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青山から

2月28日 木曜日 晴れ
昨日も寒かったですね。二月は今日で終わりだけれど、本当にあっと言う間でした。

昨日は午前中天気が悪かったので、多分、美術館なんかは行く人が少ないだろうと読んで出かけた。
しかし、午前中に一つ用を済ませてもう昼近い。雨も上がり、面倒なので昼飯も抜きで行った。

行った先は「根津美術館」
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実は3月31日にチャリティ茶会の案内があって、社中に声掛けしているうちに、券が無くなりましたとの事で、この券に美術館鑑賞券も付いていた事から、予定が消えてしまった事から始まります。

昨日は表参道の地下鉄出口を間違えて、骨董街の方に出てしまった。記憶で歩きだし、和菓子の菊屋の柳を右手に見てそのまま進行、次の信号を左折。
「ん?確か右側は骨董の店とか入ったアパートのような処があったのに?」今は駐車場でした。左には三越クラブがあったのに?これも消えて、この界隈は全く様子が違っていました。でも、間違えていない筈と進行すると美術館の裏口(車寄)に出て、ほっとする。
ロビーには客が皆無。受付で聞いたら「空いています」の事。やった―!声がでそうでした(笑)

本展の茶道具の展示室は3人位しかいなかった。こんなにゆっくり観られたのは久しぶりの事。
重要文化財の「相坂」丸壺茶入がトップ。
残念ながら、4点ある筈の仕覆が2点のみの展示。
小堀遠州は唐物時代の次の次の世代でしょうか。茶入は瀬戸。中興名物は遠州の選んだものを不昧が定めたとされます。今回は遠州七窯として膳所しか無かったのも残念。
参考として遠州七窯
志戸呂焼(遠江:遠州)、膳所焼(近江)、朝日焼(山城)、赤膚焼(大和)、古曽部焼(摂津)、上野焼(豊前)、高取焼(筑前)

不昧の名物道具で参勤交代にも運んだとされる「油屋肩衝」茶入(畠山美術館蔵)等があればと思うのは欲が深いと言うものでしょうか。

他に旧竹田宮家のお雛様
家族らしい三人の小母様のおしゃべりが耳触り!明治時代の豪華な宮家の雛人形と雛道具は一見の価値ありです。

花見月の茶
茶事の道具。寄付から本席、懐石道具等見どころ多い展示でした。本席の道具展示は照明を落としているので、見え難い。
つい先日、国立博物館の展示の工夫をテレビで観ましたが、あんな風にしてくれたらなぁと思いだした事でした。

その後、原宿経由で新宿まで歩きました。以前は青山墓地方面から歩きましたが、どちらが近いのだろう?

※竹田宮家は、北白川宮能久(よしひさ)親王の第1王子・恒久王が、明治天皇第6皇女・昌子内親王との結婚に先立って明治39年創立した宮家。
明治天皇から贈られた雛人形のようです。

by higashinuma | 2013-02-28 09:20 | Comments(0)

話・咄・噺

夜咄は何故「咄」を使うのかふと疑問に思った。

「はなし」は「話・咄・噺」があり、落語では小咄とか咄を使う。
辞書によると、この三文字は「はなす」で「話」は会話等のはなす。「咄」は舌打ちをする等と書いてある。
「話(hua)・咄(duo)」は中国語にもあり(かっこ内は読み方)、意味も日本語の意味と同じようだ。「噺」は国字。

漢字の構成は「舌が言う」と「口から出る」。「口が新しい」は次々と言葉が出るからの事からだろうか?辞書では耳新しい話とある。では何故「おとぎ噺」と使うのだろう?
夜話でも良いのではなかろうか。

ネットでの辞書では埒があかない。
白川先生の辞書はどうだろうか?明日、調べてみたいと思う。

3月1日追記
白川先生の辞書も同じでした。
利休時代から夜咄の茶事はありましたので、現在古文書を見ています。山上宗二記にも記述がありますが、残念ながら現代語訳で夜咄の記述でした。江戸時代には茶道書が沢山書かれていますが、恐らくは変体かなで書かれているのではと思われますが、もう少し調べてみます。

by higashinuma | 2013-02-27 23:25 | 所感 | Comments(0)

