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つれづれ

バンコク

タイの洪水が大変な事になってますね。
首都バンコクも今週には洪水になる報道に心配しています。

昨夜は見知った王宮へ行くチャオプラヤエキスプレスの桟橋ターチャンが大人の太股辺りまで水に浸かっている速報でした。対岸の暁の寺のライトアップが痛々しかった。
バンコクは勿論、近郊の都市も水路が大変多く造られて東洋のベニスと言われる。バンコクの運河は殆ど利用した事はないが、この運河もエキスプレス?が走り、あるホテルのレストランでの朝食時にサラリーマンが多く移動するのを見ている。え!こんな処にもと言う感じがある。

バンコクの中心部を流れるチャオプラヤメナムは船で移動(チャオプラヤエキスプレス)するのにとても便利で、蒸し暑いバンコクの中でも爽快に過ごせるし、渋滞にも遭わないので良く利用した。
川岸には巨大な青果市場、花市場等があり、水上生活者も少なくないし、世界ランキングいつもトップのオリエンタルホテルやシャングリラホテルを初め高級ホテルが並ぶ。
先の桟橋の状況からオリエンタルホテルも水浸間近だろうし、シャングリラホテルのホテル棟は少し高台になっているものの、川辺のタイレストランは恐らく水害に犯されているだろうと心配する。ここは、プライベートレッスンでタイ料理を習った処だ。
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いつもチャオプラヤエキスプレスに乗る桟橋タクシンからオリエンタルホテルの方向(上流)を望む。
ここの桟橋はBTSと連絡があり、市内移動はとても便利です。
エキスプレスのチケット売り場に女子高生のバイトが居て、英語が出来るので、何処に行くのに何処で下りるか教えてもらったりしているうちに仲良くなった。向こうも顔を覚えていてくれて、行くと満面の笑顔で挨拶してくれる。彼女は高校を卒業して、この会社に就職し、今はチケット売り場を離れたけれど、偶に顔を見ると走って寄って来てくれる。お互いに「元気?」位しか話さないけれど、今はどうしている事だろう。
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水上生活者の家。完全に水上とは言い難いがチャオプラヤメナムの畔に建つ。白い壁の下側の黒い色部分までは水没するのか・・・今はこれより更に上まで水が上がっている様子。


バンコクの繁華街エラワン寺院のある免税店の広場で、昔、龍の舞を披露した事があった。長い竹竿を登って少年が玉を操り、龍が竹竿を登るのも見事であった。このグループはバンコク郊外の中国系の人が多く住むナコンサワンの街から来ている事を知った。玉を操る少年は高校生で演技後暫く話した事があった。お祭りの龍の舞が有名だそうだ。
ニュースによると、この街は完全に水没したようだ。この街はチャオプラヤ本流と他の川が合流する地なのだ。
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この写真は地元での祭りの様子。
先の高校生はまるで猿のように長い棹の上で玉を扱うのでした。それだけでなく、その上に乗せたまま棹を振るのです。曲芸ですね。観ていてもはらはらどきどきです。

五年前位になるだろうか?北部の方でも洪水があった。翌年、そこを観光で訪れたが、博物館の壁にここまで水が上がったという痕跡があった。大人のへその辺りまであった。しかし、普通に博物館をオープンさせていた。

余談ですが、ニュースキャスターの誰かが言っていたが、日本産業界の空洞化の現実を今回のタイの洪水で知ったと言う。確かに大企業の海外進出は色々な面で問題があるのだろう。

アユタヤは古い街で観光(王宮寺院と避暑地の宮殿、山田長政の日本人街)で有名な処ですが、工業団地等は今まで見た事が無かった。
宮殿には「王様と私」で有名になったイギリス人の教師が住んだ家も残されている。
詳細な水害情報は無いが心配している。
しかし、タイ人は明るくバイタリティ。復興は早いであろうし、それを期待している。
by higashinuma | 2011-10-15 09:24 | 旅行 | Comments(0)

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