令和7年11月4日 火曜日 晴れ 昨日は綺麗な青空だった事もあり、放射冷却で冷たく寒い朝です。
昨日はあの寒い風の中、若が健太を深大寺に連れて行くと言うので付き合う・・別に書く予定
10月26日 日曜日 今回の名古屋行き目的の徳川美術館90周年記念茶会に行く。この茶会は10月12日~11月3日までに各流派が9日間釜をかける。

ホテルの朝飯ビュッフェより・・いつもパンですが、ひつまぶしがあったのでご飯にする。鰻は探したが味は間違いなくひつまぶし。名古屋味噌の味噌汁。スモークサーモン、鯖焼、出し巻き卵、小鉢は冬瓜の煮物。未だ色々あったけれど・・

次に珈琲とフルーツ、ヨーグルト、オレンジジュース。
朝から雨(昨夜から雨)結構激しく降っている。JRで行くと降りた駅から10分位歩く。
この雨で、スーツケースを引っ張って歩くのもなぁ・・ホテルからタクシーで行く。美術館の門から本館入口までも少し歩く。運転手は気を利かせたつもりらしいが、駐車場で降ろしてくれた。が、とんでもない場所だった。本館に行くには一度階段を降りて(水溜まり)又上がる。傘さしてはちょっとイラつく。
開場まで30分位早く着くも、50人位並んで居る。ここも階段を昇るが屋根があるだけ助かる。

おや!着物で並んで居る中に見てしまった。ヒール履いている。雨だから?スーツケースに草履入れるのを忘れたそうです。けど、似合っている。
係りの人が早く開けてくれた。茶席の入場は2席目の濃茶でした。美術館の展示は一部を除いて写真可ですが、茶席では一切禁止と言われた。茶席が一番撮りたいのに。やがて席(餘芳軒)に案内された。
濃茶席の床は大名物「洞庭秋月図:伝牧谿筆」花入「砧青磁浮牡丹」に白秋明菊を入れてあった。席主は白秋明菊が花入に負けない。どんな花入れでも合うと言われた。確かに。
点前道具は重要文化財純金皆具:台子から風炉釜水指等々全て純金製。三代将軍家光の長女千代姫が尾張二代光友に嫁ぐ時の婚礼調度の一つ。台子は柱が弱くなり、天板に耐えられないため使用せず、真塗台子でした。風炉の炭も少なく入れているようです。

黄金茶会の写真より
純金皆具の一つ天目と天目台は使わず、正客は禾目天目、次客は高麗雲鶴茶碗。
お菓子は銘々皿に「菊の露:両口屋是清製」銘々皿は幸兵衛窯製でお土産です。
お茶が美味しかった。「松柏園詰:蓬左の昔」連客は二人でおもあいでした。コロナ以降初めての体験です。
点心席にこのお茶の見本があり、40g1万円以上の値札。美味しい訳です。
副席(薄茶席)は山の茶屋でした。最初から炉ですと聞いていた。会記には炉縁菊桐蒔絵とあったが、木地の鉈切り風な炉縁でした。
床は光友公染筆の一行「好事不如無」堂々とした筆でした。花は槌形三嶋牡丹紋にベリー?の紅葉が素晴らしく、造花?と疑った。西王母椿も程よく暫く見とれた事でした。釜は亀甲口で大西浄寿造表千家11代碌々斎箱書。水指は備前火襷、棗:松梅蒔絵、茶杓尾張3代綱誠削り、茶碗は重要美術品の紅安南草花文裏千家11代玄々斎箱書。数茶碗はこの茶碗の写しと小菊の絵の茶碗を交互に使われました。お茶:「笹の白銘松柏園詰」。お菓子は芳光製(わらび餅の名店)の干菓子でしたが何だったか忘れた。
茶席が済んで点心席へ

席に案内されてから随分待たされた・・後から来た人に先に出している。
写真右赤飯が程よく美味しい。その下煮物椀は松茸一本・蟹・百合根真蒸・人参・結び三つ葉・松葉柚子、向付:鯛昆布〆・いくら・菊加減酢、大徳寺:紅白蒲鉾・出し巻き卵・銀だら西京焼き・鰻八幡巻・茗荷甘酢・銀杏・むかご・白瓜奈良漬け、法蓮草松の実和え、車海老・湯葉・南京・舞茸・茄子・きぬさや・紅葉麩
見た目も良く美味しかった。
・・宝善亭謹製とあるので、此処で(美術館)料理している。・・7千坪の徳川園(日本庭園)にあり、美術館75周年記念を機に日本料理を始める。
この後に美術館を見学する。美術館展示品は別途記載
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