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つれづれ

般若苑

連休最後の日曜日に畠山美術館の呈茶に行くと言う生徒が居たので、ついでに般若苑も寄ってきたらと言った。
どれくらい昔の事か、やはり畠山美術館の点在する茶室で茶会の後に、般若苑で食事をした事があり美術館に続く緑の中の広い芝生の庭園と雅な造りの家屋に感動したものでした。

それは2005年に閉館されて、今は大きなビルの建設中と言う事を初めて知った。
ソフトバンクの孫さんが買い取ったらしい事まで分かった。
般若苑は由緒ある建物で次のような歴史がある。
 薩摩藩別邸⇒明治時代には薩摩藩出身の江戸時代後期の幕臣、政治家寺島宗則(天皇行幸)
 ⇒荏原製作所の創業者畠山一清が買取、奈良・般若寺の客殿などを移築し邸宅とした
 ⇒般若苑部分を畔上輝井が買取1948年に料亭を開業、政財界人で賑わう
畔上輝井が有田八郎元外相と結婚し、有田が都議選に失敗すると莫大な借金を抱えて離婚し、吉田茂や各界の名士に援助を受けて再開したとある。
この一連経過を三島由紀夫が小説「宴のあと」にし、プライバシー侵害で訴訟問題となった。

数々の歴史変遷を残し、般若苑の面影は全く消えてしまった。以下はネットで探した写真です。
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下の二枚は遺構が美術館の双清亭に残されたようで、一部は京都移築?とある。
下の杉戸絵は廊下の突き当たりにあったもので、今でも思い出がある。

東京には江戸と言う特殊な構築から各藩の広大な屋敷が存在し、大戦後でも例えば、この白金地区にには沢山のその遺構があった。タイ大使館もタイ政府が買取、庭園は江戸時代そのまま使用している。もとは何処かの大名屋敷の跡と聞きましたが忘れました。
詳細はタイ大使公邸(タイ大使館公式ホームページから検索)をご覧下さい。想像もつかない歴史が広がります。
大使館は現在改修中との事ですが、面影を残して欲しいと思います。
タイ国王の誕生日祝賀パーティが雨となり、このホームページから見る豪奢な家屋に入る事が出来ました。
溥儀が初めて訪れて感動したと言う、巨大な花瓶も当時のままでした。
今では懐かしい思い出です。

他に目白「蕉雨園」も歴史ある建造物で講談社が管理していますので、先ず大丈夫と思います。非公開ですが、イベントで貸していますので、茶会がある折には是非行かれる事をお勧めします。
by higashinuma | 2012-05-18 07:54 | 所感 | Comments(0)

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