上巳の節句

2月27日 水曜日 雨で寒い
火曜日稽古は3月は5日が最初になるため、昨日は上巳の節句の趣とした。
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留学生にとっては雛人形等を真近に見る事が無いだろうなぁと家の内裏雛を持って行こうと、当日までは思っていたが、荷物が多くて止めた。
人形の真多呂で作品を制作していた知人が居て、30年も前になろうか、材料費だけで作ってくれた立雛がある。他に風俗人形をプレゼントされた。多分、大きさは縦15~20センチ位はあろうか?内裏の二体と燭台二本、金屏風、敷板等々。軽いけれど結構な大荷物になる。

短冊の豆雛は別の知人に戴いた。二人とも鬼籍に入られて久しい。
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去年位は光源氏椿が咲き、三椏も咲いていたが、今年は未だ未だ椿は固い蕾で三椏も漸く色が出て来た。花屋では桃の花と菜の花の定番が売られているけれど、味気無い。

主菓子は「引き千切(ひっちぎり)」関東では馴染みが無かったけれど、この頃良く店に並ぶ。
今日の為にお願いして作って貰ったが、金団部分に餡が仕込んであった。
若い職人さんが届けにいらした時に餡がてんこ盛りだねと笑ったものでした。
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草餅も香り良く美味しく頂戴しました。

前に茶道検定1級の問題に出ていた。写真が載っていて、このお菓子の銘を漢字で書きなさいだった。私は末富の本のように「引き契」と書いたが、正解は「引き千切」当然×。
ただ、切った餅より、雛の祝いのように引き離されても契ると言うこの方が合っていると思うので末富の方が正しいと思うのですが、(こういうのは茶道の雅味)点を付けるのは恐らく大学生のアルバイト等であろうから、正解は一つと判断されてしまうのだろう。

干菓子は春らしく華やかに
豆菓子は「おいり」讃岐の殿様の姫が嫁入りの時に農家の人の献上の煎り菓子で、殿様が大層喜ばれたと説明があった。是、実は軽くて、幾ら食べても食べた感じがしないのです。
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鮫小紋のとても細かなもので、裾にぼかしが入っていました。帯は源氏香の図と雅楽の楽器等が散らしてあり、偶然ですが今日の雰囲気にとても合っています。

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こちらも亀甲鮫小紋
先日、夜咄では「続き薄茶」記憶に新しいのでやってみたらと言う事で。
しかし、感動のあまり?余り覚えて無い・・・・それで良いのです。

留学生は二度目の大炉ですが、点前はすっかり覚えています。
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写真撮るのを忘れました。ゴメンナサイ

留学生の茶杓ご銘
「桃花源」と言われた。陶淵明の「桃花源記」からの銘。
「湖南省の張家界の話でしょう」と言ったら違うと言う。大凡の話の内容を言うとそうですとの事。以前は「武陵源」と言っていましたからね。

上巳の節句も中国の習いですが、今はこのような行事は中国に残っても居ないけれど、偶然かどうか分かりませんが、この銘が出て来た事に感動した日でした。

それにもう一つ、夜の生徒が「チーズケーキ」を作って見えました。「お茶を点てたら。棗と茶筅持って来て」棗を開けたら「もう片付けました」炭火で鉄釜のさ湯で戴きました。美味しかった。

by higashinuma | 2013-02-27 09:29 | 茶道 | Comments(0)

茶事

先日夜咄の茶事があった事は既に書きましたが、茶事では前礼と後礼が大事な事です。
前礼
 昔は、前日にそのお家に出向いて明日必ず伺う旨挨拶したと聞きます。私は何度か亭主も客も経験していますが、前日に挨拶に来られた方も何らかの連絡を受けた記憶が無い。きちんと踏襲されて居られる方もあるとは思いますが、前礼をなさる方は少なくなったのではなかろうか。
私はそれが何処其処の店の主催であっても、簡単な連絡と言うか、何時に何人伺いますので宜しく程度は書いている。

後礼
 これも昔の人はそのお家に伺って昨日の礼を述べたと言う。是は割合、手紙ですが礼を戴けるようです。中には電話の方も居られます。
しかし、私は直接伺うより、電話を戴くより、手紙を戴くのがありがたい。
亭主であれば、疲れた上に片付けがある。電話等は相手が何をしていようがお構いなしである。今でしたらまだメールが良い。

