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つれづれ

柊(ひいらぎ)

11月11日 月曜日 晴ですが雲が多い

昨日は家の中の方が寒かったみたいです。風が強かったけれど陽が傾く頃からは暖かく、一昨日と同じ物を着ていては汗ばむ程でした。

そして市民祭りでした。昼を食べに駅の方に出て初めて今日は市民祭りだと言う程度。以前は近くの小学校からバス通りを鼓笛隊を先頭にパレードがあり、それはそれは賑やかでした。
近年は市役所(公民館併設)が駅に近いので、其処をメインに駅周辺で、大きな会場をつくり3か所かな?多くの店が出店して大勢の人出でした。

それで、例年のように市の茶道連盟に因る呈茶に寄りました。
いつもの先生はご高齢で今回は違う先生でした。表千家・裏千家・大日本茶道学会が合同の席だそうで、入った時は大日本茶道学会の点前でした。
床は「山花開似錦」の一行、花は椿に青い葉物が添えてあった。香合は織部の宝珠。
点前坐は木地丸卓に暦手の水指、棗は春秋吹雪、茶杓の説明等は有りませんでした。

最後にどうぞお近くでご覧下さいと言う事で、正客の男性がささっと前に出て道具を拝見されています。
ギョ!両足の靴下の踵(実際には親指の付け根の裏)が大穴空いているではないですか。踵に模様がある訳では無いですよ。だって右と左の大きさが違う。
可笑しいのに笑えないとはこの事です。 
果たして自分はどうか心配になった事でした。

一席三百円での呈茶。市からの補助は分かりませんがお菓子は吹雪饅頭に栗が一ひら。弁当持参でなさっている様子です。

だいぶ前から柊の花が良い香りを漂わせています。
金木犀程強く無いので、こちらの方が私は好きです。ただ、柊の特徴である葉の棘々が結構きついです。
鬼門には柊、裏鬼門には南天を植えるとも言いますし、節分には鰯の頭を挿して屋根に挿すくらいですから。
そうそう防犯の為に垣根に植えるとも言います。
この垣根の柊が花を咲かせて香っているのです。
柊(ひいらぎ)_b0197486_18113620.jpg

柊は意外と虫が付きます。葉に棘があっても虫避けの効果はありません。むしろ、金木犀は虫が付き憎い。因みに柊の棘葉も剪定せずに伸び放題にすると棘が丸くなるようです。
by higashinuma | 2013-11-11 08:43 | 街の景色 | Comments(0)

茶道をとおして日々の流れをつづる

by higashinuma