<   2011年 05月 ( 18 )   > この月の画像一覧

花 5

睡蓮が咲き出しました。
温室だと年中咲いていますが、水に浮かぶように咲くこの花をみると夏だなぁと思わずに居られない。
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この写真はバンコクのホテルの玄関(裏口)にある水瓶に咲く花
水に映る南国の木の葉が暑さを遮る。この裏口に続いて大きな公園があり、緑が多いのが嬉しい。

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この三枚は日本の同じ場所で撮影した。
確かに綺麗だとは思うけれど、蓮と比べどちらかと言われたら蓮に手を挙げる。
凛とした鉱物質の花びらが蓮の柔らかさと違うところに少しひっかかる。

バンコクで睡蓮の造花を買った。
水に浮かべると本物と見分けが付かない程精巧に造られている。
夏の間、大きな鉢に浮かべていたが、見て涼しい。これも騙された人が居る。
インドネシアで買ってきたガムランのCDを聴いたり、陶器のヒラヒラした風鈴の音を聞いていると夏の昼下がりもクーラーなしに過せる。聴覚と視覚から今年の夏の節電の一つとしようと思う。

CDと言えば癒しのものがある。ある時、これを聞いているときに電話がきた。
その人は「今何処に居るの?」と聞いた。「軽井沢」思わず嘘を付いた。
後で大笑いとなったが、それは小鳥の鳴き声を収録したものだった。
でも、携帯電話じゃ無かったから分かりそうなものですが、小鳥の声にすっかり騙されていた。

昔、部長が海外出張して帰った後、その会社で良かった事の一つに仕事中にBGが流れていたと言い、我が社でもBGを流そうと言い、私に仰せつかった。
私は総務で働いていた訳では無いが、階段室の陰にCDプレーヤを置いて、映画音楽とか癒し系の曲を流していた。しかし、社員の好みの問題が上がったため、小鳥の鳴き声や波の音を流した。
ある時、学校の会社見学会があり、それを聞いた学生が感嘆の声をあげていたのを聞いてとても嬉しかった。
今では何処でも結構ある事ですが、当時にしては画期的な事だった。

睡蓮も癒し系の花としては好きな人も多かろうと思う。三渓園の睡蓮も咲き始めた事だろうか。

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印象派画家の大家、晩年のモネは睡蓮を描いていた。
日本贔屓であったとされ、日本庭園を造り池には睡蓮が咲く。
パリのオランジェリー美術館は広く丸い部屋の壁ぐるりとモネの睡蓮が描かれる。もう、四十年近い昔になるけれど、初めてこのような壁画を観て感動したものでした。
真ん中に立つとあたかも池の中央に立っているかのような錯覚が起きる。
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                         モネ写真はYahoo画像より

by higashinuma | 2011-05-30 22:07 | 所感 | Comments(0)

花 4

5月最終の矢向教室
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花は「銭葵、金糸梅、墨田の花火」
銭葵は綺麗な花ですが、銭が付くので禁花になるのであろうか。
しかし、茶花図鑑にも載っているし、実際に入れた茶花の例にもみかけるので良しとしよう。
金糸梅が咲きだした。今回は栽培種なのか本来の花と比べ一回り大きい。
未央柳も咲き出した。金糸梅と似ているが蕊が金糸で極端に長い。

今日のお菓子は京都土産の俵屋吉冨製干菓子「糖蜜ボンボン ひがしやま」と笹餅。写真は撮り忘れました。
笹餅は笹に巻いた蓬の生麩饅頭と間違えて買いましたが、こちらも充分美味しく、笹の葉の香りが清々しい。
葉がプラスチック製か本物か見分けが付かないけれど、裂ける筋があるので、気分的にも本物としておこう。
お土産は学生の付き添いで行った家の者が買って来たものです。
銀閣寺店限定販売だそうで、有馬頼底和尚お好みの抹茶「向月の白」小山園詰があるよと電話してきて40g何がしの値段だけれど高い?要る?などと話していた。

by higashinuma | 2011-05-30 21:50 | 茶道 | Comments(0)

