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トルコ 5

まるでエリンギみたいなこの奇岩地帯は人気の洞窟ホテルや隠れキリスタン等々見所が沢山あります。また陶芸の盛んな地でもあるけれど、今回はサ~と流しただけで、前回は知らなかった東京でも人気の、のびるトルコアイスの店(屋台)に連れて行ったりでした。本当はもう一度洞窟の奥深く生活していた(洞窟の中に竈があったり)と言う隠れキリスタンの見学をしたかったのですが。ベトナムの地下都市(対米戦争の時作られた洞窟)の様相。それから陶芸も洞窟の中で行っていました。以前行った時はやや大きめの古典柄の花瓶を買いました。
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駱駝岩と駱駝・・・この駱駝引いてるおっちゃんは怖い。写真撮ったら有料と怒鳴られた・・撮った後でしたので知らん顔。
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こっちのお兄さんは優しい。自由に撮らせてくれた。この駱駝に乗って写真撮る事に。幾らだったのだろう?
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洞窟ホテル内部客室。ここはこじんまりしたホテル。

古典柄とはトルコはチューリップの原産地なんですね。有名な青タイルや陶器にはチューリップのデフォルメデザインが多く取り入れられています。それから雛罌粟の絵柄も多いです。イスラム系なので抽象画的な線や像を結ばない幾何模様も多いです。
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イスタンブールにあるモスクの壁タイルの一部。チューリップ柄。

ここカッパドキアからは又、バスで3時間半アンカラに到着。
アンカラの観光は無しで、遅い夕食(口に合うもの無し)後はいよいよアンカラ・エキスプレスでイスタンブールへの寝台車です。発車して間もなく、乗務員が客室をベッドメイキングしてくれます。
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イスタンブールは予報通りの雨。ブルーモスクは礼拝時間に行ったため、中に入れず待つ事30分凄く寒い。
アヤソフィアと対面しているが、アヤソフィアは外観のみ。漆喰壁から現れたキリスト画像が見たい!前の時は修復中で一部見られたが、その後どうなったか知りたい。太陽が昇ると窓からの陽でキリスト画像が金色に輝くのです。以前はこの時間に合わせて行きましたので、感動は今もって忘れがたい。
余りに寒く冷たい雨のため、屋台の焼き栗が美味しいと買っていましたが・・・私は天津甘栗の方が良いと思ったのでした。大きさは天津の倍位ある。
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トプカプ宮殿の桜
スプーン職人のダイヤは見逃してしまった。私は前回に観ているが、家の者に見せてやりたかったけれど、一緒に行った(今回の旅行で知合った)人が余りに趣味が違いすぎて・・・・買物ツアー的な人かな?すっかりペースを崩されてしまった。日本でも展示された事があるでかいサファイアが数個とダイヤがふんだんに嵌めてあるナイフ等々は溜息が出る。よくもまあこんなに集めたものよと思うのですが、戦争を仕掛ける代わりにこれらの宝石を使ったとか聞きました。ハーレムは別料金のため未だ見学した事が無い。
いつも遅れるらしい列車が、定刻通り早く着いたのでと言う事で、下町気分のエジプシャンバザールも見学出来た。それから例のグランドバザールへ。「からすみ」を買う。日本の5分の1位の値段。
翌日も寒い!幸い雨はたいした事は無い。帰国の日で午前中はフリータイム。
前にガスっていて行かれなかったボスフォラス海峡クルーズに参加する。
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東西を結ぶ橋。こちらは東洋側。
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街の散策中にパレードに遭う。警察の記念日で100mの赤い布を持って歩いている。
途中で、帽子とマフラーを配っていて、一目散に貰いに行く。早く気が付いた人は一人で各3個も貰っているが奥ゆかしい私はスカ。家の者はマフラー二枚ゲット。貰いそびれた人に一枚上げていました。3個ゲットの人はマイバックへ、それに比べたら教育が良い我家の者は流石です。
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珈琲ショップでスナックを食べているトルコのお姉さんを道路から。嬉しそうな迷惑そうな顔が素晴らしい。
でも、喜んで被写体になってくれたんです。

by higashinuma | 2011-04-30 08:39 | 旅行 | Comments(0)

