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つれづれ

新潟茶会

26年5月22日 木曜日 晴 午後は俄雨予報

新潟での茶会の様子です。
当日の新潟は雨予報でしたが、本当に小雨がちょっと降っただけでした。
夜の懇親会で舞妓さんが雨で大変でしたねと言われた。私の知らない時間に2時間位降ったらしい。
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大勢の中で写真を撮るのは結構大変。先ずは濃茶席会記から
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一階西の間が菓子席でした。「藤波」美味しいきんとんでした。
円能斎筆「茶渇止為」
そして二階大広間へ移動
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パンフレットにも載っているこの景観に感動
もうこれで帰っても良いかなと思った事でした。茶会って何処に出ても道具自慢の亭主(今日の席主はそんなことはありません)とくすぐったい程の正客男子の会話。大寄せだと余計にそれがね・・・・・今回の正客は消えて欲しい程でした。
でも、まぁせっかくですから
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江月和尚筆。
信長時代の茶頭津田宗及の次男でしたか、龍光院(世界に三碗の耀変天目の一つを所蔵)を興し宗及の茶道具を引き継いだと言われます。
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軸に合わせた「芦葉達磨」
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会記は青磁になっていますが古銅です。
花は「大山蓮華」
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先生とお会いするのは10年振り位かな。ちょこっと変装させて戴きました。

富士釜(名越弥五郎造大西浄長極)と風炉先の「瑞雲(淡々斎好箱)」取り合わせは見事
水指は「染付桶側(新渡)坐忘斎箱」
長板円能斎在判
茶入「ときわ(高取)※舟越伊予守所持」
茶杓「大黒庵(紹鷗作)」玄々斎筒
仕覆「宝寿金襴」
茶碗黒楽「安分(左入造)」旦入極
替  三島「遊想」大宗匠銘

※船越伊予守五郎衛門
豊太閤の武将で、織部・遠州に茶を学んだとされる。名物裂「船越間道」は伊予守所持からの銘
会記に習い船は舟とした。


薄茶席は次に
Commented by joshua0722 at 2014-05-22 11:39
お久しぶりです。
私の師は、お茶会において「お金で買えるものは話題にするべきでない」、「それらは、お金さえ出せばいくらでも揃えることができる」とおっしゃいます。
「お金で買えない、亭主のおもてなしの心を話題にすべきである」とのことですが、自分でやってみないと、亭主がどれだけ手をかけたのか、どれだけの思い入れがあるのかわかりません。連客にも喜んでいただけるような会話をできるようになりたいものです。
Commented by higashinuma at 2014-05-23 16:49
コメントありがとうございます
貴方の師匠はとても素晴らしい方です。
稽古の記録を読ませて戴いても尊敬出来ます。私も過去4回?程大寄せ(3百人規模)茶会をさせて戴きましたが、趣向を一番にしていたので、高価な道具は持ち合わせないし、買えないのでもっぱら有る道具で取り合わせしました。なので、客の一人が道具屋で借りて床に飾るよりずっと良いと誉めて下さいました。
結構多いんですよ。借りている人が。その良し悪しは色々あるでしょう。
話しをしながら点前は難しいですが普段の稽古で道具の説明等出来るように精進なさいませ。
by higashinuma | 2014-05-22 07:38 | 茶道 | Comments(2)

茶道をとおして日々の流れをつづる

by higashinuma