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つれづれ

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小説

澤田ふじ子の「公事宿事件書留帳」を紹介しましたが、もう少し詳しく書きたいと思います。
NHKドラマでご覧になられた方も居られると思います。
時は江戸時代の京都が舞台で、田村菊太郎(内藤剛志)が主人公です。菊太郎は東町奉行所同心組頭田村次右衛門(田中邦衛)の長男ですが、脇腹の子。次右衛門と妻の政江(香川京子)の子、菊太郎の仲の良い次男、鐵蔵(石本興司)に家督を譲るために家を出て公事宿鯉屋に(弁護士事務所兼宿泊施設)に居候します。鯉屋主、源十郎(渡辺徹)妻、多佳(東ちづる)は菊太郎の良き相談相手。団子屋美濃屋のお信(南果歩)は菊太郎の恋人。
菊太郎は長身痩軀で優しく、きりっとした顔立ち、強く逞しく、それでいて優雅な雰囲気を持つと内藤剛志には申し訳無いような人物像だ??

私は正直、ドラマは二回程しか観ていない。放映時間帯も悪く、居候がこの手のドラマは好きでは無いらしい。
前ページで紹介したように、八月号、九月号と読み、京都市井の事件を解決してゆく中に、例えば京ことば、風俗、しきたり等々を盛り込んで、飽きさせない。
ハードカバー本も刊行されているようなので是非お勧めのシリーズです。
テレビドラマよりはずっと面白いです。

「公事宿事件書留帳」は読み切り連載です。先に述べた登場人物を中心に、毎回市井の人達がドラマを展開します。八月号は京都近郊の農家の娘と大名の話。九月号は駿河の兄妹と盗賊の話。このような毎回違うパターンでの作家の作業というか力量を改めて凄いなぁと思う。

八月にお茶を習いたいと男の方が来られた。一般的には、最初は見学で次回お稽古の折に月謝等をお支払いする事が多いのですが、初回に用意して来ましたと封筒に入れて入会金と月謝を即座にお支払い下さった。
ずっと正座されているので、お楽にどうぞとすすめたら、いつもこうですからと言う。
「職人さんですか?」「いいえ、小説を書いています。純文学を書いているので、お茶の事も知りたいと思って入門しました。」
で、次の稽古日は腰が痛くて通院するので休みます。
その次には腰が良くないので辞めます。
もともと、持病だったらしく、初回に見えた時に正座していて、再発したような事を言われた。腰かけて点前するのもあるからとすすめましたが、それは正式では無いし、座ってお茶をしたいんだ・・・立礼と言って腰かけての点前も正式ですからと言っても届かなかった。
仕方ないので、次回に来られる時は入会金は結構ですから、良くなったらいらして下さいとしか言えなかった。
最後に小説が書きあがったら是非読ませて下さいでお別れした。
最初からのいきさつを思うと嵐が通り過ぎたような感じです。

私の住む街にも著名な作家が住まわれ、一度お会いした事がありますが、作家の風格みたいなところがあり、川端康成や太宰治、近いところでは水上勉の写真は多くの方が目にしていると思うけれど、いかにも文筆家と言った共通の風貌を持つ。また、本人はとても親しみやすい方であっても取り巻きがそれを許さないと言うか、何か近づき難くしているようなところがある。

作家って凄いなあと思うこの夏でした。
by higashinuma | 2011-08-31 19:24 | 所感 | Comments(0)

休み

八月最終火曜日は三十日。教室はお休みです。
で、何をしているかと言うと・・・・なんてブログだから書ける事ですね。

午前中は近くの医院へ健康診断の結果を聞きに。
案の定肥満気味。先生に運動するように言われたが、暑くてと言ったところ、「みんなそう言うんだ!暑くて、雨だから、寒くて・・・」
「そうですね。何でも、やらない理由は自分で作っているにすぎませんね。」

まぁ、最近は朝晩少し涼しくなってきたので、一時間位の散歩は気が向いた時だけやってますが。
散歩では、思わぬ拾いものにもありつく。
ここに、こんな花が咲いている・・・勿論、他所の庭ではありません。公園、沿道の草、河原・・・で、翌日は戴いてと。

午後は居候と韓国人の店に昼飯食いに行って、ヨーカ堂で買物。
韓国人の親子がやっている店で、韓国に行った気分にさせてくれる店です。
その後は昼寝と読書。
本屋で無料で配布している冊子は著名な作家が書いている小説やエッセーが充実している。
何といっても無料配布が良い。
教えたく無いけど
 asta
ランティエ
pontoon
星星峡
といった本です。