トルコ 4

再びバスに乗って、5時間半のドライブ、内陸の方に向かいます。
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こんな感じに飽きちゃいます。
途中で隊商宿の写真撮影休憩。以前に来た時は中の見学もしましたが、今回は入場せず。
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この中に駱駝と共に宿泊していた。中の住環境はとてもよく、此処と同じ建物だったか忘れましたが、今はレストランになっていて、トルコピザの熱々を戴いたような覚えがあります。
この時はデジカメではなかったので写真アップは出来ませんが・・・。

漸くコンヤの街に着きました。「今夜はコンヤに泊まり」なんて親父ギャグ多発!
神学校と博物館見学。前はこの中の撮影も出来ましたが今は禁止。教団の展示の一つ旋回舞踊の写真が何処かにあったはず。
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博物館(モスク)の入り口の足洗い場で。今は使われていません。見学は靴の上にビニール袋をかけます。

今日もバスの旅。とりあえず3時間。この道はシルクロード。
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単純な道のりだけれど、駱駝を引いて歩いた千古の道と思えば心躍る。
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絨毯の絵。絨毯売場の闊達なお喋り、綾小路も真っ白だろう。に拍手喝采!
再びバスで「キノコ」の谷へ
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絵葉書でもお馴染みの駱駝石。
この辺りは鱒の料理が有名で、以前の時はこんな美味しいものと思ったが、今回の鱒料理は(泣)

by higashinuma | 2011-04-29 08:54 | 旅行 | Comments(0)

トルコ 3

成田空港からイスタンブール空港は直行便で12時間半。
結構大変ですが・・・時差(サマータイム)6時間。お昼頃に出て、夕方着くのでハワイに行った時のような感覚は無い。それでも日本時間では零時を過ぎているのだが、フライト中は窓を閉める指示があり、消灯するので、ゆっくり昼寝が出来るためか意外と元気。
昼ご飯と夕ご飯、それにおやつタイムがある。おやつは寝ていたらパス。
韓国からロシア上空、黒海を越えて行くようだ。
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1時間程でイスタンブールだ。3月末なのにこの辺りは未だ雪景色。

トルコ周遊は殆どが一日6時間から8時間はバスに乗る。
地中海やエーゲ海側には遺跡が多く、首都アンカラやテレビコマーシャルに出る奇岩で有名なカッパドキアは中央地帯にあるため、どうしても移動はバスにならざるを得ない。
前回はアンカラからイスタンブールもバスだったと思う。今回の寝台車で移動はとても助かる。勿論、費用が許すなら国内線でのフライトも可能だ。まぁ、ドライブに行ったつもりでのんびり構えれば良い。景色もそれなりに楽しめる。前の時は雪に覆われた草原とか殺風景な所と思ったが、今回は麦畑の緑や咲き出したばかりの草花、アーモンドや梅の花も彩ってくれた。沿道はゴミ、ゴミ、ゴミ・・・
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其々の地方に因って畑の花も変わる。こちら(エーゲ海アルテミス神殿近郊)は桃の花が満開だった。
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タイでは遺跡に野良犬が多いけれどこちらは猫が多く、概して可愛い。
瞳の色はブロンドが多いがブルーもみかけた。ある地方(ヴァン市)では、片目ブロンド片目ブルー(オッドアイ)が居るらしい。この猫は政府の保護下にあると聞いた。
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エフェス遺跡の紀元前のタイルの上の猫。人間は立ち入り禁止。
トルコの猫で検索するとかなりの量が検出される。それだけトルコには猫が多いと言うことで、どの記事も書き立てているように、愛くるしく、何処かの国みたいに、逃げたりしない。

石灰棚を形成するパムッカレはまるでゲレンデみたいです。
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現地はこんな感じで、温泉が流れています。
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以前はこの地域全体に入る事が出来ましたが、世界遺産登録後、温泉ホテルは立ち退き、今は一部しか入れませんでした。移転先の近郊にあるホテルは温泉が引いてあり、温泉プールが楽しめます。けれど、日本のお風呂のように入れるところが欲しいです。
パプニング!温泉プールを囲んで、ハマム(岩盤浴のようなトルコ風呂)、サウナがありましたが、通りかかって丁度サウナから出てきた男女が素っ裸。咄嗟にバスタオルで隠していましたが・・・・温泉プールやハマムは水泳パンツ必要なのに・・・不思議?
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エジプトの女王クレオパトラも見たであろうヒエラポリス遺跡の雛罌粟。
ふっと与謝野晶子の「・・・君も雛罌粟(コクリコ)我も雛罌粟(コクリコ)」を思い出す。野生のものは初めて見ました。晶子がヨーロッパ旅行の時に詠んだものでした(雛罌粟はフランス語でコクリコと呼ぶ)