さて、今回は亭主側の事務所から確認の電話を戴いた。慌てた訳ではないけれど、失礼とは思いながら「葉書」で時間と人数それに楽しみにしている旨書いた。
本来ならば亭主から正式には巻紙に正客のお願いと連客の名前を書いて戴けるものなのだ。
最近では料理屋での茶事が多く、公に客を募るのでこういう事になるようだ。

その後、亭主から今回の趣向はこうですよ、みたいな内容の手紙を戴いたが、これは当日には届かなかった。

そして後礼ですが、社中の者には参加者全員に書いて貰っている。そしてまとめて私が亭主に送っていたり、今回は翌々日に他の用でお会いするので持参した。
今回は全員毛筆で書かれていた。
二人は巻紙、一人は綺麗な便箋。私は今回のテーマに沿った懐紙があったので、それに認めた。

綺麗に書ければそれはそれで一番なのですが、思いが通ずるのが最大の条件ですね。
形式と言うのはあり、文例集も多く出版されていますが、やはり形式に沿って自分の言葉で書くのが戴いた方も喜ぶのではと思われます。

いつの頃からか、私はその会の趣向に沿った和歌(短歌)を書き添えている。
今回は梅見の茶事
「軒をもる月のあかりにほのぼのと梅香りたつ夜咄の庭」
正確に言えば「軒をもる月」と言うより、やや満天に近い月であった。でも、そのように言ったほうが雅味があると思う。

筆で漢字かな混じり文を書くのは容易でない。変体かなとか草書の漢字混じりならある程度は見た目を良くする事は出来るけれど、ある本にこの手の手紙は崩した字を使わないとあった。
古筆でも宗旦の字はとびきり読みにくいとされるが、少なくとも近代まではそのような事は無かったのではないかと思う。勿論、戴いた方が読めないのでは困るけれど。

江戸時代の古文にどうしても読めない字があった。変体かなはある程度読めますが、漢字の略でも無い字だった。異体字と言うらしい。この時代の人はこういうものもふんだんに使って文章を書いている。
パソコンで字を書いて漢字が書けなくなっていますが、パソコンの字は読みやすい。
今の時代なのだから、パソコンで書いた手紙でも良いではないかと思われるが、茶道としてみたときどうであろうか。今後の課題である。

長い事、懐石を洋風とか中華で出来ないだろうかとあたためている。イタリアンでも良いではないか。それも、立礼で。もし、そうであれば、もっと茶事に広がりが出来て、それこそ、ご案内、前礼、後礼等々パソコンで書けるのだ。

一度、今回の茶事の処でクリスマスの茶事があった。
料理は洋食で立礼であった。亭主も半東もロングドレスであった。炉の時期なので椿は「アベマリア」銘であった。
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これなら足の痛い老と座るのが苦手な若も気軽に参加でき、もっともっと普及して良いだろう。

※この時はパンで市販の「ふわふわ白いパン」名前が違うかな?これを焼き直してシナモンシュガーがかけてあった。是は旨い!
・・・私は聞いた訳じゃないが、是をさっと水に濡らして、すぐ温めたオープンレンヂ(魚焼く場所)で焼きます。つまり外はカリカリ、中はフワフワで、焼き上がりにシナモンシュガーをかけます。魚臭さは付きません!お勧め。

by higashinuma | 2013-02-25 22:53 | 茶道 | Comments(0)

2月25日 月曜日 晴れ
昨日も今日も朝起きた時、7時頃は風も無く穏やかな晴天だったんです。今は陽が部屋の奥まで届き朝はとても暖かく、暖房無しでも私は大丈夫なんですが・・・。
それで昨日のブログに暖かいなんて書いたのですが、実はとんでも無い寒い日でした。風は強いし。
窓からの景色は多摩川河川敷の砂が舞い上がって流れに沿って黄砂のような状況でした。
今日も外は寒いです。

