お菓子

28年4月9日 土曜日 晴れから曇り  21.6℃ 

午前中は勉強会があり早く出かけた。先生のご都合でいつもより早く終わった。昼を食べて帰ったら2時頃。ちょっと昼寝。
近藤勇の生家の辺りに由緒ある神社があると言うので、散歩に出かけた。引っ越して2年目を迎えようとしているが、近所を良くは知らない。
通りがけに、府中に本店をおく、この辺りでは大きなお菓子屋があり寄ってみた。前の家の処にも支店があって、何度かは買いに行っていた。「上生菓子は冷凍です」と最初から言ってくれたし、それでも美味しいので、稽古用に注文していた事もあるが、何しろ重いので教室の主菓子は届けてくれるところに大凡三か月単位で注文している。それでは本当の意味で勉強にはならないのだが・・・
で、今日は珍しいお菓子に出会った。
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その名も「生姜焼き」
前に「調布」と言うお菓子があって調布市のお菓子と思っていたが、それはどら焼きの皮?で求肥を巻いたお菓子の種類だったと言う話を書いたことがあるが、これもその一種だった。求肥に生姜が混ぜてある。生姜が好きな人には良いかもしれない。私は可もなく不可もなくかな・・でも、名前が面白い。この手にはもうすぐ「若鮎」があるが、この店には「さつき鯉」と言う名前で売られていた。何のことは無い「若鮎」の姿を少し変えて「鯉昇り」の形にしたものだ。

今日の勉強会は利休が良く用いたと言う「麩の焼」。NHK美の壺で放映されたらしい。
「麩の焼」とはどういうお菓子か?
利休生存時代の「日葡辞書」には小麦で作った小餅で炒り焼したものと説明があるそうです。また、利休没後100年位に刊行の「雍州府志」にはクレープ状のように書かれているとの事。
今でいえば生麩のようなもので、白味噌を塗って焼いたお菓子と言う事です。今は生麩を商う店がありますが、メジャーでは無い。利休時代には勿論無いので、重要なのは亭主の手作りと言う事です。
これが「もてなし」と言う事。

珠光餅の話は無かったが、搗きたて餅に白味噌を練って掛けた物が主菓子だったりする。西京味噌等は砂糖を加えなくとも甘みがあるが、今は砂糖も加えて練るので単純ですが美味しいです。花びら餅も味噌餡。私は好物の一つですが、柏餅の味噌餡。白餡に白味噌を加えて練った餡は飽きない。

お菓子の菓から草冠を取れば木の実、果物の果です。今は水菓子と言って果物を一種添えますが、四つ頭の式などでは、蒟蒻の煮た物、椎茸の煮た物等がお菓子として呈されます。先の利休の「麩の焼」にも椎茸の煮た物等が添えられていたようです。
それにしても「水菓子」が果物と言う事はどういう事だろう?「水菓子」と言うと「水羊羹」みたいな連想をしてしまいます。

※今は水菓子は水羊羹の類をさしている事が多いとか。果物を水菓子とは関西では言わない?
何とも不思議な言葉で、何故そのように言うかは明確には分かりません。

余談ですが、この頃「鯛焼屋」が多いと思いませんか?私の近所には駅から家までの数分の距離に2軒あります。その二軒ではないが、色々な鯛焼が出ています。「びっくりぽん」なのは鯛の餡が焼きそばだったり・・これも時代ですね。
この前、帰る時に鯛焼屋の前を通ったら若いスーツのサラリーマン二人が鯛焼を買っていた。別に悪くは無いのだが、その意外性にまたもや「びっくりぽん」だった。スーツで歩き食いのサラリーマンも。

by higashinuma | 2016-04-09 17:35 | 所感 | Comments(0)