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つれづれ

筆記試験

28年7月20日 水曜日 曇り?晴れ? もうすぐ午後4時 29.2℃ 

昨日も教室で花を入れていたら、グラッと来た。つい、つんのめりそうになった。意外と大きい地震で揺れが長い。携帯で情報を確認したら、日曜日の震度と同じ予震だろうか余震だろうか。早朝もありましたね。気象庁よりは正確に報道は無かったように思うが、千葉南東部は大きな地震があると予告はあった。他に東京直下等々。東海地震も予告があって久しいが、中部地方は確率が高くなって、韓国よりの旅行者が減った原因かどうかは分からないが、韓国と四国の松山便が無くなったと今日のネット情報です。地震も正確にと言うか確立を上げての情報提供は難しいのだろう。人民を惑わせる(パニック)を抑えるために政府で調整していなければ良いのだが。

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今日から軸は三玄院元住職 長谷川寛州の短冊で「滝」一字・・・是はお願いして書いて戴いた。
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花は時計草をメインに下野を添えた。この時計草は昨日が満開だった。少し勢いがなくなって下野以外の他の花では合わなかった。
メインを引き立てる事は何でも難しい。ややもすると出たがりになる。控えめにすると存在が認められない。茶の世界は「出ず入らず」花に改めて教えて貰った気がする。
夕方になって時計草の花は殆ど萎れた状態になったので、生徒に槿を入れて貰った。花を見せて、薄板と花入を選んでもらう。で、そこまでは良かったが、花入の口が槿一本では広すぎて花が止まらない。苦心していたが、どうしたら良いか教えた事でした。今回は夕方ですが、槿は開き始めていたので萎れている花の上の蕾と葉を思い切って伐った。その時はちょっとね~の感じでしたが、暫くして姿が良くなりました。
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未だ咲ききらないので終わって、生徒に持たせた事でした。

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涼しそうな着物で見えました。
今日の課題は流し点て・・・客との会話が弾みません。
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主菓子は水牡丹
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写真撮り忘れて去年の写真です。今回は透明の波紋ガラス皿に・・葛のお菓子は冷蔵庫は無理なので保冷剤を載せて冷やしました。皿は冷蔵庫で冷やし、そのままでは曇るので水を通して使う。
・・こだわりが多すぎるとか耳にしますが、こういう気遣いがお客に伝わるのです。
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で、長緒で濃茶を練って貰う
茶碗から上げた茶筅を見て、濃くないですか?と言うも、本人と正客は丁度良いと言う。でも、私も戴いて、練り加減が今一でした。詰め迄渡った時には濃すぎる。正客は研究会で濃茶点前を見学し、詰めに回るまでに冷えてしまうから早く回すようにと言われた業躰の言葉は覚えているが、お茶が濃ければ早く詰めに渡っても美味しく戴くには程遠い事です。適宜と言う事があるので、私が濃いと言ったのを、点前をホローアップして誉めて言っているのは目に見えている。稽古とはそういう事では進歩しません。和気藹々も忘れてならないですが、切磋琢磨が大事です。それと素直になる事も忘れずに。
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だいぶ様になってきました。学校では古文も専攻しているらしい。茶杓の銘の宝庫だと思うのですが今少し理解が難しい。
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干菓子に到来物の鎌倉豊島屋「松ヶ岡」を使う。主菓子でも充分使えるお菓子です。
円覚寺や東慶寺のある辺りの地名「松ヶ岡」に因む。

※ご銘の宝庫は「源氏物語」今の季節では「末摘花」が使える。言わずと知れた「紅花」の別名。源氏が一晩過ごした姫は鼻が赤かったのでこのような名前になった。「夕顔」もありました。
例えば「平家物語」でも・・祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理(ことわり)をあらわす・・「祇園精舎」や「鐘の音」「諸行無常」「響き」「沙羅双樹」「花の色」等々

※今年も社中の筆記試験が始まっています。あと一人で終わりますので、正答率はその生徒が終わったら書き出しますが、今のところ、う~ん(´;ω;`)の状況です。

※毎回言う事ですが、茶道は遊びとしたら高い代償です。其々に目的があるのでしょうから、無駄にしないように研鑽を積んで戴きたいと思います。焦らず少しずつですかね。
by higashinuma | 2016-07-20 16:03 | 茶道 | Comments(0)

茶道をとおして日々の流れをつづる

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