過保護

28年10月29日 土曜日 曇り 22.3℃ 寒い
やっぱり日差しが無いと気分的にも落ち込む。おまけに寒い。これが春に向かっての寒さなら未だ良いのだけれど。
という事で、今日は「過保護」
過保護と言うと何を思うだろうか?私は一番は社会環境でしょうか。環境は子供の頃と随分変わりました。人間だってもともと裸足で歩き手掴みで食べていたと、紀元期の頃を思いはせてみる。未だそういう生活をしている何処かの国の人達も居る訳です。
もう10年も前になりますが、海外旅行で食中毒になった事が過去3回位あります。その最たるものは果物が原因でした。日本の八百屋のような店で皮を剥いてカットした色々な果物が詰め合わせパックで売られていた。果物自体に中毒原因がある訳では無く、その店でカットしている俎板とか包丁、手なんかは洗っているかどうか等々が要因です。
考えてみれば、ある頃を境に文房具は全て抗菌、其の外の用具も抗菌、抗菌、抗菌です。裸足で土を踏む事も無くなりました。
それで、帰国後に通院してO-何とかの食中毒ですとの事。医師は「弱くなりましたね」と言われた。
要するに細菌に対して弱くなったという事です。免疫が低下したと言えば言えますが、健常でも細菌に弱くなったという事ですね。

登校拒否の子供の数に驚きました。「いじめ」が無い訳では無かったが、みなそれなりに本能として対抗心が備わっていた気がしますし、先生も一緒になって生徒の輪に入っていたような気がする。そして「先生に言いつける」や「おまわりさんに言いつける」等が怖かった時代でした。子供たちは外で「チャンバラごっこ」だの「陣取り」だの工夫して遊んでいた。今は田舎でも外で遊んでいる子供達は見つからない。誘拐が怖いし、何より家でテレビゲームが楽しい。大勢が集まって楽しむ事は学校の行事だけのような気がする。昔は年長者も小さい子も一緒になって外で遊んでいた。今はちょっと不良っぽい子達がつるんでいるみたいです。川崎の事件などが生々しい。ある街で小学生が「俺の女に手を出した」(性的な関係を持った)なんて暴力を奮った事件もあったらしい。信じられない事をやっている。

「パラサイトシングル」親の脛を齧って生活する独身者を言うそうですが、介護で問題が出てきているようです。シングルでも仕事を持って、外の世界に交流があれば別ですが、引きこもりだと最悪です。勿論、妻帯者であっても親の面倒をみない人だっています。
以前、介護の手伝いをしていた時、この家では老夫婦と引きこもりの長男が持ち家の一軒屋に住んでいて、お爺様の通院手助けを頼まれた。病院に連れて行って、帰りは天気が良いからと公園に連れて行ってと頼まれた。そして公園の散歩をしながら戦争体験の話等を聞かされた事でしたが、この散歩時間は予定に無かったため、お婆様が帰りが遅いと心配して、私の所属する市の職員へ電話したらしい。職員からの電話で散歩している事等を告げて事なきを得たが、実はこの日も二階で独身長男50歳位が居たのです。介護保険があるからと我々を使わずとも長男が連れて行けば何の事は無いのです。
この家ではお婆様がある程度元気そうで生活には不自由が無さそうでしたが、引きこもって何もしない子供、衣食住の生活の面倒は老婆が見ている。是も過保護の最たるものでは無いかと思う。

足を痛めて、通院にしても所用で出かけるにしても、階段は大方エレベータやエスカレータが備わっている。カードで買い物が出来て、パソコンでも注文が出来る。そこには人と人の接点がない。という事は「会話」が無い。

会話のある処では例えばコンビニ。ドアを開けただけで、遠くの棚で商品を並べている人が「いらっしゃいませ」とか「ありがとうございました」とか言っている。挨拶って人と人が目を合わせて行うのが基本ではないかと思うのですが。商品を並べている店員が大声で「いらっしゃいませ」と言ったので、冗談で「誰も聞いてないよ」と云ったら「そうですね」と笑っていた。お仕着せの教育です。
その位の事は悪くは無いけれど、例えば商品の事を聞いても埒が開かない店員が多すぎる。ロボットの方がましだと思う。オーナーと云うか店長と云うか、何とかならないのか。「辞められると困る」のです。人とのコミュニケーションが取れない。友達(本当にそうなのか?)とのツイッター等でスマホで簡易語での交流ばかりしているから、こんな風な社会になるのだと私は思う。
このまま、彼らが歳を取った時代はどんなふうになるのだろう・・・

気分転換
イルミネーション続き・・大噴水のショウが感動もの
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音楽に合わせて変化する噴水。最後に拍手した事でした。

by higashinuma | 2016-10-29 08:46 | 所感 | Comments(0)