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つれづれ

道具の取り合わせ

27年10月31日 土曜日 曇り 23.1℃ 寒い朝です

昨日、ブログを見て下さる方が、青竹の蓋置2個と灰吹竹を送って頂いた。来週、火曜日が炉開きと言ってあったので、用意して下さったものです。何よりの御馳走でありがたい事です。

さて、炉開きの日は生徒が私の歳祝いを兼ねて何か企んでいるらしい。そして祭日なので、お休みの生徒も居るが留学生も一緒に集まるのは初めての事です。
稽古ながら茶事風にしたいとの希望があった。従って、席入り、初炭から始まるので取り合えず、一昨日、炭は洗ってある。
席入は午後からと言うので、飯後の茶事とか菓子の茶事。
ならば、吸い物(煮物)八寸に菓子ですが、さてどのように考えている事やら。
でもまぁ、基本通りでなければお茶事が出来ない訳ではないので、そこは生徒の意気込みを大いに買うという事ですし、織部のはじきの香合を持って行きますが、道具も生徒が持ち寄りするらしいので楽しみな事です。

炉開きには三部を使うと良いと私も師匠に聞いた事があります。
三部とは炭斗に新瓢、灰器は伊部、香合が織部。この組み合わせで無くとも、瓢の花入や織部饅頭の主菓子等と変えても良いらしい。

しかし、はて三部とは一体どういう意味があって、いつ誰が唱え始めたかは殆ど知られていない。
意味としては密教の胎蔵界の釈迦を主とする佛部、観音を主とする蓮華部、そして菩薩を主にする金剛部の三部と言うのが説明としてあります。しかし、誰が言い出した事かは明確ではありません。

他にも密教に関しては茶筅通しの二度上げ三度打ちの音は「らん・ぱん・うん」だとする説もあります。しかし、これについても誰がいつから唱えたかは明確ではないです。

と、書きながら不安もあります。不特定多数の方が見ている処に書き込んで、「あんたが知らないだけだろう」と言われそうです。まぁ、その時は不勉強でと謝るしかありません。

確かに茶道は仏の世界、神の世界と精神的な部分が多いですが、長い歴史の間にいろいろと変化してきています。なので、例えば、濃茶の飲み口を清めるのは濡れ茶巾を使いますが、紙茶巾を使います。それもいつごろからの事でしょうか。私は公では使いませんが、それは懐紙で良いのではと思います。

茶道人口も多いので、どこかの学者先生がとってつけたような事を言っても、ありがたく受け売りして、どんどん広まり、本来の姿といつの間にか変わっている事もあると思います。

炉開きには「猪の子餅」を戴きますが、炉を開くのが猪の日でも無いのでそれは来週で、今回は紅白の薯蕷饅頭を用意しています。

※伊部は備前市伊部で、千年の歴史があり、今は備前焼き。瓢の炭斗は利休時代からあったようで、利休百首は後の世に書かれたものとされますが、この中にも一年中使って良いと言っています。織部は利休の弟子。なのでこの三部についても古から伝わったと思われます。しかし、玄著包香合も炉開きで使われますが、仁清造が本歌。と言う事は江戸時代初めの事なので、こちらも炉開きに使われていたとすると、織部のはじき香合は?と言う事になり、未だ三部は無かったのか?
Commented by joshua0722 at 2015-10-31 09:31
いかがでしたでしょう?
まだまだ満足できる物ではありませんが、ご了承ください。
まだ時間がありますので、冷凍庫で保存していただくと、色が保てると思います。
特に、蓋置は炉開きでは使わないとのことでしたので、冷凍庫で保存してください。
Commented by higashinuma at 2015-10-31 16:50
未だ、お礼のメールも差し上げていなかったのに恐縮です。味わいがあってとても良い出来だと思います。大切に使わせて戴きます。
by higashinuma | 2015-10-31 08:30 | 茶道 | Comments(2)

茶道をとおして日々の流れをつづる