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つれづれ

西太后

27年6月16日 火曜日 曇り 27℃ 蒸し暑い

実は日曜日に眼鏡と携帯を忘れたのです。それで眠りに着くまで寝ながら読む本も、朝の日課のブログも書けなかった。全く見えない事は無いのだけれど疲れるので、それらは全部パスした。
で、片付けと忘れ物、そして今日使う花を採って来て、午後から昨夜読めなかった分の本を読もうとした。が、やはり寝るまで読み進まない。

今はユン・チアン著「西太后秘録」を読みかけている。今年2月に出版されて、書評から読みたかったが、単行本はいつもの直木賞芥川賞受賞作以外は買うのを止めていて、図書館に借りている。そうなると、素早い人が居てずっと借りられなかった。上下巻で結構分厚く、二週間で一冊は読みきれない。
「西太后」は中国三大悪女とされ、映画では戦慄を覚える程の相当の悪女に描かれていた。しかし、日中合作のテレビドラマ浅田次郎著「蒼穹のスバル」では政治に苦悩する一人の女性として描かれていた。それで、西太后のイメージが変わったのではなかろうか。

未だ、側室の一人として宮廷に上がり男子を授かる処までしか読んで居ないが、決して裕福では無い下級官僚の娘として育つ過程での聡明さが描かれる。

彼女の宮廷に上がった時代はイギリス・フランスとのアヘン戦争、続くアロー戦争で疲弊した財政を受け継ぎながら、世界情勢も激動の時代だった。日本でも黒船来航から尊王攘夷、明治維新と国が動いていた。・・・大河ドラマ「花燃ゆ」では高杉新作が中国へ渡りそれらを視察して、彼の国の様にならないよう奮戦する。
この本は毛沢東の死後、文献が次々と出され、それら資料から見た西太后と言う書き方をしているようだ。どの様に描かれるのかが楽しみです。

先日、知人は幸田露伴の「五重塔」を読んで居ると言っていた。幸田露伴は読んだ事が無いが、娘の幸田文のエッセーは好きで読んで居た。今は孫の青木玉の娘青木奈緒が「なごみ」誌に「誰が袖 わが袖」を連載している。織物の紹介のような内容。本は届いているが、暫く読んで居ない。

話しが転々とするが、上に「なごみ」が出てきたので思い出した。
短歌の勉強会を初めて、参考本として永田和宏の本をみんなで買った。こちらも一家揃って歌人。奥様は早世されましたが河野裕子そして娘は永田紅。
「なごみ」6月号は太田垣蓮月の特集で、永田紅さんが執筆されている。蓮月の歌は寄付等に良く見かけるので一度、こちらを読まれるのを勧めます。永田紅さんの歌も載っています。

気分転換
写真を加工しないと載せられないので、ちょっとだけアーカイブです。
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ゴーヤーチャンプルー我が家風・・・この季節は良く作ります。若に教えながら作って貰った。仕上げの「削り節」忘れました。でも、これは出来た物にかけるだけで、無くとも美味しいです。

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胡瓜と鶏胸肉の炒め物・・・我が家定番
胸肉は固くなりますが、一手間かけて柔らかく、胡瓜も肉厚の新しい物が手に入ったので。
胡瓜は生で食べるイメージが多いですが、炒め物でも美味しいです。種を取る事がコツ。
因みに鶏胸肉は免疫力を上げるダントツ食材です。この季節は大いに食べたい。

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小松菜スープ。椎茸の軸も入れてます。

※ユン・チアンの毛沢東を描いた「マオ 誰も知らなかった毛沢東」(共著)世界40カ国で翻訳され大ベストセラーになっていますが中国では発禁本。この次はこれを読んでみたいと思っている。

どこかのA総理も戦勝国の支配のもと独裁に走っていますね・・・・
by higashinuma | 2015-06-16 08:04 | 読書 | Comments(0)

茶道をとおして日々の流れをつづる

by higashinuma