食事 5

食事をアップするなんてどうなんだろう?
お茶関係の知人のご主人のブログも食事をアップしているが、見ている分には楽しめるし、食卓からその家の様子が覗き見られて、微笑ましい。その他に家族のその日のスケジュールのような事まで書き込んでいる。
日記としているのでそれはそれで良いし、知人の様子も伺えて幸せなご家族に安心する。
つまりは覗き見する楽しみが、読者にある。
逆に公開する立場では、雑誌に載るような体裁も繕わないので、恥ずかしいような思いが拭えないところもあるが、実家のように誰彼が来ても一緒にご飯が食べられる雰囲気であれば、都会生活も、もう少し潤ったものになるとも考えている。
実際、近所の方におかず戴いたり、届けたりしている。
最初に戴いたのは、隣の家で子供の入学祝いに赤飯炊いたからと言うものだった。都会生活で何年もこんな経験が無かったから、とても驚いて、とても嬉しかった。

昔、師匠の家で稽古しているときに、師匠の家のマンションを借りている方が饂飩を作ったからと届けて来られた。煮込み饂飩なので、温かいうちにどうぞと言うような声が聞こえていた。師匠は稽古を中断して、私にご馳走してくれた。具が何であったかは忘れたが「饂飩に油なんて入れないのにね」と言われた師匠の言葉は完全にその饂飩を否定しているものだった。恐らく、師匠の家ではこの戴いた饂飩を食べなかっただろう。
寒い時期だったので美味しかったが、私も饂飩に油を入れたのは初めてだった。多分、その方の地方では普通なのか、或いはそのお家独自のものだろう。
でも、こうしてのお付き合いは素晴らしいと思ったけれど、師匠の育った環境は、戦前までは宮中に十二単で参内しているようなお家でしたから、極々庶民的な、おかずのやりとりなんかはありえなかったと思われる。

今日の食事は冷蔵庫の整理でした。
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料理学校では鰹一匹丸ごと料理し、骨に付いた肉をこそげて「流し汁」を作り、本当に骨の髄まで戴いた。
今回は「たたき」として売っていた切り身を仕上げた。茗荷、しその葉、生姜、大蒜、大根をベースに。
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知人が北海道から送ってくれた鮭。いつもオーブンで焼いている。一番大きい耐熱皿です。
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タイのお土産で戴いたグリーンカレーのルーに鶏肉、きのこ、茄子、筍を煮込んだものですが、昨日の残り物。美味しかった!勿論、ココナッツミルクたっぷり。仕上げのナンプラーがかなりのポイント。
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家の者が肉が無いねとよく言う。このために、冷蔵庫にベーコンやウィンナは欠かせない。
ベースはビーフコンソメ。
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胡瓜糠漬け。これは買ってきたもの。糠漬けセットを売っているが、冷蔵庫が一杯で余裕が無いので、漬物は即席、一夜漬以外は買う事に。

鰹の頭を落とすのに、出刃で切りますが、力が要る。料理学校に来ていた工務店のおっちゃんが刃の向きを間違え、上から押えたとして、大怪我をされた事があった。鰹の季節になると思い出す嫌な思い出だけれど、反面、注意を呼ぶ事でもある。

by higashinuma | 2011-05-27 09:05 | 所感 | Comments(0)

薔薇

五月晴れのある日、神代植物公園に薔薇を見に行った。
平日なのにとても混雑して、団体も多く訪れていた。
深大寺の境内も丁度昼時間で、どの蕎麦屋も賑わっていた。「ゲゲゲの女房」効果もまだ続いている。
私は青木屋か雀のお宿に行く事が多い。
以前はそんなに流行っているとは気が付かなかったが、バス通りに面したある一軒がいつも行列をなしている。恐らくネットか何かの口コミではないかと思われる。
こんな風に毎回、行列光景をみていたら、入ってみたい気持ちが湧くのも無理は無い。
余談ですが、中国で飲食店を開いた時には、遠縁の親戚や友達の友達まで雇って、一、二週間位行列を作って食べに来させるのだそうです。言ってみれば「さくら」ですが、これがなかなかの効果があるのだそうです。

