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つれづれ

冥界

28年8月29日 月曜日 晴れたり降ったり忙しい空 29.6℃ 蒸し暑い

昨日はついにブログを書かなかった。ブログ=日記と考えているので、一日でも休むと何となく罪に問われるような感覚がある。
昨日は、勉強会があり、いつもブログを書いている時間に前の家に出かけた。降りそうだったのでバスで行く。自転車だと早いのにと思いながら。予報ではこの時間帯は降らないようだったが、出かける時も小雨が降っていた。傘をささない人も多く、私も傘は開くことなくバス停に行った。自転車の人も多く、失敗したと思った。終わっての帰りも朝と同じくらいの小雨。結局傘は一度も開くことなく終わった。

今日も午前中出かけた。折り畳み傘は持っていた。バスに乗るまでは日差しもあったが、途中で大雨。で、バスを乗り換えるところで晴れた。その繰り返しで、バスに乗ったらまた降ってきた。バスに乗り込んでくる人は一様にしっかりした大傘を持っている。目的地に着いたら又、晴れて強烈な日差し。帰りも降られなかった。

先日、新国立美術館へ「ヴェネツア・ルネッサンスの巨匠たち」展を観に行った。
宗教画を観乍ら二年間専攻した「西洋美術の観方」を思い出していた。教授がお元気だったら、一緒にイコンを訪ねてイタリアを巡る予定だった。
私としてはローマ神話やギリシア神話をテーマにした美術が好きだったけれど。

今回、15世紀から17世紀初頭にかけてのヴェネツア・ルネッサンスの絵画を5章に分けての展示を観た。最初は「聖母子像」や「受胎告知」そして「キリストの受難や復活」等のイコンが主でした。これらは聖堂を飾るために描かれた。授業で良く耳にしたティツィアーノやティントレットの名画を観る事が出来た。
後半にはイコンから発展して、官能的な絵画、肖像画が並ぶ。その中にパドヴァニーノの冥界からの脱出をテーマにした「オルフェウスとエウリュディケ」があった。これはギリシア神話からの物語です。毒蛇に噛まれて死んだ妻を冥界に行って連れ帰すと言う話ですが「地上に出るまでは絶対に振り返ってはならない」と冥界の王に言われたが、もうすぐ出口と言う所で、妻が付いて来ているか心配になって振り返ったために、妻は再び冥界に行ってしまうのです。
そういえば、日本の神話にも同じような話があったと思い出した。
火の神様を生み出して火傷で死んだ妻のイザナミに逢いに冥界に行ったイザナギの話です。残念ながらこちらは屍から蛆虫が湧いている妻の姿を見て逃げ帰るのですが。その妻に追いかけられて出口を岩で覆ってしまうのです。
二つの話は「見てはならないものを見る」と言う共通の内容で、人間の内面をそれとなく暗喩していると聞きました。
オルフェウス(オルフェと略される)の話では最後に死んで妻と冥界で出会う事になるハッピーエンドです。この絵画は妻のエウリュディケがヴィーナスのように美しく官能的です。オルフェも竪琴の名手として今でいうイケメンに描かれる。絶対的美青年アポロンとも交流があります。この竪琴はアポロンに貰った物とか死後にアポロンが手にした物とか言われます。

日伊国交樹立150周年特別展 アカデミア美術館所蔵の作品を主として展示しています。
~10月10日迄新国立美術館

さて、話変わって平安時代に冥界に出入りしていた小野篁は昼は御所勤め、夜は閻魔様の手伝いをしていたと言う。802年~853年に実在の人です。京都東山六道珍皇寺には篁が通ったと言う冥界への入り口の井戸があります。当時にしては身長188センチと言う大男。どうしてこの井戸からと思った事でした。
「わたの原八十島かけて漕ぎ出でぬと人には告げよ海人の釣舟」百人一首にも採られるほどの文才。

冥界、行って帰られるものなら一度旅行してみたい気もします。と言うか、行った人も居ますね。浦島太郎です。浦島太郎は龍宮城で幾日過ごしていたのだろうか。陸に戻ってみると、自分の両親どころか、知り人は誰も居ないのです。因みに天界は一日、人界は60年、地界は分かりませんが百年周期は充分経つように思われます。でも、彼、浦島太郎は行いが良かったから、土産の玉手箱を開けて、あっという間に白髪のお爺ちゃんになるだけです。まぁ、ここでも開けては駄目と言われていたのですが・・・。

口直し

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ナムル
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枝豆・・だだちゃ豆
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グリーンカレー・・若が作る・・カレー!(辛!のつもり)味は抜群ですが( ;∀;)
私はこれ一杯でお手上げ・・鍋には沢山あります。
by higashinuma | 2016-08-29 15:08 | 所感 | Comments(0)

茶道をとおして日々の流れをつづる