澤田ふじ子の「公事宿事件書留帳」はNHKドラマ化されている読み切り連載物。
森村誠一、赤川次郎、北方謙三等々多くは連載物です。

四冊も戴くと一カ月の読書は十分です。
本当はこれらは無料では無いのです。一冊二百円。年間購読二千円なんです。
賞味期限切れ?本の宣伝?年間購読を狙って???なぜか無料!
昨日も文房具を買いに行って二冊戴いてきました。
by higashinuma | 2011-08-30 17:13 | 所感 | Comments(0)

8月最終土曜

金曜日の雨で涼しくなった事もあり、風邪をひかれた生徒が一人お休み。
前回稽古で来週休むと言われた生徒。
都合、二人お休みとなりました。

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軸を変えようか迷いましたが、今日が8月最後なのでそのままに。
槿を一本入れました。
槿は種類が多く、今日の物は角倉花笠ではないかと思われます。
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夜9時頃に散歩に出て、夜目にきれいな花だと思い、金曜日昼に採って来たものです。
槿は夜には萎むのですが、木が古くなるといつまでも咲いているようです。
他には「ほととぎす」も咲いていましたが、合わせる花が無いため、家で待機してもらいました。

軸の「滝」は李白の詩からのものが多く「直下三千丈」とか書かれている軸もあります。
李白が盧山にかかる滝を見て詠まれました。
日照香爐生紫煙
遙看瀑布挂前川
飛流直下三千尺
疑是銀河落九天

茶杓の銘に困っている生徒がいましたので「九天」か「銀河」ではどうかと言ったところ「盧山」と言いました。悪くは無いけれどあまりに直載なのは面白みがないですね。

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先週に続いて今日も濃茶の稽古です。暫くお休みでしたが点前を良く覚えていました。
茶碗は高麗井戸写を使い、今回は古帛紗を添えます。

お菓子は松江一力堂の「琥珀」
冷たくした方が美味しいのですが、見た目で勝負の感です。
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一力堂の写真を頂きました。
お土産の「ずんだ饅頭」と「月餅」を頂きながらフリーで(茶飲み話風)お茶を戴きましたが、案外このほうが楽しかったりするのです。
by higashinuma | 2011-08-28 16:05 | 茶道 | Comments(0)

洪水

金曜日の集中豪雨で我家の前の道路が冠水しました。
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車が水を上げて走るのがお分かりでしょうか?
この時点では雨は小降りになっていますが、一時、窓の外が見え無くなる土砂降りと雷鳴。
暫く見ていて、凄いスピードで飛ばす車、徐行で走る車色々でした。勿論、スピードを上げれば、水は高く遠くしぶきを上げます。歩行者が居ないのが幸いでした。

これを見ていて、ふとバンコクでの事を思い出しました。
雨季(5月頃から10月頃)東南アジアでは毎日一度は夕方土砂降りの雨に遭います。
一度は台風と重なり、昼間からの突然の雨で、ある店で雨宿りをした事があります。
この通りは晴れていれば、車を止めてイベントを行う、繁華街のメイン道路。この日も準備を進めていて、道路に西瓜を山のように積んでいました。
雨宿りした店の主人はそれを指して「ウォーターメロン」と言い「雨は農作物の恵みだ」と言う。この店はタイ木綿で有名で、私の他には欧米人の買い物客が一人。
私はこの時、西瓜を「ウォーターメロン」と言うなんて知らなかったので、ジョークと思い笑ってしまった。

バンコクには土日だけ開くウィークエンドマーケットがあります。
巨大な市場で例えば築地みたいな感じで間口小さな店が沢山入り、商品も生活用品が全て揃うと言われます。衣食住に関するものから、美術品、ペットの爬虫類も売っています。
今では慣れましたが、いつも迷子状態でした。
店の冷やかしや駆け引き、商品を見るのが楽しみで、一日過ごす事も。汚いと言ったら失礼ですが、食堂や喫茶店もあります。冷房の効いている店も多い。
ここで、ある日の午後、通路を無数のゴキブリが走り出し、店の囲いの高い処に止ります。ものすごい数で吃驚したものでした。店の人は慣れたもので別に追っ払う事もせず、商品を棚に載せたり、床のものを高い処に移していました。ゴキブリを怖いと思う人は卒倒したに違いありません。
外はぽつぽつ雨が降り出し、雷鳴と共に表現ではバケツをひっくり返したと言いますが、そんな雨が降り出し、いつか水が出て、あっという間に膝までの洪水となりました。
こんな処での洪水はきっと不衛生極まりないと、凄く落ち込んだものでしたが、靴を両手にズボンをめくって兎に角駅まで行くしかありません。傘を買う時点では小振りになりましたが、水は相変わらずです。
市場と駅は歩いても数分ですが、駅に着く頃にはあの南国の太陽がカンカン照り、水はあっという間に引きました。この様子にもびっくりしました。
そして、ゴキブリの予知能力と、ここに暮らす人達のゴキブリとの共生にもある種の感動を覚えたものでした。