トルコ4日目。愈々、中央部への移動です。

by higashinuma | 2011-04-25 17:39 | 旅行 | Comments(0)

土曜日教室

初心者教室を終了し、引き続いて土曜日に稽古をしたいという生徒に応えて、教室の近くに間借りする事となった。今日はここでの今月二度目の稽古。
台風のような風雨の中を来て下さった。
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花は著莪、花筏、都忘。この花と軸は家主が用意して下さった。
多少、花筏を下げたい意はあるけれど(枝を切って良いものか・・・)仕方ない。
宗家で造られた火曜日教室は本格的な八畳の茶室ですが、ここの茶席は六畳に炉が切ってある。壁床になっているけれど、貸して下さるだけでもありがたいと思う。

初心者教室を終えると、小習、入門の許状を戴けるが、カリキュラムに載っていない、濃茶点前は未だなので濃茶の帛紗捌きや茶入の清め方を指導し、今日は初めて濃茶の点前にチャレンジして戴いた。
四方捌きや仕覆の扱いからとおしての初めてでは、茶を練るのに1時間もかかってしまった。
少し、欲張り過ぎた嫌いもある。
初心者教室では風炉で通しての稽古で炉の柄杓の扱いは簡単と言っても、初めてでは大変だろう。
それに今月は残り一回の稽古で、直ぐに風炉に変わる。
濃茶の飲み方は指導していても、回数が少ないので、この前の茶会の時のように古帛紗を付けられると、戸惑っていたみたい。
焦らず丁寧に指導せねばと反省する。

by higashinuma | 2011-04-24 22:31 | 茶道 | Comments(0)

トルコ 2

トルコの主食はパン。パンはイスタンブールをはじめ何処の街でも美味しい。
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地平線まで続く麦畑。バスの中からの映像なので綺麗ではないけれど。
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エーゲ海に続く麦畑。オリーヴ畑も延々と続きます。

今回の旅行では歓迎されない食事(副菜)が多かったけれど、初めて行った時はとても美味しいと思った。
イスタンブールは魚介類の宝庫。
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これは庶民の市場。こんな店が沢山並んでいる。
最初の時は鱸。カッパドキアでは鱒のグリル。キャラバンサライではトルコピザ、これは薄い煎餅のような生地に羊肉や野菜を載せ、大きな石釜で焼きたてのを頬張った。
だから、初めて行く連れにもトルコの料理は食べやすいし、美味しいよと言ってあった。
それが見事に覆された!全日程八日間の内(2日は移動日)、全食事付で何と鯖の料理が五回?もあり、全てが腐った鯖状態(旅行会社さんゴメンナサイでも、正直な気持ち)
貴方の美味しいはこんなもの?引けちゃった事間違いなし。パンが美味しかったのも数回に限られた。
有名なご飯のプリンのデザートも今一。食事に限ってはサンザンでした。
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店にはこんな美味しそうな料理が並ぶのに、余程コストを下げているのでしょう。
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アンカラからイスタンブールへの寝台列車の朝食。
連れと、旅行で友達になった坊やは日本から持って行ったインスタントラーメンを啜っていました。

この時期、トルコの格安旅行がちょっとしたブームだった。春休みの学生や卒業旅行がある時期で、やや高めの設定が普通なのに、何処の会社も全日程5星ホテルに泊まるトルコ旅行のパンフレットが数社から送られて来た。大手旅行社に申し込んだときにはキャンセル待ち十数名と言われ、別の大手会社に申し込んだ。
私は一度行っているから気乗りでは無かったが、ギリシャ神話が好きな事や最初の旅行が良かった事から参加する事にした。5星ホテルと寝台列車が魅力だった。
出発の日、空港での挨拶で5星ホテルとは日本基準では無く、現地評価での事だと聞かされた。見事にひっかかった気がした。しかし、バンコクのような処よりやや評価は下がるけれどホテルはまぁまぁだった。
超高級ホテルでのアクシデント以外は。

by higashinuma | 2011-04-24 09:19 | 旅行 | Comments(0)

