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つれづれ

姥捨て

26年8月27日 水曜日 雨 27.8℃ かなり涼しく、今朝は久しぶりに目覚時計に起こされた。

昨日の夜稽古は茶箱点前2人で早く終わった。なので、始発電車に乗っても良かったが、折り返し電車の先発も空いていたので、それで帰る事にした。乗ったら7人掛けの席に30代と40代位のサラリーマンが2人並んで両脇に隙間を作ってスマホを見ている。なので、入り口に近い30代の方に「詰めて下さい」と言った。二回言って詰めてくれ、40代の人も詰めてくれた。私は充分座る事が出来た。
そして、暫くして、隣の30代位の方の向うに座っている人に肩を叩かれた。「おたく年金貰っている?」最初、何を言っているか分からなかった。何度か聞き直して確かにそう言っている。「貰ってますよ」と言ったら「俺達○○人で一人分払ってるんだ」と言う。「座っちゃいけなかった?」酔っ払って絡んでいるようなので無視。
かなりしつこい。見た処50代かなぁ。隣の人も、前の人も知らんぷりしていた。

話変わり、以前にも温泉で大学生らしい人、2人が喋っていた。就職の話から生活費の話しになり、「俺達の時代に年金貰えるかなぁ」「働く頃には3人で一人支えるんだよ」とか言っている。
「爺達は贅沢しているよ」
「いやそうでもないらしいよ」
「何をしているんだ」
「一日テレビ観てるよ」
・・・・聞いてて笑いたくなったが・・・そんな贅沢出来る程貰って無いよ。この温泉だって600円だから来るんだよとか言いたかった。

先の話しでも7人座っていたら何も言わなかった。もともと座る意思が無かったのです。6人でのうのうと座っているのが腹立たしい。大方の人は何も言わずに我慢している。詰めたからと言ってそんなに窮屈な事は無いのです。昔は車掌が回って来て、車内の宜しく無い輩を注意していたような気がする。混雑していても足を組んだりしている。事の良し悪しが分かって無いのです。

厚生労働省は自分たちのミスや不正を棚に上げて、何十代では何人に一人の割合で年金を支えるような話ばかり言っている。その結果が、上に書いたような事です。
現実は現実として、公表する事に異議は唱えないけれど、席に座った事が悪いみたいな事を言われては堪らない。
いつでもそうですが、今の時代があるのは先人が大なり小なり頑張って築いた結果だし、席を譲るどころか余裕で座っている人達だって、年をとったら座りたくなるのです。こう言うのは文化です。
今は気付かない、気を使わない文化の繰り返しそのうちに「姥捨て」も平気な雰囲気になりかねない。
「おもてなし」なんて騒いでいる国のトップの人達よ、そう嘘を並べる○○よ!うわべだけで無い国造りを希う。
「おもてなし」は「おもいやり」を忘れていませんか

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by higashinuma | 2014-08-27 07:41 | 所感 | Comments(0)

茶道をとおして日々の流れをつづる

by higashinuma