2016年 03月 23日
見渡せば・・
28年3月23日 水曜日 曇り 19.2℃ 昨日より気温は低いが暖かい?
昨日の教室も炭を入れて窓を開けたら外の空気の方が暖かだった。家を出る時には感じなかったが、川崎に下りたら風が強い。
禅語は季節には関係ないと言うけれど、やはりこの軸
内容はともかく何となく「ほっ」とする。
花は研究会で戴いて来た「木瓜、貝母、京牡丹椿」萩花入に
貝母は無くとも良かった気がしますが、覚えて貰うため。
「花看半開」と言う禅語の言葉があり、茶道の素になっていると読んだ事があります。何故椿は半開きや蕾を使うのかのそのものずばりの答のような言葉ですが、簡素枯淡の美、寡黙清貧の美・・つまり「侘び」の事です。なので、そういう意味からして今回の花は反していると思いますが、この季節には花は華々しくで良いのではと思う。
今日は病欠、家のアクシデント、急な仕事等々でお休みが多くお菓子が大量に余る。
主菓子は
ご銘「都の錦」
・・見渡せば柳桜をこき交ぜて都ぞ春の錦なりける 素性法師(そせい)
この歌は好きな歌の一首です。僧正遍昭の子で桓武天皇のひ孫になります。
因みに
・・天つ風 雲の通ひ路 吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ 僧正遍昭
の歌も好きな一首・・親子で流石天皇の血筋を引かれていると、僧侶でありながらも平安貴族の華美を思うのです。
生徒が軸と併せて考えておられました。この軸の花は桃の花と聞いた事がありますが、雰囲気はそういう事でしょうか。
・・見渡せば花も紅葉も無かりけり浦の苫屋の秋の夕暮 藤原定家
生徒が紹鴎の話として雪の下がどうのこうのと話し始めた。どうも、利休の茶道の精神とされる
・・花をのみまつらん人に山里の雪間の草の春を見せばや 藤原家隆
を言っているらしい。それで、言ったのが「見渡せば・・」の歌で偶然、「見渡せば」が重なり、一人ほくそ笑んでいた。
干菓子は留学生の海南島のお土産で「ココナツ尽くしです」との事。
ココナツ好きの私は美味しかったが、世の中色々ありますね・・嫌いな人も。
学校の都合で遅く来られて早く帰りたい様子
前半、お茶を出すまでと、後半、交代
茶入荘
今日から新しい科目で荘物と言ったまでは良かったが、既に茶杓荘は稽古していました。
荘と飾の違い・・解って貰えたかな・・
盆略点前を希望されたので・・テーブルで盆略点前をするらしい。
最初に稽古した一人は写真忘れた・・ゴメン
お客さんが来ていて、話しながら稽古を見ていたのでスミマセン
昨日の教室も炭を入れて窓を開けたら外の空気の方が暖かだった。家を出る時には感じなかったが、川崎に下りたら風が強い。
禅語は季節には関係ないと言うけれど、やはりこの軸
内容はともかく何となく「ほっ」とする。
花は研究会で戴いて来た「木瓜、貝母、京牡丹椿」萩花入に
貝母は無くとも良かった気がしますが、覚えて貰うため。
「花看半開」と言う禅語の言葉があり、茶道の素になっていると読んだ事があります。何故椿は半開きや蕾を使うのかのそのものずばりの答のような言葉ですが、簡素枯淡の美、寡黙清貧の美・・つまり「侘び」の事です。なので、そういう意味からして今回の花は反していると思いますが、この季節には花は華々しくで良いのではと思う。
今日は病欠、家のアクシデント、急な仕事等々でお休みが多くお菓子が大量に余る。
主菓子は
ご銘「都の錦」
・・見渡せば柳桜をこき交ぜて都ぞ春の錦なりける 素性法師(そせい)
この歌は好きな歌の一首です。僧正遍昭の子で桓武天皇のひ孫になります。
因みに
・・天つ風 雲の通ひ路 吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ 僧正遍昭
の歌も好きな一首・・親子で流石天皇の血筋を引かれていると、僧侶でありながらも平安貴族の華美を思うのです。
生徒が軸と併せて考えておられました。この軸の花は桃の花と聞いた事がありますが、雰囲気はそういう事でしょうか。
・・見渡せば花も紅葉も無かりけり浦の苫屋の秋の夕暮 藤原定家
生徒が紹鴎の話として雪の下がどうのこうのと話し始めた。どうも、利休の茶道の精神とされる
・・花をのみまつらん人に山里の雪間の草の春を見せばや 藤原家隆
を言っているらしい。それで、言ったのが「見渡せば・・」の歌で偶然、「見渡せば」が重なり、一人ほくそ笑んでいた。
干菓子は留学生の海南島のお土産で「ココナツ尽くしです」との事。
ココナツ好きの私は美味しかったが、世の中色々ありますね・・嫌いな人も。
学校の都合で遅く来られて早く帰りたい様子
前半、お茶を出すまでと、後半、交代
茶入荘
今日から新しい科目で荘物と言ったまでは良かったが、既に茶杓荘は稽古していました。
荘と飾の違い・・解って貰えたかな・・
盆略点前を希望されたので・・テーブルで盆略点前をするらしい。
最初に稽古した一人は写真忘れた・・ゴメン
お客さんが来ていて、話しながら稽古を見ていたのでスミマセン
by higashinuma
| 2016-03-23 09:03
| 茶道
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