さて、バラ園に近付いてさらに驚いた。来るんじゃ無かった。とにかく人人人。平日なので高齢者が多い。
薔薇は見頃で、ずっと歩いて観ていたら、どれもこれも同じような、つまり疲れてきて終には早足で通り過ぎたような感じであった。正午頃から日差しも強く暑い。多分人に疲れているのだ。
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展示方法や規模は向ヶ丘遊園の川崎市立薔薇園の方が見ごたえがあるように思う。
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ここは午前10時開園ですが、薔薇は朝早い方が香りが素晴らしい。夕方もそうだ。惜しい事です。
時間があれば個人のお家で咲いている薔薇を撮ってみたい。
結構、素晴らしい花が咲いているお宅が多い。
知人で砂糖菓子を作る人が居て、庭で無農薬の薔薇を育て、花を砂糖菓子にする。花びらを一枚一枚ほぐし砂糖で煮て、また組み立てると聞いた。既に30年余は経つそのお菓子は色褪せる事無く我家の家宝のような存在でその場を華やかにしている。

和風庭園に薔薇はどうであろう?淡交社の本「なごみ」5月号は薔薇特集で茶花としての薔薇が多く載っていた。私も古典種の薔薇を茶花にした事があるけれど結構馴染むような気がする。

トルコやブルガリア地方は薔薇の栽培が有名で、香水、ジャム等を作る。薔薇ジャムは芳香が素晴らしく、ヨーグルトに載せたりして食べるが、花びらが口に残る感じもある。
薔薇はイギリス、フランスが品種改良で素晴らしい花を咲かせているが、日本でも盛んに行われていて、日本人の名前の薔薇も多い。サントリー?で青い薔薇を作ったのは二、三年前の事。灰色と紫の混じったような花でしたが、人間の限りない欲望は果たして、薔薇にとっては幸せな事だろうか。

by higashinuma | 2011-05-26 17:39 | 所感 | Comments(0)

花 3

火曜教室今月最後の稽古は留学生が学校の授業で全員盆略点前を体験するとの事で、盆略点前の用意をしてあった。続いての稽古は茶箱卯の花点前と考えてその用意もしていた。
稽古に来た留学生の話を聞いて、学校の先生の許可があり、普通の点前を披露するので普通のが良いと言われた。普通の意味は色々在るし、盆略も普通なのだが、結局、薄茶運び点前を稽古した。
一人はまあまあ大丈夫かなと思われたが、もう一人は緊張するのか、客に初めて会う社中の者が居てもスラスラ点前出来ない。点前のところどころを飛ばしていたり、問答が思うようにゆかない。
これは良くある事。私も最初に披露した人前での点前は、客の顔が見えなかったし、首が震えて、茶杓が棗にカタカタ鳴って漸く置いた事等思い出す。
「慌てないで、ゆっくり深呼吸して」自信をもたせる事に集中した。
学校の体験授業を終えて来月の稽古にどんな顔をして来るか楽しみだ。

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やはり、1か月同じ軸と言うのは、私が飽きる。恐らく生徒も。
「本来無一物」に続く語句「無一物中無尽蔵」に心なし合うような短冊になった。
「福寿海無量」大徳寺喝堂和尚染筆
この言葉に接する時、ここに居る幸せを感じる。

夜稽古で宿題の回答を聞いてみた。当てられた生徒は調べて無かったが「お助け」をして下さった生徒が良く勉強されていた。意味的には充分な答えでしたが、出典は何か?誰の言葉か?をも次回からは調べて戴きたい。試験勉強では無いけれど、茶道検定一級の学習課題でもあり、知って損は無く、その中からお茶会での会話も広がる。

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籠の花入は種類が多くとも許容してくれる。七種を持って行ったが、最終的には五種になった。
後ろ左は「夾竹桃」右「虫取撫子」手前左「忍冬」中「紫陽花」右「ずいな」
入れてみて、今日の花は全ての種類が小花の集合体で出来ている事に気がついた。
一年間花を見てきて、ある時期は白が多いとか、紫系統だったり、今回のようにヒラヒラしたような集合体が多い時がある。バランス良く入れるにはやはり難しい。

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江戸時代の山口素堂の俳句で、「目には青葉 山郭公 初松魚」が口に出る季節になった。
郭公と書いていますが「ほととぎす」と読ませています。
このお菓子は「落とし文」の銘があります。不如帰が落としていった文を表現しています。今の季節は雛が孵る季節で巣立つ頃には、親鳥が血を吐くような声で鳴くと表現されますが、明け方早く、悲痛な声で鳴きます。
本当はオトシブミ科の甲虫は、栗、櫟(クヌギ)、楢(ナラ)などの広葉樹の葉をクルクルと巻いて地面に落とし、その中で成虫になるのだそうです。
これでは美しくありませんので不如帰の鳴くこの季節のお菓子として、そのように伝わってきました。