ゴキブリが居なくなったら、烏が居なくなったら、地震に気を付ける等、私の中にはこれらの教訓があり、一匹ゴキブリを見つけたら、百匹は居ると思えと言うのと裏腹に、変な話ですが安心もあります。勿論、見つけたら徹底抗戦ですが。

この道路の冠水も間もなく水が引きました。
この日、都内では床下浸水もあったようでした。
by higashinuma | 2011-08-28 10:39 | 所感 | Comments(2)

火曜日教室

火曜日教室は8月最終日となりました。
暑さが戻り、そして我家の居候も二週間の旅から帰って来ました。

8月の火曜教室は茶箱『卯の花点』を稽古。
三週は拝見無しで稽古し、今日と来週は拝見有りでの稽古です。
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茶箱点前は私の修行時代も、あまり稽古した事が無く、本当にうろ覚えで最初の稽古日では細かい部分が思い出さず、今回はまた、拝見有りで最初に稽古した生徒の時、拝見後の仕舞いで、はて?茶碗をどうするんだっけ?暫く止ってしまいました。箱の蓋の上の棗を向うに置き換えて茶碗を蓋に載せるのを忘れていました。
ある一つのルールみたいなものがあり、例えば箱から出した順番に箱に入れてゆくとか、けれどそれから外れるとなかなか覚え難い。ボケ防止に役にたつ点前だと思ったりします。

茶箱の点前は伝物で「雪月花」の三科目。十一代玄々斎宗匠が伊勢松坂に出稽古に向う時の創案と伝えます。雪月花は四季で夏が無いため抛筌斎(裏千家宗家にある茶室の一つ)の前庭に咲く卯の花を見て「卯の花」点前を追加されました。
その後、十四代無限斎(淡々斎)宗匠が「和敬点」十三代円能斎宗匠が好まれた御所籠を用い「色紙点」を創案され、現在はこの六種類の茶箱点前が伝わります。

茶箱は利休が大善寺山で野がけの茶会をされたときに用いたのが最初とされ、表千家に伝わる千家名物の「笹露棗」は利休茶箱に添ったものと伝わり、写しの棗が多く出ています。

古参の生徒も「和敬点」は経験していましたが、「卯の花点」は初めてと聞き、愕然。
複雑で優美な「月点前」を生徒の希望で続けて稽古しようか迷っている次第。

十五代鵬雲斎大宗匠は大戦時、特攻隊でした。俳優の故西村晃と同期との事です。ご尊父淡々斎が茶箱を入隊に持たされたようです。特攻基地でお茶を点てられた話を書かれておられます。
淡々斎は「和敬点」を創案されて、箱五十個を軍部に贈られたとも耳にしました。

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今月最終で軸の意味を問う。
「竹日夜起清風」は見つからず「竹葉々起清風」で良いですか?との事。
こちらの語句は良く目にします。同じ捉え方で良いでしょう。
為君葉々起清風 虚堂智愚(きどうちぐ)禅師 『虚堂録』
こちらの解釈は「お互いの清らかな 心の交流は脩竹の起こす清風にも感じる」とありますが、清風つまり清らかな風(心が清らか)が日夜ですから禅の境地でありましょう。
夏の暑い時でも極楽のあまり風がすうっと通る事がありますが、その瞬間は恐らく皆さん無垢の境地にあると思います。私的な解釈ですが、このすうっと通る風が清風なのではと思われ、一日中この無垢の境地で居られる事を願い、茶道でありたいと願います。

花は土曜日のもので、竜胆だけ取り替えている。土曜日の籠も侘びて良かったけれど、今回は萩焼花入に入れてみました。真塗りの蛤端薄板のためか、同じ花材でも田舎屋からお座敷になった気がする。