花がなかなか咲かないですね。去年の今頃は三椏が咲いていました。今年は漸く色が付いて来た感じです。明日の稽古の為に、先程取って来て部屋の暖房に入れてますが、明日までは咲かないでしょう。それに「日光椿」の蕾。こちらは咲いているのもあったのですが、葉の付き方が今一。この椿は咲かないと綺麗じゃ無いですし、蕾を見ただけでは赤玉椿と同じように見えます。
この季節になると、蕾よりやや開いた椿が良いと思います。

久しぶりに緊急地震情報を聞きました。震源地は栃木県北部?我が家は大凡一分程度の遅れで揺れ始めました。これだと、避難または避難の準備も充分間に合います。
教室にも非常用品を備えました。ヘルメットと緊急持ち出し品。
最近、携帯の緊急地震情報は鳴らなくなりましたが、基準はどのように決めているのでしょう?

寒いと言いながらも「幣辛夷」は蕾も膨らみ息吹を感じます。
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他の花の芽吹きより、力を感じます。
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来月にはこんな感じになるでしょうか。

それと沈丁花もまもなくの感じです。
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by higashinuma | 2013-02-25 17:06 | 所感 | Comments(0)

旨い

2月24日 日曜日 晴れ 風も無く穏やかな朝です。

2月19日夜に神田藪そばが火事に見舞われたのは、最近の事なので記憶に新しいが、16日土曜日に
「池波正太郎の愛した食の世界」だったかな?別所哲也のレポートで放送され、一番先に紹介されたのが神田やぶ蕎麦「まつや」だった。

それを観ていたので、火災のニュースではかなり驚いた。
「神田藪そば」、「並木藪蕎麦」、「池之端藪蕎麦」が「藪蕎麦御三家」と呼ばれるらしいが、何処も行った事が無く、この放映前から知ってはいたので、いつかはと思っていた。

「神田やぶそば」は1880年に創業。木造2階建ての現店舗は、関東大震災後の1923年に建築された。佐々木芳次郎の設計による数寄屋造りで、東京都選定歴史的建造物に選定されている。
と、あるからには店を見るだけでも価値があります。とても残念ですが、それすらも叶わなくなりました。

※「神田やぶそば」と「神田まつや」は違う店です。数百メータ離れて建つこの店に池波正太郎は両方贔屓にされていたようです。

さて、そろそろ「長命寺の桜餅」の季節
江戸風のクレープ状桜餅は実は私はそんなに好きでは無いのです。関西風の「道明寺」の桜餅が好みです。それはさておいて、長命寺に買いに行くのはとても疲れる。花の季節に白髭橋を渡り向島側の土手をブラブラ歩いて行ったは良いけれど、正直遠いです。
店はお寺の裏側、土手に面してあり、客がかなり並んでいました。買えるかなぁと心配したりする程でした。
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葉を三枚で縦方向に包んでいます。一個180円
私は葉も食べる派ですが、流石に三枚は食べられません。
「ある人が是を食べているのを見て、かわをむいて食べるんですよ」と言ったら隅田川の方を向いて食べたと言う小話もあるようで、皮の扱いは人其々と言ったところでしょう。
この近くには(寺から店に向かう途中)言問団子があります。
在原業平の東下りにある
「名にし負はばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと」
の詠草から出来たとされます。
これ美味しいんです。
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けど、高い!小粒な1個が200円

似たような処で、上野動物園前にある「鶯団子」殆ど同じような内容ですが
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お茶付きで550円かな
美術館の帰りに疲れた~と言って寄る店でしたが、経営が変わったのか?前のようには行かなくなった。

団子ついでに
日暮里の「羽二重団子」
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5本1376円 美味しいと言うより、好き好きかなぁ・・・

店が鉄筋になるといけません!それでも良いんですよ。味と店の人の応対が、伝統を引き継いでいるなら。老舗は老舗らしく伝統を守って欲しいと言うのは客だから言える事でしょうが。

by higashinuma | 2013-02-24 07:51 | 所感 | Comments(0)

草履と足袋

2月23日 土曜日 薄曇り?陽射しが強い。
今日は勉強会があるため土用稽古は休み。生徒の希望で、土曜日はもともと月三回。なので自分の用事を入れられる。この勉強会は年に四回で土曜日と決まっているから、助かりますが、仕事の忙しい生徒がいて、月初め、月末あと月中が、仕事が立て込むらしい。可哀想だと思いながら、私事を優先させて戴いている。