今回のお菓子は葉の部分のこなしが柔らかすぎてやや扱い難い。それに餡を巻き込むように葉を形作るのが基本ですが、柏餅状態。よく言えば職人気質、悪く言えば頑固。味はまあまあなので、話を聞いてくれたら、もう少し頼めるのだが・・・。

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干菓子は餡入り落雁。この店では上に載せる模様で季節を表現している。先月は桜の花だったと思う。困ったときの頼み菓子として重宝しますが、京都の店で、餡入りのため賞味期限が短いのが難。
丸いのは土曜日に使用した菓子「香木実」。丸いのは形が良いけれど、干菓子盆で運ぶには亭主(半東)泣かせ。下を薄く削ぐか、押しつぶしてはどうだろうか。小さければ別容器に入れてお盆に載せるのも手。

by higashinuma | 2011-05-26 10:17 | 茶道 | Comments(0)

花 2

今月三週目土曜日。
新しい稽古場で二度目の稽古となった。
やはり掃除から始める。
前回は驚くほど汚れていたが、今回はまぁ普通に畳を拭いてもこんなものかなと言う感じに終った。
家の者が手伝ってくれたが、いちいち溜息つくのには激怒!いかにも系は好きでは無いのです。
手伝う気持ちはありがたいと思うのですが、嫌々やっているとか、いかにも手伝っているんだという態度はどうも気に入らない。
茶道は掃除にあけて掃除に終る。それが修業だろうが!私の稽古時代は少なくともそのようにしてきた。
・・・世間と少しズレを感じてはいるが、初心者教室のやり方から疑問があった。
何で他所の家の掃除をしなくちゃならないの?と言う人も確かに居りました。今のように掃除機をかければ終わりと言う訳にはゆかない。

この教室にはベランダに蹲があり、黒石のごろたが敷いてある。師の所も蹲の使った水を受ける処にはごろたが敷いてあるが、バケツに取り出して洗ったものだ。蹲の水溜はたわしで洗い新しい水を張り、筧を流す。
水溜の周囲には苔をつけるためたわしは禁物。庭の飛び石も踏む場所はたわしで洗う。
初釜の頃は水が凍る事があったが、かじかんだ手に息をかけたり、湯に浸したりしていたのを懐かしく思い出す。
草取り、特に銭苔などは徹底して取り去る。

私はカルチャー教室の弊害と思う。全部先生がお膳立てして、さあどうぞのやり方は将来その生徒が先生になったときにどうするのだろう。
炭を使わない教室が増えて、炭手前の知らない茶人が促成で出来上がってゆく。
それにもまして、茶道は精神的なものを重くみるのに、次第に抜けていくように思う。
江戸中期にこのような事があったと言われる。遊びでは無いとして、修練のために花月が出来たとされるが、今の時代は果たしてどのようになるのやら。
愚痴がひろがるのでここでやめる。

さて、今日の花は
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写真左から「箱根空木」中央「虫取撫子」右「忍冬」 箱根空木と虫取撫子の間の後ろ向きに僅か見えるのは石竹(唐撫子)稽古が終わり、家で瓶にあげたもの(休めたもの)
「箱根空木」は白い花が薄ピンクから小豆色?に変化して行くのが美しい。「二色(にしき)空木」と言う殆ど区別の付かないものがある。咲き方も花色も同じ。
「忍冬」は名前のように強い蔓性の植物でとても香りが良い。以前、多摩川土手で採取し、鉢に育てたが凄い繁殖ですぐベランダを占領された。蔓もとても丈夫です。初め白い花が咲きやがて黄色に変わるので「金銀花」と呼ばれる。中国もそのように言うとの事だった。多摩川にはもう見つからない。漢方の薬草でもあり、今回は垣根の間に生えているのを見つけ採取した。意外と垣根には色々の植物が混じっていて面白い。近所には赤芽樫の間に時計草が花をつける。夏の花として狙っていたが、欲しいときに採られてしまった。今年も蔓が延びているので、どうだろうか。これらは採っても罪にはならないだろう。
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今日の床です。花は四ツ目籠に箱根空木一種。
来客があって、来られる前に生徒に聞いたら、掛花入に挿した忍冬と虫取撫子が良いと言う事になり取替えた。写真は無いが、最初にこの取り合わせで、水屋に置いてあったが、空木も捨て難く、最初は写真のような花だった。

