

昨日からの続きで今朝も暖かい。この時間でも20℃を超えるのは5月頃の陽気だろうか。昨日午後、と言ってももう3時頃でしたが、ちょっと自転車で出かけ、風は強いものの肌着にシャツを着ただけなのですが、長い坂道を上って汗ばんでいた。帰りは寒いと思ったので、ダウンの薄手の物を持って行ったが結局は着る事も無かった。それに、帰りは行った先で5時になっていたが、今は夕方5時でも明るいですね。この辺りは造園業が多く、梅が見頃だった。
土曜日に市場で戴いた白梅の枝が、蕾を選んだのにもう咲いてしまった。明日の稽古に使えたら良いのに。

タイトルは「尊厳」本当は「尊厳死」と書きたかったが、朝一番からタイトルに「死」を付ける事にためらいがあった。
最近読んだ本に「人は生きてきたままに死んでゆく」三砂ちづる著があって、末期がんの夫を訪問診療で看取った妻の記録です。
私も死者には多く会ってきた。小学生入学前の5歳位の頃に母を亡くした。母は肺結核で隔離されていたので、様子の良い時は帰宅していたが、記憶にあるだけで4回5回会っただけのような気がする。それに、私も病弱で入院していた事も在り、唯一、クリスマスの日に病棟から病棟へ看護師が私を母に会わせに連れて行ってくれた思い出がツリーの華やかな色と共に鮮烈に残る。そして母は病院で亡くなったので、祖母(母の実母)が早朝に病院へ出かけた記憶しかない。多分、骨になって帰ってきたのだと思う。
それから、中学生になり下校の時に交通事故で亡くなったばかりの人を見た事。東京で働くようになり、祖母も亡くなり、父の死は在宅でしたが死に顔を見ただけでした。その後は茶道師匠のご主人の死。末期癌で自宅で亡くなった。師匠は動揺していたのでしょう。特別に用と言う用は無かったが、直ぐに手伝いに来てほしいと言われた。師匠の母親の死、直ぐ上の兄の死、知人の死。最近では前のマンションの住民で飛び降り自殺。飛び込む前に顔を合わせ呼びかけもしていたために第一発見者と言う事になってしまった。飛び込む瞬間は人を呼びに行っていたので見ないで済んだ事が私には幸いでした。

この本は人の死の安らかさを語っている。細かな描写がぐいぐいと惹きつける。死が近くなると下顎呼吸をするようで、「今夜ですね」と医師は栄養補給の管を外し「夜中でしたら私だけに連絡するように」と言い残し帰る。やがて酸素吸入も吸うことなく酸素が漏れるので、外してそののち静かに息を引き取ったとの事。

「息を引き取る」死の表現として使う言葉ですが、以前、コラムのようなもので、生まれた時と死の時の呼吸はどうなのかと面白い文があった。死の時はこの言葉に反して「吐く」のが最後らしい。そして誕生の瞬間は「吸う」大気を吸ってあの大きな泣き声で世の中に知らせるのだろう。

是には諸説あるようですが、私はこの説が妥当だと思う。
例えば大勢の前でスピーチや何かをする場面や怒りを抑えるために私は息を吐く、それもゆっくりゆっくり例えば吐きながら10を数える。生徒には深呼吸してと言う。深呼吸は深く息を吸う事ですが興奮状態にあると吸う事もままなりませんので、吐く事を言います。ゆっくり10を数えながら吐くと深く息を吸う事が出来るのです。

誰しも直面する死は安らかであってほしい。一度、ゆっくりと息を吐いてみると気持ちが収まり、特別な状態で無い限りは、多分そのような状態で最後を迎えるのだろうなと思う。見送った多くの人が安らかなお顔だった。

気分転換の我が家飯
昨日の昼は土曜日の来客ために3合炊いたご飯が多分一合は残り、焼飯にした。
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鮭+葱+卵+シャンタン+醤油少々=旨旨!
是は普通にみんながやるような方法で作ったが、卵をまんべんなく飯粒に絡むように作る方法もある。
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ポテトサラダ
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風呂吹き大根と生姜味噌・・・若の要望
こんな温かい日でも美味しいです。
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自分で食べたい一心で若が作った( ´艸`)
不味くは無いけど・・・

テーブルクロスは雲南省大理辺りで造られる藍染です。絞り染め花模様の一ひらが白抜けしているのが気に入っている。
by higashinuma | 2016-02-15 08:24 | 所感 | Comments(0)

茶道をとおして日々の流れをつづる