昨日は茶道具の展示販売会に出かけた。
家元箱書や十職の高額品からお値打ち品までズラリと並ぶが、今回は是と言って欲しい物は無し。しかも、○○付きで行ったから、例えば掛軸観ていたら、「家にあんなにあるのに未だ買うの」茶碗を手に取れば「家にある方が良いよ」是だもの。急に気が失せる。
上階では呈茶と着物販売。

「滑らない足袋カバーは無いですか?」
最近は古い足袋を履いて、相手先に着いてから新しい足袋に履き替えて、足袋カバーは殆ど使っていない。それは草履(昔ながらの畳表(竹皮表)の雪駄)の畳み面が滑るので、化繊で出来たカバーは滑るのです。
東京道場に行くには坂道を登らねばならないので、滑って歩けないので蟹歩きで行った事がある。かかとが低いので坂道は歩けないのです。雨の日は下駄につま皮を付ける。

かかとの着いた男物のビニール?草履も売っているようですが、どうなんでしょう?正式には雪駄ですからね。
一説に雪駄は利休が考案したと言われる。底には皮が張ってあり、着流しの高倉健の世界を彷彿とさせる。お茶とは遠い世界ですが(笑)
鼻緒を鼠、白、黒と三足あり、一番古いのは畳みが焼けて渋い感じになっている。こういうのは渋い方が良いのかなぁ?新品のピカピカよりは落ち着くけれど。
途中で鼻緒が抜けて、困った事がある。雪駄は下駄の鼻緒を付けるようには出来ない。仕方無く皮を破いて、ハンカチを切って応急手当てをした。修理に出したら新品同様に直してくれた。こういう職人の技は凄い!

今欲しいのは、滑らない足袋カバーともう少しかかとの高い雪駄。それに足の甲にパットの付いている足袋でしょうか。←実はこの足袋はあったんです。剣道用?板の間に座りますからね。でも、それなりでした。一度、綿を入れてみたけれど、効果無し。随分長い事座ってますからね。甲に大胼胝が三個も出来ているんです。
足首が痛くて曲がらなくなったり、甲が痛くて眠れなかったり。サロンパス貼って寝たりする。
最近、稽古では座布団使用を余儀なく^^;
でも、家元、業躰は凄いですね。
ちょっとたらたら書いてしまいました。

口直し
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是はBaliで買った小物入れですが、数寄屋袋として使っています。
お茶を習い始めてから、三個目。

by higashinuma | 2013-02-23 09:11 | 所感 | Comments(2)

気配り

2月22日 金曜日 薄日が射して風が無いぶん暖かいと思って、外に出たら結構寒い。

3月に定期健診日に研究会の日になり、社中が出場しなければ休んでも良かったのですが、予約変更して、今日になった。それも8時半開始。病院って8時受付開始、9時から診療じゃ無かった?まあ、とにかく行ってみると、この先生は8時には診療を開始している。それで、2番目に待つ私の順が早くなり、8時半には終わった。
この先生は新任の医長と一緒に転院された先生で、前の担当医のやる気無さとはまるで違う。

全て順調な切りだしで、家には9時前に帰って来られたので、来週に使う掛軸(雛の短冊)と来月に使う掛軸を取り出したり、正月から出してある掛軸二カ月分を片付けた。
午後からは展示会に行く約束があり、出かける前の余裕が出来た。
いつもだと、午前中は殆ど病院と薬局で終わってしまうので、今日は気分も快調なのだ。

先日、稽古の帰りの電車で、始発の電車ながら相変わらず7人掛けに6人で腰かけている。四人は高校生で、普通体型。だから当然隙間が出来ている。彼らは塾の帰りか試験勉強をしている。横の空席には資料を置いたりして。いつものサラリーマンなら詰めて下さいと言うけれど、苛立って居そうな彼らの顔をみたら、言いにくかった。
私より年配の人も座りたそうにしているが、黙っている・・・普段も「詰めて」と言うのは私ぐらいでしょうか(笑)座らなくとも別に良いんだけれど、彼らの気付かない事を教えるためもあって敢えて言っている。大方、黙って詰めてくれる。中には嫌そうな顔をする人も居るけれど。