お菓子はやはり震災支援で売っていた会津の菓子長門屋の「香木実(かぐのきのみ)」
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                          写真は長門屋ホームページより
お茶向きの素朴な味わい。この店の麩の焼きに胡桃の載った「且座」もお気に入りの一つ。

いつもの和菓子屋に来週火曜日の菓子を注文に行った時に買った「うぐいす餅」も美味しく頂戴しました。
この時期「うぐいす餅」もどうかと思うが、今頃がうぐいすが良く鳴くのではと思われます。
所謂、お茶のお菓子としてこの店は注文で作るため、季節感のあるものとかは普段扱っていません。今回も生菓子は柏餅とうぐいす餅しかありませんでした。安くして下さるのですが、もう少しお菓子の勉強をして欲しいなぁと思う事多し。

by higashinuma | 2011-05-22 08:09 | 茶道 | Comments(0)

食事 4

スーパーの弁当はどうしてこんなに安く出来るのか?
結構、おかずの種類が多く、彩りも良くて500円前後。
それに比べて駅弁はどうしてこんなに高いのか?
去年の京都の花見旅行では帰りの新幹線で弁当でしたが、老舗料亭のものだったので、それなりの値段で美味しく戴きましたが、これは特別あつらえたもの。
新幹線で出している無料の雑誌に紹介される駅弁はちょっと高すぎ。お菜も玉子焼き、佃煮、焼魚等々例えば其々の老舗の物が詰められている。紹介記事を見ただけでも豪華であるが、手が出ない。
大抵、魚沼産こしひかりのご飯だ。

以前、魚沼産こしひかりの買出し日帰りバスツアーがあった。蟹の食べ放題と温泉に惹かれて参加した。
魚沼の農家の家に行き、納屋で漬物試食と小さなこしひかりおにぎりが振舞われ、お米の販売があった。高い!キロ一万円の値段だったような気がする。バス一台で30人位は乗っていたような覚えがあるが、誰一人買わなかった。おにぎりは流石に美味しかったが、この地でここの水で炊いたご飯だから美味しいけれど、東京で東京の水道水で炊いたらどうなんだろうと疑問が広がるばかりで、早々に外に出て、柿の実る庭で美味しい空気を満喫したものでした。

我家は山形県庄内地方の米を戴いている。米自体は小粒ですが、炊き上がる時の香りや米の味が良い。この地は月山や鳥海山の雪解け水が豊富で美田が広がる。親戚の二軒で毎年新米を送って下さる。ありがたい事です。
タイにジャスミン米と言う種類があるが、それに近い香りと言うと言いすぎだろうか。こちらは今住む街でレストランを始めたタイ人の友達のところにほぼ毎週食べに行く。

懐石では最初一文字に椀に盛った炊き上がって蒸らしていないご飯が出る。これが何とも美味しい。
家の者が風邪の時に「お粥」よりやや固めのこの懐石風ご飯にしてみた・・・懐石では蒸らして無いだけの話ですが、五分粥とか言う類のご飯だ。癖になりそうと言う言葉が当てはまる美味しさで、数日これで過したけれど、流石に家の者は元気が出てくると物足りないみたいで、文句が出てきた。
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我家風ゴーヤチャンプル。塩コショウ味ですが、隠し味にオイスターソースを入れる。
ゴーヤを食べ始めたのは、十年前位になるだろうか。今は全国の珍しい料理が食べられ、食材も流通しているが、沖縄ではこんなに美味しいものを食べて居たんだと感動する。
ゴーヤでは生のままご飯に載せたゴーヤ丼もいける。
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天然物四国産の鯛が手に入った。オリーヴオイルに大蒜を効かせてソテーした。
腐っても鯛と言うぐらいで、美味しかった。

by higashinuma | 2011-05-20 09:31 | 所感 | Comments(0)

食事 3

食事の写真をアップし始めて気がついたこと。
いつも同じ皿を使っている。この話は良く耳にします。家の整理の一番の課題。
食器棚には箱に入ったまま、積んである使われない食器が相当数ある。

