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つれづれ

茶の湯展

29年4月13日 木曜日 薄曇り 18.9℃ 昨日のような富士山は見えない

朝の日差しが何となく優しく、早朝の桜も美しい。一日色々な変化を楽しませてくれる。
東博(東京国立博物館)で茶の湯展が11日から始まりました。それに合わせてと言うか、3月14日から東京国立近代美術館で楽茶碗の展示が始まっています。このニ館を無料シャトルバスで送迎しているようです。
茶の湯展は37年前につい先だって(2017年4月1日)88歳で亡くなられた東博館長を勤められた林屋晴三(はやしや せいぞう)が茶の美術展を企画開催以降の大規模な展覧会との事で注目を浴びています。偶然の事でしょうが良いご供養になった事と思います。
私は多分この展覧会を観ていると思います。前の家で探さなければならないが、分厚いカタログがあるような気がしています。

しかし、37年前と言うと新しい学説や研究で例えば長次郎は朝鮮渡来の人と聞いていたのが、唐三彩の緑釉と褐釉を使っている事から明代の中華の人ではないかと言う説が主流となっている。今回、この裏付けのような楽の展覧会に長次郎の三彩瓜文平鉢(東博蔵)が出品されています。
と言う事で、再び観に行く予定です。それに、以前、一緒に稽古していた弟子仲間が出身地の地方に転居して、東京に居ながら何故みんな展覧会とか行かないのだろうと言われた。地方展が無いこのような展覧会は東京に住んでいるからこそ観に行けるのだと言うのが彼の説でした。ごもっともです。

2年前?静嘉堂文庫と五島美術館を見学する会を社中で企画した。間に京懐石の昼食を挟んだ。稽古時代にこの店で茶事を何度かしていたので懐かしい場所です。当時の店の板長が店を引き継いだとの事で店の名前は変わっていたが、店そのものは当時のままで庭の茶室も懐かしい事でした。ゆったり出来たし私としては良かったですが。
今回もうまくこのような企画が出来たら良いのですが、規模が違うしテレビコマーシャルも流れているので観覧者が半端無いだろうと思う。実はそれが私には一番の問題。人に疲れる。お婆が数人で来て展示物の前で声高に解釈する。「あの先生の処にこれと同じものがあるよ」等々。で、中々動かない。館の人も注意すれば良いのに・・・つい怒鳴りたくなる。

又、これに併せているのか、都立庭園でのお茶体験もあるようです。
私の規格案はあるのですが、今月は無理そうだし、連休は混むだろうなぁ・・
正直、展覧会は一人で行くのが疲れないです。


気分転換・・久しぶりの我が家飯
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デパ地下のロース西京味噌漬け・・肉が柔らかくなり美味しい
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ウィンナーとキャベツのトマト煮・・煮込みも、やはり生トマトが美味しい
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Commented by higashinuma at 2017-04-15 09:00
茶の湯展6月4日迄です。でも、静嘉堂の国宝稲葉天目、大徳寺の国宝観音猿鶴図(牧谿筆)等の展示は5月7日迄。私はどちらも静嘉堂、大徳寺で拝観しています。
混むのがね・・・今回は電車の吊広告やテレビでも宣伝していますので大変な混みようかも。連休は避けた方が良いでしょうね。
去年の暮でしたか、三越で展示された茶道各流派の展示は素晴らしかったです。最近は図録を買っていませんが、あれは買えばよかった。
裏千家では殆ど貸し出さない物が展示されていました。
図録は美術館に直接申し込めば送ってくれます。
by higashinuma | 2017-04-13 08:16 | 所感 | Comments(1)

茶道をとおして日々の流れをつづる

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