トルコ

突然ですがノアの箱舟を信じますか?
こんな時に不謹慎ですが、エトナ山噴火による津波で大洪水を起こし、箱舟に乗ったノアの家族8人と全ての動物の雄、雌一組以外は全て滅亡したとされる旧約聖書の話です。
地上の人間の業に怒りを覚えた神は「神に従う無垢な人」ノアに巨大な箱舟を作らせたとされます。
この箱舟が発見されたとしたら信じるでしょうか。
トルコのアララト山に証言や科学的根拠に因り痕跡があるとされています。

余談ですが、知人の推理作家故渡辺啓助はこの中で、ノアが鳩を放ち、オリーブの葉を咥えて帰って来た事(平和の象徴)で陸地がある事を知るのであるが、その前に鴉が飛び立って帰って来なかった事から、鴉が陸地を見つけたと、鴉に親しみを覚えられ、晩年は鴉の絵を描いていました。戴いた色紙を見ると鴉の本質のようなものを感じます。最後は本人自身が鴉ではないかと覚える程でした。

初めてトルコに行った時はローマ神話或いはギリシャ神話が史実の如く遺跡が残る事に驚愕したものでした。
イスタンブールから出発する観光では最初に「トロイの木馬」を見学するのが定番のようです。
トロイア戦争(紀元前1200年)でのギリシャ軍が勝利を収めたとされる、この木馬はトロイの地に再現されています。映画「トロイ」はこれらを描いたもので、ギリシャ神話を忠実に撮っていると思われる。お奨め。
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右は遺跡に再現された木馬、左は映画の木馬。当時の状況からすると左の木馬に挙手。
この遺跡は紀元前2千年以前から九層からなる都市遺跡を為し、トロイア戦争による破壊は第7層が定説。
ギリシャ神話では三人の女神(ヘーラー、アテーナー、アプロディーテー)のうち、誰が一番美しいかを決める事からこの悲劇が起こります。太陽神のゼウス、月神アポロンやアキレス腱の元の意味を指すアキレス等々馴染みのある神々が出てきます。神話と言えばそれに過ぎませんが、この地に初めて立つ時に、これらの神々を容易に思い馳せる事に戦慄したものでした。

ギリシャ神話の世界は美術の宝庫です。例えばミロのビーナスはアプロディーテーの姿とされるし、アポロンは美青年として理想的な青年の姿態を彫刻で残しています。美術を学んだ過去があるだけに、これら先人の残した偉業は憧れの的でした。
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アプロディーテーの誕生

トロイアのような遺跡がトルコには多々あります。次に回るエフェス遺跡(紀元前1500年~1000年ローマ時代)の近くには聖母マリアが晩年を過したとされる家があります。
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エフェス遺跡図書館
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エフェス遺跡大劇場・・音響効果が凄い!

最初のトルコ旅行はエーゲ海を眺めながら新年を迎えた。次に行ったのはアーモンドの花が咲く時期。
夏は40℃にもなると言うが、それはそれで良いであろう。

トルコ海軍と南紀串本町との関係から、日本には大変友好的な国です。
1890年9月16日トルコ(オスマン帝国時代)の軍艦エルトゥールル号が台風により串本沖で遭難し、乗員500人以上の犠牲者を出した事件で、69人が救助されて、20日後にトルコに送還した話です。この送還には司馬遼太郎「坂之上の雲」の秋山真之も乗船したとされます。
その後も、宗徧流(宗旦弟子)の跡継ぎがこの事件で犠牲になった遺族のために義捐金を集め、イスタンブールに渡り、歓迎をうけて士官学校で日本語を教えていた史実もあり、このような事からトルコの何処に行っても歓迎されます。田舎町を歩いても、日本語で挨拶されて、びっくりする事もあります。

by higashinuma | 2011-04-22 09:42 | 旅行 | Comments(0)

