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つれづれ

震災の事

28年3月6日 日曜日 19.4℃ 暖かい  曇りですが日差しがある。雨予報なのに・・
3.11に近くなって報道は勢い震災と原発事故。
思い出せば、確かにあの震災は私の生涯二度目の大震災でした。
一度目は1964年6月16日の新潟地震。生家は倒壊はしなかったがメチャメチャで、当時、襖は漆塗りの板戸でしたが、割れて駄目になり、お風呂も罅が入り使えなくなりました。何よりその状態では余震が怖いので家には入れず、当日はトラックで田圃の中で寝た記憶があります。家の修理までは数か月をトラックやコンバイン等の収納兼倉庫で生活した。因みに土蔵は壁土が全部落ちた事でした。

3.11は家に居たが立って居られずに、玄関を開けてドアに掴まっていました。一部屋が棚の荷物(本と茶道具)の一部が落下し、足の踏み場もないとはこのこと。それから冷蔵庫が移動した。新潟地震を経験していたので、そんなには驚かなかったが、携帯が繋がらず若がどうしているかも分からず気がかりでした。隣のご主人が帰宅して、道路事情が悪い事を知りました。彼は友達のバイクで裏道を帰ったので早く帰られた由。そのうち、家の電話に若の連絡が入り渋谷から歩いているとの事。公衆電話から電話している事等を知りました。

当日の報道は津波で家が流されてゆく映像がショックだった。阪神淡路震災では高速道路の倒壊や電車が高架より落ちそうになっていた事。そして火災。
まさかの原発事故。情報が錯綜して東京も危ない等で非難を考えたほどでした。
津波では北海道の被災1993年7月12日も記憶に残る。津波で火災が起こるなんて驚きでした。

我が家で心している事は大型家具は置かない。水とラジオや懐中電灯などの防災用品、それから食料位かな・・・この辺りの避難場所は多摩川河川敷なんですが、本当にここで大丈夫か疑問がある。
新潟地震でも揺れで川の水が溢れて来ていたし、地割れから水や砂が噴き出す。学校のグランドに出た学生が地割れに落ちて死んだ事もありました。私も地面から砂を噴き上げるのを見ましたが、恐怖でした。それから、津波は川を遡行します。ここいらは羽田河口から30キロ?地形からしても津波は大丈夫だとは思うが。

東京直下地震や富士山の噴火、駿河湾の地震等々いつ発生するか分からない危険要素を孕み乍ら生活しなければならない。ある意味「なるようになる」ですが、報道を見ていて如何に正確に情報を得られるかの難しさを思った。一番の問題は、それなりの立場の人の思惑で、右往左往する事の危険性はどうすれば良いのだろう。すべてが稲藁を燃やして、庶民を救った庄屋のような人とは限らない。

口直し
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この日は坦々麺を食べようと思ったが、「ワイン冷やして置いて」の電話でワインに合う即席料理を作った。ワインに合い、旨い!
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鰤の照り焼き・・フライパンでしっかり味を付ける・・弁当にも向く我が家の定番

担々麺は合挽と浅利、オイスターソースでスープを作りますが、時々食べたくなる。写真無し
by higashinuma | 2016-03-06 10:29 | 所感 | Comments(0)

茶道をとおして日々の流れをつづる

by higashinuma