人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

つれづれ

釣船花入

28年7月13日 水曜日 曇り 27.9℃ 気温的には涼しい筈ですが、蒸し暑いので調子が今一で、多分3年前に事故った時の後遺症みたいな事で頭痛。あれは、一年後までに何もなければ大丈夫らしいから、こういう時には上手に付き合うしかないのだろう。

さて、昨日は両手に荷物持って、釣船花入を持って行った。取り寄せたお菓子の羊羹が重い。
釣船花入_b0197486_155271.jpg

釣船花入_b0197486_1552778.jpg

縞葦を取りに行った処に槿が咲いていて、これ幸いと戴いて来た。多分「日の丸」と言う種類。それで生徒が来られる前に下を向いてしまったので、持って行った「光花笠」と入れ替える。
釣船花入_b0197486_15131751.jpg

本当はもう少し大きな花なのですが、前日に伐って、朝咲いた花は一回り小さく咲く。
それで、一枝に二輪咲いていたが、そのまま使ってみた。が、案外、様になっているように見えるのは自負だろうか。この二輪は同船の親子?夫婦?恋人同士?・・何に見えますか?
花入れの高さを決めるのは難しい。床が低いので上の掛ける部分でも調整している。
釣船花入は三種類に扱われる。出船、入船、泊船。泊船用の台も付属しています。今回は午後なので入船。午前中や例えば卒業、旅立のテーマなら出船の扱いが良いと思われる。
久しぶりの稽古で、いきなりですが
釣船花入_b0197486_1549728.jpg

和巾点前・・やったことあるようなないようなと言いつつ
もう一人、初めての和巾点前の生徒も居ました・・写真撮り忘れ。
釣船花入_b0197486_15501990.jpg

主菓子は「満天」銘で彩雲堂製・・見た目も美味しさも◎ですが、切るのがね( ´艸`)
そして干菓子は
釣船花入_b0197486_15521731.jpg

ミニ桃山です。包みのままに
釣船花入_b0197486_1553492.jpg

今日は先週稽古出来なかった釣瓶の扱い
涼しそうな素敵な着物です。
釣船花入_b0197486_1621489.jpg

釣船花入_b0197486_1625246.jpg

釣船花入_b0197486_1631594.jpg

長緒点前
釣船花入_b0197486_1634669.jpg

釣船花入_b0197486_1643439.jpg


※生徒からの質問でお菓子の桃山はどうして桃山と言うのかと、巴の紋はどうしてかの質問がありました。⇒私が聞いていたのは秀吉の伏見城の跡地に桃が植えられ、この場所が地名として、桃山と呼ばれるようになった事。その名前がお菓子の名前になった。なので、巴の紋は伏見城の瓦の紋かなと応えました。が、秀吉なら桐の紋でしょうと言う疑問もある。事実、発掘した瓦には金箔が貼ってあった巴の紋や菊の紋、勿論、桐の紋が出てきたようです。
私も大好きな桃山ですが、大凡は上に書いたような事で明確な答えは無いようです。

お休みや写真撮り忘れた、お茶飲みだけの生徒色々
by higashinuma | 2016-07-13 16:06 | 茶道 | Comments(0)

茶道をとおして日々の流れをつづる

by higashinuma