で、その高校生の三人が降りて、一人は相変わらず二人分の真ん中に座っている。私は横に詰めて掛けたので、ちょっとその子が向こうに寄ってくれたら、大人が充分座れるスペースがある。
でも、気が付かないんですね。

ふと、ゆとり教育の事を思い出した。その結果、世界レベルより成績が落ちたと言う事で元に戻したみたいですが、そんな時に何故人に対する「思いやり」とか「礼儀」等教えなかったのだろうと不思議な気がした。
「ゆとり」は遊び時間を設ける事では無いだろう。まあ、遊びの中で学ぶ事も多くあるが、学校から帰っての今の遊びは昔と違って、大勢でかくれんぼするとか、昔、我々が遊んでいた事とはまるで違う。
「良く学び、良く遊べ」と言う言葉は今は通用しない。「要領よく調子良く」が主流の時代です。

それで、その一人になって、スペースを空けている高校生には、私が降りるまでの20分間、誰も詰めてと言わなかった。恐らくは残業疲れのサラリーマンで、座りたい顔をしていたが。
余程、その子に詰めてあげたら一人座れるよと言いたかったが、それも何だかおせっかいのような気がして。座りたいなら自分で言えば良いのにと見ていました。

勇気を持って「詰めて」と繰り返し言われたなら、そのような事が自然に出来るようにならないでしょうか?

お茶は先ず気配りから教え、道具の扱いで上がる。
少なくとも、茶道に係りある人は、街に出ても「気配り」の出来る人になりましょう。

口直し
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この椿の名前の分かる方教えて下さい。2月16日土曜日稽古で使った椿の開いたものです。

by higashinuma | 2013-02-22 10:43 | 所感 | Comments(2)

夜咄

2月21日 木曜日 良い天気です。少し雲がかかっているけれど富士山、箱根や大山、筑波山がくっきり見えています。

昨日は夜咄の茶事に伺いました。
ここのお宅の庭には見事な枝垂れ梅が小川の畔に花を咲かせるので、その梅見のご案内があった。
三時半席入り。
午前中はあちこちに奔走(笑)で昼食はコンビニのおにぎり・・初めて食べましたが、コンビニのファンになりそう。家でチンやっても良いですか?袋の端を少し切ってからにして下さい。おお何と優しいお姉さま。親切にされるとつい(笑)スーパーには買物に行きますが、コンビニは殆ど行かない。

午後はちょこっと昼寝の余裕が出来、着物を着こんで出かけました。
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下から長襦袢、袷、羽織です。夜咄なので牛首紬にしましたが、正客の依頼でしたので、やはり紋付が良かったか迷うけれど、これ軽くて暖かい。羽織と合わせて仕立てて貰った。
長襦袢はこれは綿です。正絹より暖かい?これも袷が紋付では無いので、暖かい方が良いかと。
普段は半襦袢とステテコなんです。袴付けたりするのはこの方がすっきりし、裾捌きも便利。
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袴と替足袋。袴も同色系統の紬で。
家から着物は目立ち過ぎですが、伺った先での帰りの着替えが無理なので、着て行く。それで袴で電車は階段などを掃除しているようになるので、袴だけは持って行く。
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持ち物にも忘れが無いようにチェック。
濡れ茶巾は夜咄だと前茶が出されるので最低二枚は必要です。
上等の茶巾入れもあるにはあるんだけれど、写真のが一番扱いやすい。青色に濡れ茶巾三枚。紫は空です。古帛紗は船越間道。

大炉と伺っていたので、当然ながら逆勝手と思いましたが、上がり台目の本勝手の席でした。
お若いご亭主ですが、良く勉強なされ、宗家の大炉の間もこのように稽古された事もあると古参の業躰に伺ったとの事でした。
客は六人。通いも出されず、亭主が全てお一人でなされました。
ここの素晴らしさは、テーマに沿って、道具は勿論ですが料理や抹茶に至るまで整えられる事です。
因みにお茶はご銘「花香の昔」坐忘斎お好み。松江のお茶屋からのお取り寄せだったようです。お菓子は「源氏餅」お話に依ると陽明文庫の中にあるお菓子の記録から、作って戴いたものとか。