前は良く家に集まって食事会や飲み会をしていたので、取り皿の類、コップ等々も数種類積んである。
湯飲みは季節毎に絵柄を替えたりしたので、何組ものが積んである。
客用のお碗お椀。珈琲カップ、ケーキ皿・・・・。この数年は全く使われていない。

いつも使う皿は決まっているので、家の整理はこれらをリサイクルに出す事だと耳が痛い位言われた。
実際、私の師匠は60歳で相当数の処分をされた。食器類に限らず、本、和服類も家の中が空になったのではと思う位の量をお弟子さん達に下された。確かにある年齢を越えたなら、いつ何があるか分からないし、残された家族は、趣味が無い限り(趣味の違いも含め)困るのだろうから、思い切る事も必要だろう。で、残したものは古伊万里の皿(両親が佐賀の出身)等であった。

こうして写真をアップするからには食器を替えて・・・写真のための料理に陥いる事になるが・・・
「普段着の私」と言うテーマがある雑誌にあったが、多分見る側が喜ぶのは、気取らない毎日の生活と言う事だろう。で、今夜の食事
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新じゃがと豚肉の揚げ煮。素材は両方とも難がある。新じゃがは中々煮え難いし、豚肉は煮ると固くなる。
油は使いたくないので、予め新じゃがをチンしてから使い、豚肉は揚げてから別に取っておいて、仕上げに鍋に入れて煮込む。けれどもやっぱり固くなってしまった。逆に長時間煮込むのも手かも知れない。
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厚揚げと蕪の煮物。こういう「おばんざい」風が好きなんだけれど・・・
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胡瓜と若布の酢物。赤いのは干し海老。
漬物は白菜キムチ。

風評被害とは言うものの、足柄茶のセシウム濃度がニュースになったりすると、どうしても千葉、福島、茨城産の野菜は手が出ない。写真の蕪は調布産、胡瓜は高知産だ。産地には申し訳ないけれど、安全性に今ひとつ訝しいものを感じる。まあ、対策としては自分で放射能線量計を買って、売っているものを測るのが一番なのだが。まだ、この辺りは地元産野菜があるので助かる。

放射能の気流流れ図?があって、東京を遠巻きにして神奈川に流れている様子が見てとれた。新宿で計るより、川崎の方がレベルが高いのもその図で納得した。・・・でも、この図は何故公開しないのだろう。
私は煙草が苦手で、大気まで汚して吸うのだろうといつも不快に思う。
香水もそうだ。電車で隣の人が匂うと席を離れたり、ハンカチで鼻を覆う。大概、良い匂いは無い。
それでも、お茶のお香は気にならない。家の者はお寺みたいで嫌いだと言う。
香水もお香も大気汚染に違いないけれど、目に見えず、匂いも無い放射能は何とかして欲しい。

ご飯の炊き上がる匂い、料理の匂いは飽きる事が無い。「くさや」「カピ」「腐豆腐」「青黴チーズ」等除いては。

by higashinuma | 2011-05-19 09:05 | 所感 | Comments(0)

5月三週目火曜日教室の花は先週土曜日に使った芍薬。
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満開の一本は土曜日に使った蕾が家で咲いたもの。
芍薬は都合三回、稽古で使っている。
最初に買ったものは店(花屋)にある時から葉が見るからに萎んだ状態であった。これは咲かずに枯れた。
足元を見ているのか、値引きはしなかった。同じ日に別の店(スーパー)で元気が良く、他の花と混ぜて花束で売っていた。しかも安く良いのを見つけたが後の祭り。
その後、デパートの花屋で見つけたが一本の値段がスーパーの二本の値段より百円も高い。
今の時期思うほど花は無いので、どうしても花屋を頼りにする。

今回のはスーパーで芍薬だけ二本の花束で売っていた。
このように咲いてみると、牡丹のようで有馬籠には向かないかと思ったがどうでしょうか。
牡丹には牡丹籠と言う唐物の花籠がある。昔は牡丹は花だけ入れて、葉を入れなかったと聞く。
勿論、これは今回の芍薬のように咲いた花を入れる。
最近は初釜等で寒牡丹と称して、青磁や古銅の花入れに、固い蕾を入れるのを見かけるが、花としてはどうでしょうか。私は少なくとも蕾に色が出ているのを使う方が良いのではと思う。

