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つれづれ

梅の別名

いつもながら茶杓のご銘を聞くのが楽しみ
思いもつかないご銘が飛び出す。

宗旦のご銘で「センター試験」でございます。
宗旦は江戸初期の宗匠ですから「センター試験」はありません・・・土曜日教室から

「鏡開き」もあった。てっきり15日がそうだとばかり思っていたら、生徒の一人が11日と教えてくれた。
旧暦と言う事もあるので過ぎたら悪いとは言いませんが、先取りが良いです。

火曜日は「梅」の銘があった。
直裁に言うより「花の兄」とか、「窓の梅」等とすると何気に典雅な雰囲気になります。梅には色々の呼び方があります。ここまで言って中国での呼び方を忘れてしまった。
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「好文木」と呼ばれます。晋代の皇帝の話からきていますね。
表千家十二代宗匠惺斎好に梅の透かしがある好文棚があります。
他には「風待草、百花魁、香雪、春告草、木の花、初名草、鉄樹・・・・・」
比喩でゆくなら「東風、天神、初音・・・・」
初音は鶯ですが、梅と鶯の組み合わせは誰がいつから始めたのでしょう?梅の頃に鶯は鳴きませんね。
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平安時代なかばまでは梅と言えば白梅を言っていたようです。梅は古くは弥生時代からあったとされますが、紅梅の伝来は定かではありません。一説に鴨川の肥沃な土壌により突然変異で出来たとも言われます。現在でも、既に種類としてはありますが、白梅の木に突然紅梅が混じって咲く事もそう珍しくは無いようです。

今や遅しですが、近所の畑で蝋梅は正月頃に良い香りを放っていて、初稽古の花として欲しいと思ったものでした。
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トルコのトプカプ宮殿の中庭に咲いていたのが印象的でした。

この辺りでは梅が丘の羽根木公園や府中の郷土の森、百草園などで野点や梅見の茶会が開かれます。
桜の頃のお菓子(花見団子や桜餅)と違い、梅の茶会でお菓子は何を使うのでしょうか楽しみな事です。
by higashinuma | 2011-01-20 16:05 | 茶道 | Comments(0)

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