お菓子は写真を忘れましたが、百万遍かぎや政秋の「野菊」たちばなの「割れ氷」振り出しに入れた「金平糖」居候の土産の「月餅」それに千本玉寿軒の「西陣風味」お腹一杯でした。
「割れ氷」と覚えていましたが、実際に菓子箱には「こはく」とあり店も千歳烏山の「たちばな」では無く、京都の「伊勢六たちばなや」でした。凄い思い違い!
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色によって味が違い、この季節には相応しいお菓子です。色が薄く品が良い。
下の写真は金澤村上の「割り氷」食べた事は無いけれど同じ種類。
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by higashinuma | 2011-08-25 08:48 | 茶道 | Comments(0)

涼しい

大雨の後から涼しくなり、久しぶりにエアコン無しで寝られた。
やはり大気の中では熟睡出来る。

土曜日教室の畳拭きも窓を開放して、汗無しで終った。茶室の方は大きな窓で西側のため、風が良く通る。
しかし、水屋には小さな窓しか無いため暑い。水道の水も暫くはぬるま湯が出ていた。
暫く水屋仕事をしていたら、背中が濡れるほどの汗だった。

早く来られた生徒にいつものように給湯室でお湯を沸かして貰う。
この場所は開放されているが、窓が無く、この階は今日は使用していないので、エアコンも入ってない。
今日でも暑い。申し訳ないがお願いするしかない。

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8月なのに9月の雰囲気で、秋が深まった感じがする。
しかし、今月は「滝」と決めたので、来週までは同じ軸。
花は「女郎花(おみなえし)」と「竜胆(りんどう)」

火曜日教室で「おみなえし」とは女郎花と書くと言ったら、それを覚えていて、「女郎花(じょろうはな)ですね」と言った生徒が居られた。
火曜日は稽古後に花を分けて差し上げているが、土曜日も使うからと持ち帰った。しかし、水曜日はこの夏一番の暑さとなり、花は葉が焼けたり、おみなえしの芥子粒のような黄色花が黒く変色してしまった。これだったら上げれば良かったと反省。

お菓子は生徒のスペイン土産「チョコレート」
干菓子は京都百万遍かぎや政秋の「野菊」落雁にアーモンドが入って、口にするとほろりと崩れる。
先代店主がモロッコ旅行でヒントを得たお菓子らしい。この店では「黄檗」が有名です。
包みも素朴ながら雅で好きな店の一つ。
そういえば、他にもスペインやモロッコを旅行した生徒が居られ、スペインの話に花が咲いていました。

稽古科目は全員「濃茶平点前」
しかし、全員が濃茶を練ったら客の方も大変な事になるので、お茶を練る部分だけ(追柄杓のお湯を足した後)薄茶を点てる事とした。
ようするに点前の流れや薄茶との違い、四方捌き、茶入の清め方、仕覆の扱い等々の割り稽古後の本番だ。

片手に茶碗、片手に茶入を持って運んで来る人。汲んだ水を茶碗に入れ、残りの柄杓の水を水指に戻す人。
足の運びもままならず。お菓子鉢の黒文字が反対だったり。信じられない動作に出る。
道具が変わったりすると、点前がメチャメチャ。
初歩の頃は私も経験があるので、今しばらくは気長に指導しようと思うけれど、つい声が荒くなる。
by higashinuma | 2011-08-20 22:01 | 茶道 | Comments(2)

撫子

なでしこジャパンの余波でちっとは世の中明るくなったと思えるし、この時期だから国民栄誉賞も価値があるのではなかろうか。

撫子は初夏から初秋までの期間、楚々とした花を咲かせます。種類が多く唐撫子、石竹類も含めるようです。
篭花入れに撫子が一輪でもあれば、清楚な雰囲気を作り上げてくれます。
この場合は「やまとなでしこ(河原撫子)」を指しますが。
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どこかで「やまとなでしこ」は美智子皇后みたいな人を言うと美輪 明宏の言葉が載っていた。
私も皇太子妃に選ばれた頃から思っていた。ご母堂の教育の賜物と思う。
日本国民の象徴としてとても相応しいと思いました。
公的な立場では裏千家鵬雲斎大宗匠の奥様もあげられます。

帝王学や王道教育と言う言葉がありますが、wikipediaには「様々な幅広い知識・経験・作法など、跡継ぎとしての人格や人間形成に到るまでをも含む全人的教育」とある。