さて、待合に通されると軸は源氏物語の一節と絵を枡色紙に描かれたものでした。下には能管が置かれ、色紙は読めなかったけれど、梅に関した事と言えば「梅ケ枝」の和歌
「鶯のねぐらの枝もなびくまでなほ吹き通せ夜半の笛竹」かと思った事でした。
・・・一節を書かれた江戸時代の軸との事でしたが。
待合の円斎の火鉢には赤々と炭が熾り、煙草盆は源氏香の透かし、火入れも雅て、お湯は屑湯に梅を落としたと伺いましたが、心底暖かになった事でした。
4時位では未だ明るいとの事で手燭の交換は後入りでのご挨拶。

庭の小川に掛けられた石橋、土橋等を渡り、露地行灯に誘われて、手燭で梅を照らすと幽玄な世界となり、暫し源氏物語の中で遊ばせて戴いた事でした。
私ものんびり夜咄と言う位だからと話し込んでしまい、帰りは最寄りの駅で9時になろうとしていた。深く反省
お送りして戴いた義妹の車をいつまでも送って居られたご亭主。夕方から風が寒かったので、風邪でも引かれなければと祈るばかりです。

写真を撮る許しをお願いしなかったので、茶会の写真はありません。

※梅の絵柄の着物で良いですかと言われた。私の考えは梅見の夜咄でご案内を戴いているので、それは遠慮した方が良いでしょうと申し上げた。大寄せ茶会等では大丈夫でしょうが、結婚式に招待された客が大振袖で伺うようなものかも知れないが持論です。如何でしょうか?
3名無地紋付きで来られていました。一人は控えめな訪問着?。一人は背広(先に聞かれたので大丈夫でしょうと言ってあった。)ご亭主には前礼の省略形式で(本当に省略(笑))葉書に背広で伺う旨書いていました。
思い出に残る茶事でした。これから返礼を書く予定。

by higashinuma | 2013-02-21 08:26 | 茶道 | Comments(0)

大炉

2月20日 水曜日 薄曇り。暖かくなる予報。
昨日は寒かったですね。朝は粉雪、昼過ぎは牡丹雪そして霙となって、晴れても風が強くかなり寒い日だった。
こんな日はやはり大量に湯気が上がる、広口釜を掛けた大炉が一番のご馳走ですね。
今日から大炉の稽古です。

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「木瓜」と「紅八重椿」備前旅枕に

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濃茶点前の途中から急変して続き薄の稽古に変更。それも筒茶碗、絞り茶巾の扱いでお願いした。
スラスラ出来るから凄いです。

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確か、去年初めて大炉の稽古をして二年目。
忘れた!出来ない!口より手が動いていますから大丈夫(笑)

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濃茶専属要員のような感じになりました。
留学生に濃茶を練って貰いました。

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「下萌」のお菓子を頼みました。
きんとんは隙間が出来る位まばらにと言ったのですが・・・普通のきんとんになりました。
だから切ってみないと下萌が分からない。
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食べているところを撮らせてもらいました。

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結構やるもんです!とにかく言っている事が理解出来るから素晴らしい。
勿論、彼女達の日本語が上達した事もあるが「居前」「足を引く」「膝前に」「持ち替える」等々いわばお茶用語みたいな言葉も覚えました。

干菓子は今日の雪のような名前の「花あわ雪」写真忘れた。
夜は二人お休み。稽古の写真は忘れてしまった。ゴメンナサイ
大炉で無ければ逆勝手と先週言ってたので、教本を読んで来られたらしい。
スラスラ出来ていました。

※亭主の覚え方は出る時は右足から立つ、入る時は左足から立つ。立った足から動かす。
帛紗を付けた方に建水を持つ。
茶碗から湯を捨てる時は、最初と最後は茶巾を右手で持つので左手で捨てる。茶巾を持つ時は左で捨てる。 
客の作法は出来る人は左・右逆にしますが、それはこだわらずに普通にして良い。

※自分なりに覚え方を法則みたいに見つけて下さい。忘れ難いです。

by higashinuma | 2013-02-20 10:26 | 茶道 | Comments(0)