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つれづれ

和敬清寂

27年10月21日 水曜日 曇り 24.1℃ 

教室には午前中に入り、少し早い昼食。時間があれば昼寝15分程度。けれど、最近はお菓子屋が12時半頃に来たりするので、寝ていられない。前は1時半から2時頃に届けて頂いたが、他に届けに来ているらしく彼にとってはこの時間が良いのだとか。そうすると、昼寝なんかしていられない。食事の前に掃除すると埃が落ち着かない内に食べることになるので、食事、掃除と言う事になる。そして床を整える。
1時半から2時頃には生徒が来るので、結局、昨日も昼寝なしだった。そうすると、疲れ方が違う。

どこか出かけると電車移動の中で寝るのでそれはそれで埋め合わせが出来ているようだ。15分とは言わず10分でも、最悪5分でも寝ると、その後の行動がまるで違う。
酷く疲れている時、うっかり30分やそれ以上寝たりすると逆に調子悪い。

昨日は「和敬清寂」の軸を掛けた。
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この軸を読めたのは二人。
私が師事した書家の字です。字を書くだけではだめだと言う事で俳句やクラッシック音楽に造詣が深く話を聞くのが楽しみでした。亡くなられて書とも遠くなりましたが、最近少しずつ始めています。

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木通籠に秋明菊、紫苑、蓼。秋明菊はみんな花の向きが違うので二本だけ残したが一本でも良かったかも。蓼は意外と知らない。道端に綺麗に咲いてますけど。種類が多いですが、道端で見かけるのは二種類位かな。

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濃茶に進みたいようですが、もう少し薄茶をしっかりやりましょう。
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久々の薄茶に戸惑っています。そろそろ四ケ伝に進みましょう。
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長緒点前
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なぜ習い始めたか?「落ち着きたいから」と友達に言ったらしい・・・・
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更紗の着物に手書きの梟の図名古屋帯。今の季節に良く似合います。
軸が読めました。
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軸を読めたもう一人。今度は濃茶に進みましょう。ですが、来月からは炉ですね。
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教わったことを一年もしないうちに我流になってゆく生徒も居ますが、こちらは崩れない一人。
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夜は二人だけでした。
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主菓子は光琳菊
尾形光琳は知っていますが、光琳菊とはそういう菊の種類があるんですか?の質問
「光琳が描かれた花のデフォルメ(創作した形)からの名前で、その意匠を取り入れたお菓子です」それらは琳派様式と言って今に伝わる。有名なお菓子の銘では光琳梅があります。
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干菓子は箱根のお土産(この前伊豆の細野高原に行って帰りの乗換駅小田原で買った)
胡桃味噌餅・・・柚餅子と似ているが、違って歯に付かなく美味しい。
柚餅子と言うと字のとおり柚子で作りますが、糯米を蒸して味噌を入れたような物も「ゆべし」と呼ばれている。

仕事の都合、試験が近い、体調不良休みの理由いろいろ

※このブログは私の日記。そして教室の生徒の参考になればと書いています。なのでファン申請、お気に入り登録、イイネ等を全く気にせず書いていますし、他の方のブログにもそのような事はしていませんので、愛想が無いとか失礼がありましたらご容赦をお願いします。
Commented by joshua0722 at 2015-10-21 16:18
蓼、我が家の天敵です。
我が家の大根畑に、いっぱい生えています。近所の畑にはないのに、我が家だけなのが不思議です。
毎週土日の休みに草取りをしているのですが、土日には色々と予定が入っていて、思うように作業がはかどりません。早く草取りを終わらせないと、種ができてしまって、また来年苦労することになります。
今度の土日は予定がないので、終わらせようと思います。
紫苑も、近所の野原にたくさん咲いていますが、姫紫苑(ヒメジオン)も茶花として使えるのでしょうか。
Commented by higashinuma at 2015-10-21 21:36
そういう事もあるのですね。私としては勿体無い事です。
この紫苑は栽培ものです。
姫紫苑は使った事がありませんが、著名人が昔業躰に聞いて、ドクダミを使ったという話を聞いた事があります。綺麗な花なのに嫌われ者ですよね。
供花として考えれば、金木犀、沈丁花のような匂いのきつい花を避ければ使って良いと思います。
南方録に載る禁花も今は使われている花もあります。例えば「女郎花」などは良く使われています。
Commented by joshua0722 at 2015-10-21 22:10
早速のお返事、ありがとうございました。先ほど、お稽古から帰ってきました。
月釜の時や、昼にお稽古に行く時には、庭に咲いている花を持っていくようにしています。最初の頃は、どのように切って良いのかわからずに、大きい枝で持って行っていました。ところが、先生はそのまま活けるので、最近では自分なりに考えて切るようになってきました。それも、良い勉強になっています。
Commented by higashinuma at 2015-10-22 07:24
こちらは殆どがマンションとか庭の無い家に住んでいるとかなので、羨ましい限り。
でも、その気になれば、道端にも案外花はあるのです。秀吉が名物花入れに「狗尾草」を一本入れたと言う逸話もあり、狗尾草等何処にもあるのです。
要は生徒がそこまではやる気が無いのが実情かも。
貴方のそういう気付きは素晴らしいと思います。
by higashinuma | 2015-10-21 07:46 | 茶道 | Comments(4)

茶道をとおして日々の流れをつづる

by higashinuma