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つれづれ

行之行

29年8月16日 水曜日 雨 27.2℃ 

今朝も涼しくて暗いのでわりと良く寝られたと思うが朝が早い。健太は昨夜は10時前に眠っていた。起こすのもかわいそうだからそっとしておいた。今朝は4時過ぎに起きて一人遊びしている。で、5時半頃に床を掻いてガサガサ音を立てる。最初は片手で掻くが起きないと両手で掻く。相当酷い音が立つが暫くは無視。近所迷惑だろうなと思う。暫くして掻くのを止めてクンクン甘え鳴く。「しゃあないなぁ」口には出さないけれど・・・雨降っているし散歩は行かれないし・・廊下でボール遊びする。健太の喜びようが違う。ボール咥えて走って来るのが可愛い。未だ子犬だなぁと思って眺めている。幸せのひととき・・眠いのも「しゃあないなぁ」は忘れている。30分は遊んだろうか?サークルに入れて健太トイレの掃除。その後は私の朝食。そして健太のご飯。暫くしたら小雨になったので、散歩に連れて行く。
この子は家でもうんちはするけれど、やはり我慢していたのか二度も続けてうんち。いつもより多い。
健太は健太で気を遣っているのか。サークルの中でしても怒らないのですが。
雨の道路は其処此処水溜まりが出来ていて、健太は飲み出したりする。目を付けて飲まないようにはしているが、二口三口は舐めている。都会の道路は何があるか分からないので飲まないように注意している。口にするのは大概の物は自分から吐き出すようになった。やはり大人になったのだ。ティッシュ等は飲み込んだりするが、ビニールのような物は吐き出している。瞬間に取り上げるが間に合わない時もある。次に吐き出すのを待つしかないし、おやつを遣るか別に気を引いて吐いた瞬間に取り上げる。ビニールの類は多分、100%飲み込まない。
最近はペットボトルの噛み潰し仕事に飽きてきたようで、見向きもしない。仕事をする健太は良い子だったのに(笑)

昨日の稽古は午後1時から4時と決めてあった。移動時間も空いていると思った電車が混んでいて寝られない。あと15分程と言う処で座れたが目を瞑っても眠れなかった。今日は「行之行」を稽古すると決めて、点前手順を思い出しながら追っていたが、お茶を練る辺りでいつも挫折。
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先週に続いての軸。
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白槿も用意したが開花が今一で底紅槿を曽呂利花入に入れた。
「宗旦槿ですか」と言われた
「どうして?」
「白に紅だから」
「分からない」と答えた。本当の宗旦槿を私は知らない。多くはこの方のように白の底紅を見ると宗旦槿と言っているようです。でも、槿の種類はかなり多い。
底紅と言っても「宗旦」もあれば「日の丸」もある。宗旦はやや小ぶりと訊くが、盛りを過ぎて咲く今頃は樹勢が衰えて花が小さくなる。
ピクチャーに宗旦と日の丸を入れたが見つからないので別の機会に取り上げたいと思う。
さて、今日の稽古に一時に集まったのは三人。早く来られた方が準備とかなかなか出来ないので、今日は早く伺いましたと言う。殊勝な事です。竹台子の組み方や据え方はみんな来てからにしますから先ずは台子の水拭きをお願いしますと言う事で雑巾を渡して固く絞って拭いて貰う。
奥伝の稽古はどうしても時間がかかるので、三人揃ったところで花月札を引いて貰い、点前と客役を決める。台子の柱の事、八卦盆の事等々説明する事は多い。
お菓子は何種類ですか?四ケ伝からどうぞ・・「三種類です」では「行之行は」・・・・
今日は正式には用意していないので、戴いたお菓子と色々混ぜて五種類にしました。
下の写真は他の処で戴いた五種の菓子です。
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右下は椎茸の甘辛煮、左は蒟蒻。中心は金柑の甘煮ですか・・・
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今回のお菓子
「盛り方はどうしますか」「正式な場合は白薯蕷饅頭を中心にして右下に木の物(果物・・水菓子)あとは彩りよく棹物、練り切り、金団等を盛ります。今回は適当で」
で、盛付したものを見てガッカリ・・「丸前角向うは」何の事やら分かってないようです。それまで適当とは、本当に適当だ(笑)「盛る時は器の綴じ目を合わせて、自分が客だと思って盛りますよ」
黒文字は有ったのですが、赤杉楊枝は見つからないので、黒文字だけにしました。
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何年ぶりとか言ってましたが、結構覚えておられ、所々の注意で済みました。天目台はもう少し奥へやらないと茶入れが膝前に入りません。
一時間程かかりました。残りの時間は薄茶でもどうぞと言う事で竹台子の薄茶点前にうつりました。
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落ち着いて良い点前でした。
行之行の点前始まるまで、自主的に席入りの稽古をしていました。道具の前に扇子を置く位置は×
四畳半なのに通り抜けて行く×
拝見で出ましたね・・・「天目は」「前田家伝来の灰被ぎでございます」までは良かったけれど「お台は(お代は)」すかさず「三千円です」天目台の応えも難しいですね・・「天目に沿ってまいりました」とか「八代宗哲でございます」とか何で八代かは分かりませんが・・語呂が良いのでしょうね。稽古だから「尼崎台」でも良いけれど本歌を知っての事ですね。

義政の頃は曜変天目が第一でしたが、時代が変わると灰被ぎ(はいかつぎ)天目が第一になりますね。
天目にご銘はありますかとの質問がありました。私の知る範囲では天目で銘は殆ど聞かない。強いて言うなら「稲葉天目」でしょうか。徳川将軍家から稲葉家に下賜された静嘉堂所蔵の曜変天目です。
茶碗で銘があるのは利休以後の朝鮮系の茶碗からでしょうか?と言うのは利休時代になると書院茶から離れ殆ど使われていないのた゜と思います。
by higashinuma | 2017-08-16 08:47 | 茶道 | Comments(0)

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