天皇が皇太子時代の話として前に話した事がありますが、アメリカに行かれ、野球観戦されながらハンバーグを召し上がり、ハンバーグに歯型がつかなかった事。
凡その人はガブッと噛むと歯型がつくものです。今の時代、まぁ、だからどうだと言う訳でもないけれど、やはりこの辺りの事はきちんと教育を受けられたと思われます。
皇族の方はどの角度から写真を撮られても、絵になる。
文楽を観ながら居眠りなんてありえないし、ましてや電車の中で大あくびなんてとんでもない。
ある妃殿下が口元を押えて小さなあくびをされたのが大バッシングの事もあった。
皇室をとやかく言いながらも、日本の象徴たるものと言う心がどこかにあるからなのだろう。

キャリアと言う言葉が流行していた時代、タイトスカートでハイヒールの女子が胸を張って、外又に歩く。足音がコツコツと響き、ある面では格好良かったけれど、この頃から「やまとなでしこ」は遠い存在になってしまった。

多摩川土手を遡って立川までママチャリで行った事がある。
同じ町に住むチェコ人の学生夫婦からの話で、主人はマウンテンバイク私はママチャリで2人で良く出かけると言う。箱根まで行ったとか・・・・それならと言う事で行ってみたのだ。自転車は大好きなのだ。
川の流れを見ながらのサイクリングは快適。
府中に近いところで、河原撫子の咲いている場所があった。
下流に向かうと吾亦紅や釣鐘人参もあった。
しかし、これらはいつの間にか消えた。そして洋種の草がはびこっている。

お茶の稽古の時、どこからカメラを向けてもおかしく無い様にと注意する。
先ず、姿勢。そして手首のあり方や指。視線。それから会話。
これらを併せみれば帝王学に他ならない事に気付くのではなかろうか。
何故お茶をと言う問いに、ある生徒は「女を磨く」と言われた。
彼女が望んでいるのは「キャリア」なのか「大和撫子」かは分からないが、少なくとも茶道の門を叩いたのだ。「大和撫子」まさしくその通りになれるよう、微力ながらも支えてやりたいと思う。
by higashinuma | 2011-08-19 09:44 | 所感 | Comments(0)

はたらき

お茶を習っていると、「気はたらき」と言う事が如何に大事であるかと言う事と、これらが、自然と身につくような気がします。
最近の研究会で指導の業躰は色々な事を指導された。
例えば洗い茶巾では、「習い」としては、棚を使わない場合、水の入っている茶碗を両手で運び、次に右手に棗を載せ、左手に建水を持って運びます。
しかし、業躰は暑くて見苦しいから、普通のように左手に茶碗、右手に棗を持って運ぶように指導された。
茶碗が一般的な大きさの平茶碗ならそのようにしなさいと指導された。
何が暑くて見苦しいのだろう?
それから、次客にお茶を点てるために、湯を通して一度捨て、拭きます。
しかし、この時は湯を捨てる時に小濯ぎをするように言われた。
これらは「習い」とは違う。

この研究会には、初めて出席される方も多いはず。(資格に因って出席出来る場合と出来ない場合がある)
私の社中にも初めての出席の者が居た。
案の定、業躰先生が言われたので、このようにするのですね。と言う。
困ったなぁと思いながら、「習い」と「気はたらき」は違う事を話した。
しかし、今回の業躰が言われた事も理に叶っているところもある。
では、そのように点前を変更すればと思うのだが・・・。

上海万博で、今回とは違う業躰に社中の者が声をかけられ、点前をするようにとの事だった。
それで、始まる前に一度、点前を見て戴いた。
腰に着けた帛紗を取る時、私は変わったのは知っていたが、今、教えると混乱するし、ある業躰にもどちらでも良いと言われていたので、暫くはそのままにするつもりで居た。
それを見学していた、家元稽古のある方に「帛紗のとり方が違う」と指摘された。
指導の業躰は何もおっしゃらなかった。
私は「どちらでも良いとの事です」と言った。

このように業躰に因って多少違いが出る。
裏千家家元の監修教本が出ているので、それを忠実に指導している。これは「習い」
例えば「小濯ぎ」について言えば「気はたらき」と捉えているし、これをするとは教えない。
何故なら、奥伝には茶碗の扱いで「小濯ぎ」がある事と、続薄茶の濃茶茶碗を濯ぐ事もあるからだ。
やはり、奥伝とは格として一線を引きたいと思うからです。
かなり茶碗が汚れていた場合には、「気はたらき」として行う事もあるけれど。

帛紗のとり方が違うことは、誰に教わった事でも無い。
何故違うのか・・・・
例えば家元が偶々そのように扱われたのをご覧になられてそうするものだと伝わった事もあるように思う。
例えば、今回の研究会でのように「小濯ぎ」をするものだと伝わる。
もし、正式にそのように扱うのであれば、何かの機会に変わりましたと伝えて欲しいと思う。

