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つれづれ

送り火

昨日はご先祖をお送りする日でしたね。
近所の農家の門前や畑には、茄子の牛と胡瓜の馬それに送り火の燃え殻があると思います。夜遅く帰宅したので見ていないが、例年の如くです。
私の郷里では迎え火や送り火は無いですが・・・多分防災上の理由か・・・茄子の牛と胡瓜の馬は作って、13日朝仏壇に飾ります。
仏壇には色々飾り物(果物や野菜を模った落雁が糸で吊るされる)お供えとして蓮の葉に餅、野菜の刻んだ物、精進料理のお膳、生花、盆灯篭、季節の果物。水は勿論ですが、来客が水を替えるように手桶も置いてある。13日には檀家寺のお坊さんも来られるので、木魚や鐘も置かれる。燭台等結構仏壇の前が賑やかです。それに仏教関係の掛軸が数本掛けられます。
茄子の牛と胡瓜の馬は全国的なものだろうか?

昨日、出かけるときに大亀老師染筆の六字名号(南無阿弥陀仏)の軸を出そうか迷いましたが、今月の課題を聞いていないうちに替えるのも無謀かと思い、留まった。一つ理由には手荷物が多い事もある。
今月から茶箱点前を稽古し始めて、茶箱は持参する事にしたし、鶴首の篭花入れも持参した。
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花入れは箱に入ると結構大荷物。
先週入門の方が帛紗や稽古に必要な道具を買って欲しいと言うので、これも紙袋に一つはある。
しかし、午前に電話で、腰を痛めて座れないから、今日は休みの連絡があった。一つ荷物が減ったけれど。
掛軸を入れる場所は仕付の本棚の後ろでその棚の扉前には、風炉だの何だの置いているので動かすのに一汗かくため、前日に片付けて、9月の軸等を出したばかりだったので、余計出すのを躊躇った。

送り火_b0197486_9114280.jpg

女郎花(おみなえし)、孔雀草、秋海棠

字面から女郎花は使わないとも言われますが、秋の七草でもあり結構茶花では使われています。
白粉花は使わないのに女郎花、花魁草などは使う。ちょっと変ですがね。
茶花は利休時代とはだいぶ変わってきているのでしょう。
土手に咲いていた河原撫子はもう消えてしまったし・・・(消える・・・翌年に芽が出ない)
男郎花(おとこえし)もあります。似たような雰囲気で花色は白。
女郎花は七月から咲き始めて、九月過ぎまで咲いています。
by higashinuma | 2011-08-17 09:12 | 茶道 | Comments(0)

茶道をとおして日々の流れをつづる

by higashinuma