お菓子

今日のお菓子はトルコのお菓子「ピシュマニエ」と「桜饅頭」
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写真を撮り忘れたので、この写真及び下の写真はブログサイトで戴きました。横のグラスはチャイ(紅茶)
綿菓子と説明つくようなファファしたお菓子です。
私が最初に口にしたのは中国雲南省麗江だったと思う。
茶道を習っている留学生が中国にもあると言って、新疆の方のお菓子だと言った。
中国にも日本と全く同じ綿菓子がある事も知った。このお菓子は綿菓子と違い細い糸状のものを巻いてある。
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見た目全く同じだ。ここには「龍の鬚」とあるが、彼女達は「おじいさんの鬚」と言っていた。
まぁ「おじいさんの鬚」よりは「龍の鬚」の方がお茶には合うと思うが。
麗江には新疆の人達?(イスラム様のスタイル)が屋台で新疆のお菓子を売っている。このお菓子ではなく、ナッツ類を蜂蜜で固め花を描いてある棹物のお菓子だ。これを切り売りしている。味見させてくれたが、とても甘いお菓子であった。連れに屋台のはお腹を壊すよと言われ買うのを止めたが、綺麗な模様で魅惑された。
因みに昆明にはイスラム街があり、羊肉の焼き肉屋が並ぶ地域がある。

麗江で食べた時は凄く甘かったので四センチ四方もあるこのお菓子は一人で食べるには無理だろうと半分に割ってお出しした。麗江のはまるで砂糖でしたが、トルコのは白はアーモンド味、薄い茶色はココア味で食べやすかったので、切らないで出せば良かったと思われた。
こんなところでもシルクロードのつながりを発見した事でした。

「桜饅頭」は成城風月堂製
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社中に上用饅頭の好きな方居り、時々この店の季節の饅頭を買って来て下さる。
これは前日買いに行ったものだが、餡が美味しく、桜の塩漬けと微妙な按配が美味しい。

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「喫茶去」宗源和尚染筆
花は「赤芽柏」と「著莪」
赤芽柏はもっと真っ赤の葉が綺麗なのですが、少し期を外してしまったので、青色が出てきてしまった。夏には大きな葉となり葉蓋点前に使ったり、葉に料理を載せても良く重宝します。
著莪は花の頃、清水寺の舞台から見下ろして一面に咲いていたので感動した事を思い出す。一日花なので、帰る時には萎んでいましたが、次々と花が咲き数日は楽しめます。
実物は見たことがないが、姫著莪と言う種類もあり、紫色がとても綺麗で、茶花向きの花です。

来週も定番のトルコのお菓子(ロクム)で、暫くは話題となるだろう。

by higashinuma | 2011-04-21 09:51 | 茶道 | Comments(0)

初心者教室卒業茶会 Ⅱ

B、Cコースのスナップ
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流暢な半東の説明はバスガイドなみ。
点前は着物を着たかったらしいが、仕事帰りになるため断念とか。落ち着いたお点前でした。
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出会いで拝見道具を返します。
本来は半東の役なのですが、お稽古なので、正客とお詰で対応して貰いました。
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薄器は金輪寺で春の野に蝶蒔絵、茶杓は妙心寺梶浦逸外老師の自作で「千年の友」
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普通の茶会では幹事長を正客にお迎えすべきですが、稽古茶会のため次客に坐って戴きました。
香合の亀、蓋置の兎で茶の道は誰に見せるでもなく、まして競争するものでもありません。其々の道を歩んで下さいと、建水の椰子の実と一寸法師の替茶碗で旅立ちを表し、やがて実を結び大きな花を咲かす事を期待する講師でした。

茶会終了後は幹事長に許状を渡して戴きました。
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半年間の色々な思いを胸に今後も茶道に専心する覚悟を決めたのでした。

後日、お家元から感謝のお手紙を賜りました。
思いもかけない事で嬉しい反面、お礼の手紙を毛筆で書きましたが、たった二枚書き上げるのに半日費やしてしまいました。毛筆は多少心はあるものの、普段使わないだけに四苦八苦。
昔、先輩に言われた事を思い出しました。「上手く見せようと言う気持ちがあるから駄目なんだ」へたくそな字でも心が篭っていれば良しとして、と言うか半分諦めて投函した事でした。

by higashinuma | 2011-04-17 10:12 | 茶道 | Comments(0)

初心者教室卒業茶会

この記録は先月26日に初心者教室の最終日に茶会を催した時のものです。
古い記事になってしまったが、裏千家ホームページも教室のホームページも未だ掲載の気配がないため、ここにも載せる事にした。私のブログだから許して戴く事としよう。

