人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

つれづれ

千年藤

27年4月26日 日曜日 晴 22.3℃ 窓を開けているのにこの室温は悪くない。
晴れていても、もう富士山を見られる日は数少ないだろう。

街のFM放送局で出している情報誌に神社の千年藤が載っていた。
若の提案で見に行く事にした。
京王線に「国領」と言う駅が有り、この神社も国領神社。来歴や謂われは知らないが、この辺りは多分、律令制が出来た頃の地名では無いかと思われる。府中には国分寺(中央線の駅とは違う場所)があり、調布も万葉時代からの名前のようで、狛江は更に古いように思われる。

千年藤_b0197486_743475.jpg

神社の藤の説明
神社の本殿の説明等は難しい。省略
千年藤_b0197486_764013.jpg

千年藤_b0197486_77181.jpg

千年藤_b0197486_773341.jpg

千年藤_b0197486_775730.jpg

立て看板の後ろは藤の大木(蔓?)
近所でも藤は咲いていますが、花の色がくすんで居る。一番下の写真はお気に入り・・・どのモードで撮ったかは忘れた。

関東では足利フラワーパークの藤が有名ですが行った事は無い。
私の思い出の藤は、琵琶湖(大津)から信楽に抜ける道の自然の藤波。日本舞踊「藤娘」の発祥もこの辺りです。丁度、五月連休を利用しての窯場巡りでした。丹波、膳所、信楽等々茶道の師匠と弟子の3人で思い出深い。
藤娘の舞踊が出来たのは大津絵からの発想と言われますが、大木に絡んでその生命力は大木を枯らす程ですが、花を見る限りでは娘を想像するに余る。藤の花に心魅かれるのはそのような処だろうか。

それから奈良、春日大社の藤。ここはこの国領神社より規模は小さいが地面に届くような長さの花房です。
確か上海万博の帰りに一人で奈良を回ったと思う。若は学校が始まるので先に帰った。

桜の茶碗は出しそびれたが、今は薩摩焼(島津お庭焼)の藤の絵の茶碗で稽古している。
それも、今月あと一日使用して終わり、次は来月から菖蒲の絵の茶碗が出番を待っている。

久しぶりに花の良い香りに浸った事でした。
by higashinuma | 2015-04-26 07:08 | 街の景色 | Comments(0)

茶道をとおして日々の流れをつづる

by higashinuma