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つれづれ

真贋

29年3月25日 土曜日 晴れから曇り 午後3時 18.7℃ エアコン入れるか迷う

今朝は4時に健太のガサゴソで起き、トイレに行くが又寝る。しかし、眠りは浅い。5時半、再びガサゴソで起こされる。今の季節はこの時点でも外は明るい。昨日、3回も健太にトイレをバラバラにされ、ビターアップルも使い切って、注文したばかり。なので、あのガサゴソはトイレの解体が始まっているのかと気になって寝て居られない。それでも我慢して6時少し前に起きる。トイレは無事だった。
実はビターアップルが切れたと言ったら若が犬を飼っている同僚に聞いたらしく「酢」を散布すれば良いと、ビターアップルの容器に「酢(米酢)」を入れて散布したのだった。
で、散歩に連れ出した後はいつもの通り。今は健太の脚上げオシッコが始まって、トイレの上に乗ってオシッコしても当然外にはみ出してしまう。壁側は段ボールで囲ったので良いのですがサークルの中はオシッコの海になる事もある。動物病院に行くと脚上げオシッコ用のトイレが置いてあり、健太が使う事もあり、便利ですが、トイレシートを貼るタイプなので、多分、健太は噛んでしまうだろう。あの上にネットが張ってあれば良いのにと思う。

話変わって、茶道具の真贋は難しい。茶道具ばかりではないが、家元の箱書き花押も簡単に模倣出来るからだ。
此の前、面白い物があった。鵬雲斎大宗匠がご成婚の折に引き出物としてお好みになられた「寿輪棗」(象彦製?)がありますが、淡々斎が箱書き花押を書かれておられる。ご成婚は昭和30年で淡々斎が亡くなられたのは昭和39年なので、あり得ない事は無いが、果たしてそういう事があるだろうか。他に井口海仙宗匠(淡々斎弟)の箱書き花押の寿輪棗もありました。この二点について私はどうも訝しい。例えば坐忘斎の箱書き花押であれば、ある意味信じると思うが。多分お書きにはならないでしょうが。

淡々斎の箱書きで縁があって半七の平茶碗を求めた。この箱には「頼まれて書いた」旨認めてある。こういうのはあると思うし、私は箱書きが欲しくて買った訳では無い。その平茶碗が欲しかったのだ。だからそれは贋物と言われてもかまわない。
楽茶碗は山ほど売りに出されている。それも格安価格。此の前、信頼のおける店の楽茶碗で通常よりは安価な物があった。店の話に依ると、箱が合わせ箱(最初から付いていた箱では無く大きさが合うので入れたような)だったりすると値段が安くなる等と言っていた。
家元はネットオークションを見ていると話された事があった。真贋を見ておられるようです。

利休が密庵墨跡を使って茶会の後、偽物と言われて破いたと言う話は有名です。彼の国はブランド品でもランクで分けているようでAランクだと殆ど区別がつかないらしい。これはブランド品と言う事は当てはまらない。楽茶碗も言ってみればブランド品です。
昔から手にする人の目を高めなければならないと言われますが、そういう事より、明らかに偽物でしたら、骨董の世界はブランド品の犯罪者と同じ扱いにしないのはなぜだろうと不思議に思うのです。

真贋_b0197486_16214974.jpg

コンクリートの隙間にスミレが咲いていました。
実はこの前に土手の草地に桔梗のような形も色もそっくりな花が一輪咲いていて、写真撮ろうとしたら健太に食べられてしまった。このスミレも健太が狙っていたが、かろうじて助かりました。
蒲公英なども花をガブリ。ところが苦みがあるので吐き出して、以降、蒲公英は食べない。
by higashinuma | 2017-03-25 15:27 | 所感 | Comments(0)

茶道をとおして日々の流れをつづる

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