半年間の初心者教室も愈々最終日を迎えて、卒業茶会とした。
午前クラスAコース7名、午後コースB、Cコース6名。互いに亭主、客役として交替しての薄茶一服茶会である。それに幹事長を迎え、各々に講師が一人客として入った。
点前、半東、正客、お詰、水屋、お運び等其々の役はみんなで決めた。
道具は講師の持ち出しで、菓子も講師が手配した。
茶会のテーマは「春爛漫旅立ち」

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軸は許状授与があるので利休画賛が良いのではないかとも思われたが、茶道の本意「以心伝心」の意味をもって「拈華微笑」を掛ける。曹洞宗永平寺の別院で青山にある長谷寺(ちょうこくじ)住職、永平寺監院の井口善明老師染筆。香合は一位一刀彫の亀。花は高麗青磁写しに錦椿と日向水木を入れた。午前中は程よい開きの椿も午後には咲ききってしまった。もう、3月末なので良しとした。

Aクラスの亭主側にB、Cクラスの客
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主菓子は素性法師の歌から「見渡せば柳桜をこきまぜて都ぞ春の錦なりける」から「都の錦」と銘をつけて、「半分は緑(柳)、半分はピンク(桜)のきんとんで」と、近くの菓子屋にお願いした。
後のある茶会で家元出入りの菓子屋製で見目全く同じ菓子が呈されたが、贔屓目では無く、私の注文したこの菓子の方がずっと美味しかった。
正客には都踊りの呈茶で出されるだんご絵の皿に載せた。爛漫の春を感じて戴けただろうか。

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後で間違えたと言われたが、それを感じさせない堂々とした点前であった。
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半東さんも正客も半年間の稽古とは思えない其々の役をこなされています。

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水屋も慣れたものです。とにかく音を立てずに!

午後クラスの部はページを改めます。

by higashinuma | 2011-04-17 08:53 | 茶道 | Comments(0)

お茶を始めたきっかけ

この前の稽古の時、ある生徒が「お茶を習って女を磨かなければ」と言われた。
背中がすっと伸びた。応えて行かねば!

私がお茶を始めたきっかけは、ある時会社の仲間と尾瀬ハイキングに出掛け、この時に歩きながら話した機械設計担当の女子社員の影響が大きい。この方は同じ年位であったが、両手に余る程の資格を取られていた。仕事に係わる資格の他にも例えば裁縫や料理に関する事等々。
かなりのショックだった。女の人がこれだけの事をやっているのに自分には、これは十年やってきたというものが何も無かった。マージャンやパチンコは好きでは無かったが、付き合いがある。男がこんな事で時間を潰してどうなるものかと、会社で何か始めたい事を話していたら、パートの小母さんが、丁度男の人が入って来たからお茶やってみないかと言われた。
お茶のおの字すら知らないけれど、年をとっても出来そうだし、とにかく師匠に紹介して戴く事にした。

先ずはお香の香る畳の部屋と、掛軸に花。何となく居心地の良さに始める事になった。
今までの会社やそれ以外の時間では得られない空間がそこにはあった。良い気分転換になった。それより、元々、美術や和の文化には興味があったので、たちまち虜になっていった。つまり、嵌ってしまった。
師匠も若く懸命に指導して戴いた。
師匠のご母堂が他界された時、宮内庁や天皇皇后からお供物が届く家である事も後々知った。
その後、師匠も七十を迎えお茶を辞めると宣言され、あれから十年を過ぎようとしている。
ある、業躰を紹介されて伺った折にはご病気で伏しておられ、そのまま辞める事になったり、結局、その後は誰にも師事する事は無かったが、時には縁あって故黒田宗光先生にも教えをうけた。

色々な事が思い出される。初めての大寄せ茶会での着物事件。何も見えずに首が落ち着かなかった事。
自分で席を持った初めての大寄せ茶会。
色々な人が思い出される。鵬雲斎大宗匠に宗家に招かれた事。
沢山の恥もかいたが、全てが今の自分を形成している。
やっぱりお茶は辞められない。

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4月12日の床
本来は言葉の軽率を戒める意味ですが、 きれいな宝石だからといって放っておいたら知らぬ間に塵芥にまみれてしまうから、いつも磨きなさいの言葉と捉えています。
私は白珪にも至っていないし、修業あるのみです。
大それた事は出来ない。あの人位なら私でも出来るで良い。
自身を磨き、其々が磨きをかける手伝いが出来たらと希う。

by higashinuma | 2011-04-15 18:17 | 茶道 | Comments(0)