人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

つれづれ

お菓子

知人の新築の家を見せて戴いた。リビングの広くとられた南西二面の窓からは森が借景で、建物外観からして美術館のような造り。程よい広さが居心地良い。手土産に菓子屋を覗いたら、兎の饅頭や月見団子が置いてある。明後日が十三夜なのでと言う店の方に兎の入った詰め合わせを買った。十三夜の事はすっかり忘れていた。帰りに土手を回ってやはり芒と野菊を採った。土手は今、薄がとても綺麗に穂を出している。で、十九日の床は、いつものゴテゴテの花となった次第。
お菓子_b0197486_8252945.jpg

中置は初めての生徒も居るため今月に入り、二度は中置平点前。今日は五行棚としました。蓋置の位置が変わる位で特に点前上の問題は無いのですが、道具が少し変わっただけで初めて習うような錯覚は経験しているので、お点前さんの気持ちが良く分かります。
お菓子_b0197486_1111317.jpg

仕事の都合でお休みが多くなり、前回の稽古はいつだったか忘れる程。長緒の稽古をしていたので、ちょっときついかなと思いながら、五行棚に長緒の組み合わせ。それでも思わず「美味しい!」と言える濃茶でした。
お菓子_b0197486_1143128.jpg

お菓子は中秋の名月にもお出しした「落ち栗」今回は栗そのまま。食べやすいのは前回の方だと思いますが見た目は今日の菓子屋の方が勝っている。味は?差しさわりがあるので省略。
実の事を言うと、お菓子に迷って買いに行ったのが遅く、全員に同じものが無く、昼の方には、練切の「菊」でした。それも昼と夜に一人ずつのお休みが出たので、上手い具合に数が合いました。
それで、「菊」を見た留学生(前回に兎を鼠と言った人)が「桃!」何で桃に見えたんだろう?ふっくら丸い形、下にかけてピンクが濃い色。菊のはなびら状に付けられた形。蕊の黄色。羊羹で抜いた菊の葉が一枚・・・・
by higashinuma | 2010-10-20 08:25 | 茶道 | Comments(0)

茶道をとおして日々の流れをつづる

by higashinuma