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つれづれ

花冷え

28年4月2日 土曜日 曇り 17時を迎えて室温は朝から20.2℃ 寒いと思っているのは自分だけ?

午前中は都心の花見。午後は自転車で近場の花見。手が冷たく余計に肩の痛さに響く。親指の筋は手首のツボから肘のツボと順に指圧して、肩、首筋と通っている。鎖骨の処が痛かったのを、ずっと揉んで貰って、鎖骨の処は良くなったが、多分、寝る子を起こしたと言った感じなのでしょう。

今日のような日は「花冷え」の言葉通り。花と言えば桜を指しますが、それらにまつわる言葉が多いのも、日本人が桜好きだからでしょう。ちょっと上げてみると「花筵(はなむしろ)」「花筏(はないかだ)」「花あかり」「花陰」「花霞」「花衣」「花吹雪」「花守」・・・それにそのものではないが「隅田川」や「吉野」は桜の名所。「雲錦」は桜と紅葉。
茶道具の意匠にも多くあり「初桜」「遅桜」は茶入の銘。花筏は棗、炉縁などに裏千家宗匠が何人か取り入れている。「桜川」の水指、「吉野山」の茶壺は仁清の作品で黒と白がある。「雲錦」は乾山の盛鉢が有名で茶碗にもその意匠を取り入れて多くの作家が造っている。

日常雑器でも今使っているマグカップは急須と共柄の桜。何処にしまい込んだかガラスの菓子皿も確か桜の絵。それに宇野千代が桜が好きで、着物等に使っているらしく、そのデザインを取り入れたお重も確か何処かに紛れ込んでいる。或いは誰かに上げただろうか???こういうのは呆けとは違うと思うんだけれどどうなのだろう。

開花宣言等は「染井吉野」だけれど、種類が多いので、未だ暫くは楽しめる。私の実感から言うと東京でも桜は9月頃に咲く十月桜から5月頃まで咲いているように思う。
神代植物園には65種類の桜があるらしい。ここの枝垂桜は見事ですが、ここで見つかったと言う新品種「神代曙」も外せない。

私は関西風の道明寺の桜餅が好きですが、葉を三枚縦に使った江戸前の桜餅は長命寺の桜餅。そして葉も食べるか、外して食べるかと言えば、この長命寺の桜餅だけは流石に三枚の葉で、外して食べます。
今年の社中の初釜は「桜湯」から始まった。当番の心入れです。あれは塩抜きが難しい。抜きすぎると味気ないし、塩からかったりですが、今年は見事でした。近頃は洋菓子にも桜の香りを付けていたりする。「アンパン」は銀座木村屋が始めたと聞いてますが、あの、桜の花が載ったのも美味しい。
和菓子ではどこでも作るようになったが、白餡に桜の葉のみじん切りが混ぜてあったりして香りが良い。

桜で忘れがたいのは、近くの野川の桜のライトアップ。丁度、点灯の時間に行き合わせて、その瞬間の驚きは今も眼裏に残る。芝居の緞帳が上がると吉原のメインの通りの桜並木。そんな雰囲気だった。吉原では客引きもあって、その季節には桜を植えたと伝わる。これも花の季節を過ぎれば別の木が植えられたようで、それも凄い。当時は植木職人が多く住む染井村からの仕事らしい。そして染井村で「染井吉野」が誕生したと言う。

「花咲じじい」の話はいつ頃出来たのだろう。室町時代とも言われるが、とても粋な発想です。そして昔話シリーズのコマーシャルは私の今のお気に入り。

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by higashinuma | 2016-04-02 09:05 | 所感 | Comments(0)

茶道をとおして日々の流れをつづる