今日のお菓子

相変わらず30℃を超す暑さ
こんなときには葛を使った「水牡丹」や琥珀糖の透明感のあるお菓子が、見めも良く、冷たい口当たりも良いものです。
松江の彩雲堂は松平不昧公お好みの「山川」が有名ですが、この季節のお菓子でトマトを使った和菓子を出しています。器ごと冷やして、出しましたら大感激でした。やや甘めですが、爽やかな酸味もあり、トマトの赤い色と上に重ねた緑の色合いも涼感を誘います。
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写真ではちょっと分かりにくいですが、とても綺麗な赤色なんです。
濃茶の菓子として使いましたが「前席では美味しいお菓子を頂戴しましたがご銘は?」で「あれ?なんでしたっけ??」になりました。所謂、和菓子に付けられるような銘が無いのです。「ご製は?」「松江の彩雲堂でございます」「口当たりが爽やかで、流石に不昧公のお好みを作られているお店。トマトとは思いもつきませんでしたが、おいしゅうございました」・・・・・何か良いご銘があると良いですね。
器は教室の常什でしたので、もう少し雅味があると良いのですが。

奈良は葛が有名ですが、柿もまた有名です。葛で出来た台に柿のゼリーのようなのを薄く合わせた和菓子があります。いしい製の「琥珀」見目は今一ですが、冷たくしてとても美味しいものでした。けれども、柿の季節には早いので、夏場にお出しするのは気が引けます。
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お店の写真を拝借しました。

# by higashinuma | 2010-08-25 20:04 | 茶道 | Comments(0)

お菓子の事

茶道のお菓子には季節の上生菓子と決めておられる方もいらっしゃいます。稽古の菓子もです。季節の上生菓子には年中行事に因む物もあり、同じ菓子屋とはゆかないけれど宗家にならって・・「宗家菓子暦」に詳しい・・これらは極力使いたいと思う。例えば初茶会の「はなびら餅」や6月晦日の「水無月」宗旦忌の「銀杏餅」ようなものです。その他には季節の花や草木、或いは「都鳥」等のような季節菓子があります。これらは主菓子ですが、干菓子についても言えるけれど、何となく話題性に欠けているような気がします。東京に居ては普段稽古の干菓子の調達が難しい事もあり、京都から出店している老舗菓子屋に買いにも行くが、「綺麗」と「美味しい」で会話が切れてしまうように思うのは私だけでしょうか。

私は稽古の菓子にはなるたけ地方の有名菓子を使っています。意外な発見があったり、席中での話題にもなります。以前、大寄せの茶会で薄茶席を持たせて戴き、場所が目白蕉雨園であった事や私が山形出身なので、芭蕉の句に因む菓子を田舎より取り寄せて使いました。「初なすび」と「まゆはき」です。寄付きで大変お待たせする慰みに芭蕉の奥の細道とこれら菓子の名前を書いて、お配りしました。自負に過ぎなかったかも知れませんが・・・・

今日の稽古は「黒玉」を使いました。えんどう豆の薄緑の餡と黒砂糖が、とても濃茶に合います。
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これは甲府澤田屋の有名なお菓子です。黒い玉を打ち上げ前の花火に見立てるのも面白いでしょう。

季節によってはこんな菓子も面白いのでは
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棹物は人数が不確かな時には重宝します。これは京都より取り寄せのもの。
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「わすれ傘」梅雨の走りに使いました。時雨の季節にも使えます。

# by higashinuma | 2010-08-21 11:04 | 茶道 | Comments(0)

これもあり

8月17日今日も30℃を超えている。こんな日が続き29℃になると涼しいと感じるのも面白い。
人間の適応力と言う事でしょうか。
今日は先週に続いて「滝」の軸です。先週は豪快に流れる滝をイメージでしたが、今日は静かな滝です。花は自宅から槿を持って行きましたが、二輪とも花弁が痛んで哀れな姿に。
仕方なく花屋に行って、写真の花ヘリコニアに。小輪の向日葵か、ハイビスカスを買おうとイメージしていましたが、生憎無かったのです。。しかし、合うのではないでしょうか。生姜の仲間、南の島では野生の花ですし、趣向はハワイの羊歯の洞窟に流れる滝とでもしましょうか。
先師、黒田宗光や三田富子も意外な取り合わせを楽しんでおられた事を思い出します。
花入は沖縄の吹きガラスです。水指は津軽ビードロ。
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お稽古に通うお二人は和服が大好きのようです。この暑さの中、自宅から着てお出でです。
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仕事が郊外になり、多忙もあってなかなかお稽古が出来ません。
建水が出すぎですよ「はい」返事は良いですが、直さないのがこの方の持ち味でしょうか。
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風炉での濃茶は初めて。未だ病み上がりなのですが・・・

先生は朝からの和服で背中がカチカチ山状態。夜の稽古は洋服に着替えさせて戴きました。
真夏の冷房の無い茶室で、汗が染み、まるで夕立にあったような姿にお客様を心配させた事も。
汗を止めるコツを誰か教えて下さい。

# by higashinuma | 2010-08-19 10:35 | 茶道 | Comments(0)

茶道をとおして日々の流れを思いのままに

思い出

# by higashinuma | 2010-08-13 17:40 | 茶道 | Comments(0)

思い出

もう3カ月以上経ってしまったが、上海万博開幕初日から裏千家の友好茶会に参加させて戴いた事が思い出されます。社中の者が点前をさせて戴きました。突然、業躰から声をかけられて点前をするはこびになり、一度稽古をつけて戴き本番に臨みました。5月初日の事で、炉から風炉に切り替わっての稽古はしていなかったのでどうなることかと心配しましたが、業躰の暖かいみまもりで、点前をさせて戴きました。宗家ホームページに掲載された写真を見てびっくり!何で帛紗が右膝横に・・・稽古の時はきちんとしていたのに。百人ものお客と、このような場に緊張していたんでしょうね。このような間違いの写真でも掲載して下さった宗家のお心に感謝するばかりです。
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開幕前夜祭は宗家主催の宴席があり、その後はホテルの部屋で前夜祭の花火を観る事ができました。思いがけず花火には最高の窓辺で、同行した方達に早速電話「月しか見えないよ・・・」別の部屋では「花火?何処で?」。「うちの部屋に直ぐ来て!」一緒に花火を楽しみました。テレビ中継と全く同じ方向で観られました。後で気が付いたら部屋の窓が開けられたのでした。開けていたら臨場感が違ったね・・・。
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花火の処(アーチ部分)が万博会場で、昼は中国館が見えました。日本館はその前にありますが、建物が低いので見えません。手前の橋の鉄塔には大きな温度計が表示されますが、花火のために消灯しています。その手前、右の方のライトアップは一般のアパートの屋上で、万博のために点灯しているようでした。街路樹のライトアップ等々上海市で電気代を支払っていると聞きました。

# by higashinuma | 2010-08-13 10:18 | 茶道 | Comments(0)