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お菓子は震災復興支援との事で売られていた仙台銘菓「萩の月」
茶席で季節に合わないお菓子は使いたくないが復興支援と聞いて思わず買った。
もともと、仙台以外は買えなかった菓子で、復興支援で先に大阪?関西で売り出し、今回は新宿高島屋で買った。
餡の部分も美味しく、好きなお菓子の一つです。

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干菓子は土曜日と同じ。
写真は水と青紅葉、河原撫子。他に瓢と夕顔を取り合わせたバージョンも盛ってみた。

今回、薄茶は源氏香の図青貝象嵌蒔絵の平棗を使用したので、「夕顔」と「源氏香」それに茶杓ご銘は「末摘花」ではどうかと提案した。これで源氏テーマ三種取り合わせが出来る。源氏香の図は三種類描かれているが「末摘花」が描かれる事は無いだろう。次回は香の図を見ながらみんなで勉強しようと思う。

末摘花は紅花の古名で紅を造るには、花だけ摘むからの名のようだ。鼻の赤い姫君をこのように表現した紫式部の才覚に脱帽する。丁度、咲き始めた頃だろうか花屋でも見かけるようになった。
松尾芭蕉は奥の細道の道中、山形の紅花商人の大尽、鈴木家に逗留し、俳句の会を催すのです。
紅花は紅餅として加工され、最上川を下り、酒田港から京阪に出荷されました。このような事もあり、酒田やその周辺は江戸文化より京文化が色濃く残ります。
紅は今でも京紅として京都土産で売られています。
この季節の茶杓銘はこういうところも参考になると思います。「五月雨」「最上川」「奥の細道」「雲の峯」etc.

by higashinuma | 2011-05-18 09:31 | 茶道 | Comments(0)

食事 2

他所の家の食事は興味ありますね。
子供の頃は誰彼と無く家に他所の人が来ていて、使用人でも無いのに、家で昼ご飯を一緒に食べていた。

丁度今頃は田植えの季節で、3~4日は田植えの手伝いの人が数人来ていて、一緒に昼を食べたものでした。今は全て機械なので、あの頃のように、昼ご飯時に家に戻って来た人達の泥の匂いみたいなものは無いが、嫌では無かった。この時は近所の人も一緒に我家で食べていた。

他所の家のは覗きたいけれど、我家のは見せたくないのが普通の心理と思いますが、敢えて公開しよう。
家の者は外で食事するのを好まない。どちらかと言えば私自身も外食は好きでは無い。
一人の日とかは弁当を買って家で食べる方が多いと言える。その方が安く、豊富に食べられる。
福祉の手伝いで近くのお年寄りの家に行ってましたが、一人暮らしのそのお年寄りは昼と夜の食事は配達される弁当だった。私の住む処にも別の会社の人が弁当を運んでいるお年寄りの家がある。
高くて500円程度で、内容は結構栄養バランスが考えられたものだった。
11時と4時に配達があり、朝はパンを食べていた。配達されると直ぐ食べ始めていた。昼の11時はまだしも夜の4時は早すぎるので、少なくとも5時まで待つように言ったが、これしか楽しみが無いからと言われては仕方ない。夜は我慢できると言う。

今日、我家は昼に焼肉屋に行ったので、夜は家で食べたいと言う。
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メインはブロッコリーと海老の炒め物。賞味期限近い豆腐も入れた。
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ズッキーニとベーコンの炒め物。これは家の者が作った。
炒め物ばかりじゃ嫌なんですが、どうしても食べたいらしい。
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ワンタンと韮のスープ。韮の短く切ったのは茎の部分で、これはお湯が沸いたら直ぐ入れる。
出来上がって沸騰したら、葉の部分を入れて火を止める。
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蕪と胡瓜の浅漬け。近所の農家で蕪が安いし、美味しいので良く作る。
ご飯は要らないからと一杯やった。デザートはパイナップル。

冷蔵庫には頂き物の北海道直送の「筋子」と「たらこ」それに「鮭」とトルコの「からすみ」がある。
いずれもパスタ料理には良いのだが・・・・気合が入らない。

《おまけ》 土曜日に茶道教室で使った芍薬が開いた。火曜日教室までもってくれると良いのだが。
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家に花があるのは癒しになる。

by higashinuma | 2011-05-16 17:11 | 所感 | Comments(0)