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つれづれ

特別稽古

27年6月15日 月曜日 晴 今は午後3時 28.3℃暑い日となりました。
風があるのに湿度が高い所為でしょうか。湿度計は若の目覚時計。あいつの部屋は27℃45%快適じゃん!

さて、昨日は前の家での特別稽古。唐物点前と客を正式にする事と風炉の灰型を造る事。
午後からの稽古でしたが、午前中、早い時間から出掛けて、花は持参したが、お菓子を買いに行く。
やはり、三点盛りで、白饅頭と練切り、さくらんぼを用意する。それでも、花を入れたり、湯を沸かし、昼の弁当を食べたら、昼寝時間は僅か。
道具はみんなに出して貰う事にした。と言うか半分以上は出してあったが・・・・。本当は収納場所から出して、掃除してが稽古と思うが、其処はそれ時間を稼ぐ。それもあるが、引っ越しの時にめちゃめちゃに入れたから自分でも何処に何が有るか分かっていない(へへ;)

生徒は三人来る。誰が客で点前は誰の事は特別稽古の最初なので、十種香札で季節の菖蒲の絵で客二枚、花一枚で決めて貰う。今月は忙しくてずっと火曜日教室をお休みの生徒に当たった。花月でもそうですが普段稽古不足の人に当たりますね。

先ず、お菓子をお出しして
「席を改めますので、お菓子お召し上がりの上、お腰掛けでお待ち下さいませ」
「準備が整いましたら、お鳴り物でお知らせ下さい」
「場合に因りまして左様にさせて戴きます」
挨拶を交わし、亭主も一緒にお菓子を戴く。そして唐物の点前準備をし、銅鑼を打つ。

昔、銅鑼の打ち方等知らなかった時は、横から叩いていた。
そしてある高名な先生に「船出では無いですよ」と教えて戴いた事がある。銅鑼の正面に座って突き当てる感じかな?ちょっと表現が難しいですが・・・・これ、昨日今日で出来る感じでは無いです。それに、大中小と鳴らし分けるのも難しいし、中心に当たればとても良い音が出ます。

そして点前が始まる。久しぶりの事で全部忘れているらしい。でも、それで良いのです。
ただ、帛紗捌きや構え等は唐物を伝授されたと言う風格を持ってほしい。
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尺八に夏椿
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釜は真形が良いのですが、ここには持ち合せが無いので、棗形の茄子鐶付。
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落ち着いて点前をされます。

残念ながら縁高に綺麗に盛ってくれたお菓子の写真は撮り忘れ。
若の残りのお菓子です。
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撫子
今日は撫子(練切)、鮎(錦玉)、紫陽花(雪平)、薔薇(練切)、若葉(練切)しか無く、彩が今一。
水羊羹にすれば良かったと、注文してから思った。
それに饅頭も細長いのしか売って無い。さくらんぼ饅頭もあったが、水菓子がさくらんぼなので。

いざ、正式にとなると細かな点で未だ出来ていない部分が有り、今日は良かったと思ったが、生徒はどうであったか。

続いて薄茶をお持たせのお菓子で、お持たせのお茶と用意したお茶の一人二服ずつ戴いた。
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風炉の灰型は生徒が誰も灰匙を持って無い事と私が教室に置き忘れていたので、風炉に五徳を入れる処と火入れの灰型を練習した。
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ベトナムで買った湯飲を見立てて
他には
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左から琴浦窯桐山の唐津風、唐津、織部、見立の島岡達三湯飲
他に雲堂手や染付、黄瀬戸等・・・何処に入っているだろう?

※さて、茶道筆記試験は来月です。問題の一つ
○お茶事で火入を色々出したい時、何個必要でしょうか。
by higashinuma | 2015-06-15 15:38 | 茶道 | Comments(0)

茶道をとおして日々の流れをつづる

by higashinuma