業躰は家元の代理として指導に来られるのだから、この世界に於いては絶対なものですが、やはり其処は人。研究会等では「習い」と「気はたらき」を分別出来る様になりたいと願う。
また、業躰でもこうなのだから、指導している先生によっては随分と違うのではないかと思われる。
それも、このような目でみて戴ければ良いのではと思う。
by higashinuma | 2011-08-18 18:22 | 茶道 | Comments(0)

送り火

昨日はご先祖をお送りする日でしたね。
近所の農家の門前や畑には、茄子の牛と胡瓜の馬それに送り火の燃え殻があると思います。夜遅く帰宅したので見ていないが、例年の如くです。
私の郷里では迎え火や送り火は無いですが・・・多分防災上の理由か・・・茄子の牛と胡瓜の馬は作って、13日朝仏壇に飾ります。
仏壇には色々飾り物(果物や野菜を模った落雁が糸で吊るされる)お供えとして蓮の葉に餅、野菜の刻んだ物、精進料理のお膳、生花、盆灯篭、季節の果物。水は勿論ですが、来客が水を替えるように手桶も置いてある。13日には檀家寺のお坊さんも来られるので、木魚や鐘も置かれる。燭台等結構仏壇の前が賑やかです。それに仏教関係の掛軸が数本掛けられます。
茄子の牛と胡瓜の馬は全国的なものだろうか?

昨日、出かけるときに大亀老師染筆の六字名号(南無阿弥陀仏)の軸を出そうか迷いましたが、今月の課題を聞いていないうちに替えるのも無謀かと思い、留まった。一つ理由には手荷物が多い事もある。
今月から茶箱点前を稽古し始めて、茶箱は持参する事にしたし、鶴首の篭花入れも持参した。
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花入れは箱に入ると結構大荷物。
先週入門の方が帛紗や稽古に必要な道具を買って欲しいと言うので、これも紙袋に一つはある。
しかし、午前に電話で、腰を痛めて座れないから、今日は休みの連絡があった。一つ荷物が減ったけれど。
掛軸を入れる場所は仕付の本棚の後ろでその棚の扉前には、風炉だの何だの置いているので動かすのに一汗かくため、前日に片付けて、9月の軸等を出したばかりだったので、余計出すのを躊躇った。

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女郎花(おみなえし)、孔雀草、秋海棠

字面から女郎花は使わないとも言われますが、秋の七草でもあり結構茶花では使われています。
白粉花は使わないのに女郎花、花魁草などは使う。ちょっと変ですがね。
茶花は利休時代とはだいぶ変わってきているのでしょう。
土手に咲いていた河原撫子はもう消えてしまったし・・・(消える・・・翌年に芽が出ない)
男郎花(おとこえし)もあります。似たような雰囲気で花色は白。
女郎花は七月から咲き始めて、九月過ぎまで咲いています。
by higashinuma | 2011-08-17 09:12 | 茶道 | Comments(0)

浴衣でサッカー観戦

土曜日の教室はお休みでしたので、サッカー観戦となりました。
呉服屋さんにチケット戴いて、浴衣祭りサッカー観戦となりました。
FC東京とジャスパ草津戦です。
会場はFC東京のメインスタジアム「味の素スタジアム」です。
マスコットも浴衣
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選手の浴衣写真が表紙のパンフ高い!

10人の予定がドタキャンで8人となり、浴衣は3人。
日中暑かったけれど、夕方風が出てきて、着る気になった。呉服屋に義理立てしたつもり。
会場も時折、極楽の余りがあって、思ったより汗はかかない。
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ハーフタイムの花火。
間近なので迫力満点ですが、屋根がちょっと・・・・

前半は選手にもちっと頑張って欲しかったけれど、花火に刺激されたか、後半は燃えました。
なかなか点が入らなかったが、後半No.39谷澤達也がエリア内で引っ張られPKゲットし、ロベルト・セザーのPKでの1得点。試合は1対0で終了です。
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右が谷澤

我がグループには留学生が4人来ていましたが、まさしく黄色い声援で盛り上がりました。

ここのスタジアムは我家から自転車で30分~40分のところ。
近くには、三鷹天文台、調布飛行場、国際キリスト教大学、中近東ミュージアム、都立野川公園等々あり、途中に深大寺もあって良く出かけています。
by higashinuma | 2011-08-14 22:53 | 所感 | Comments(0)

茶道をとおして日々の流れをつづる