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つれづれ

釣瓶水指

26年5月21日 雨 やや寒い日
昨夜、我が家の辺りは11時半頃から雨。帰宅して間もなく降り出しました。
前の家に比べ、電車の乗り継ぎが悪いためか往より復の方が時間がかかる。往は気持ち20分位早い。

稽古の花が無かったので、佐渡に行って「踊り子草」や色々な花があったので、持って帰りたい気分でしたが通勤地獄に遭うためそれは無理。
朝に前の家に資源ごみ収集日のごみを出しに行って花を採ってきた。
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留学生はアニメで「一休さん」を知っているので読み方を教えたら、偶々彼女と一緒に稽古に来ている彼氏が意味を聞いてきたので「貴方が彼女以外に手を出しては駄目と言う事。つまり漁師は釣り竿以外持つ事は無い」納得したようでした。
同じような事で二兎追う者は一兎も得ずなどありますね。今は多角経営もそうですが、色々な事に手を出しますがどうなんでしょう。

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一番高い花から「虫取撫子、琉球月見草、弁慶草」を四つ目篭に入れましたが、花の向きが今一気に入らない。直しても又、元に戻るのでそのまま。
琉球月見草は何科ですかと質問された「アカバナ科マツヨイグサ属の耐寒性多年草で北アメリカ原産」
一説にはアメリカ軍と一緒に渡って来たと言われます。花は優しい色で咲きますが、結構したたかで、蕾や種の出来方をみると野草の待宵草(月見草)と同じように見えます。月見草は多種ありますので調べてみて下さい。
弁慶草とくくってますが、この花は「岩弁慶」です。

この日は全員釣瓶水指で稽古
置き水指で扱いました。
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前回の稽古写真をご覧になられ、背中が丸かったと気付かれたようです。今回の写真でそのまま腰から傾斜するような感じが理想ですね。帯締め辺りで両手で丸太を抱えるようにし、その状態を維持するように動作すれば良いのです。畳みの上から道具を取り上げる時手を伸ばすのでは無く、丸太を抱えた状態で前傾して取り上げると言う意識でしょうか。
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姿勢は良くなりましたが、いつも下向き。背が高いので頭をぶつけるからとか(笑)

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姿勢が良いと見ていて気持ちが良いです。
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久しぶりの稽古となりました。風炉点前は初めて。

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和三盆
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緑餡の葛饅頭。銘は「青山」美味しいかったですが、餡が蚕豆だったらなぁと・・・
二種目は新潟の土産
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マシュマロを想わせる中に黄身餡。銘は「雪かくれ」上品な味で大きいですがさらりと食べられます。
冬に使いたい銘ですが、夏に使っても良いかと思います。
誰かさんが「雲隠れ」と言ってました。

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週末は青年部で宗家の行事に参加され、話しが尽きない事でした。お土産ありがとう!
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どうしてこうなのかとかと言う風に覚えられたら良いかな。
男の人は理屈っぽいから教えにくいと言われましたが、意味無く言われたままに点前するのは進歩が無いように思います。
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道具の作家さんも色々覚えられると良いです。
例えば陶芸の分野は任せて下さいとか・・・。

写真撮り忘れた方ゴメンナサイ。
※風炉の濃茶点前は棚がある無しに係らず
茶碗から茶筅を出して、茶碗を手前にし、水指塗り蓋なら帛紗を折直して蓋を清め、茶巾を水指の蓋に置きます。茶碗を拭いた後は釜の蓋に置きます。炉の場合は水指の蓋は客が吸い切りするまで開けないのでそのまま水指に置きます。
勘違いしていましたので(もう一つの裏千家発行教本は直ぐ釜の蓋に預ける)このように訂正します。多分、今年の風炉点前で間違えただけと思います。
Commented by すえよし at 2014-05-21 13:54 x
雲隠れ…そんな趣もない銘言うなんて、誰?
はい、私です。
雲にでも隠れたい思いでありました。
Commented by higashinuma at 2014-05-21 17:22
えっ!どうして???
やばい事あったんですか?是非是非聞かせて下さい。
Commented by すえよし at 2014-05-21 21:44 x
雲隠れ…雪隠れ、この旨さはヤバい。ごちそうさまでした。
by higashinuma | 2014-05-21 08:04 | 茶道 | Comments(3)

茶道をとおして日々の流れをつづる

by higashinuma