2018年 04月 11日
ご銘
30年4月11日 水曜日 曇り 21.5℃ 起床時は程よい気温でしたがこの時間になって寒さを感じています。
昨日、教室に出かけるのに理想の時間帯電車に乗られた。と言うのは始発電車に乗り換えが出来て座れたのだ。電車のドアを前に左右に二列づつ並ぶ。私は4番目なので8人。若い乗客は降りるのが遅いし、先頭に並ぶ人がスマホなどみていると乗るのも遅い。8人目などは椅子取りゲームの競争です(笑)お菓子や花を入れた大きな手提げ袋を持って競いました。乗客を見ていると面白いです。絶対に人が座ろうとする席をめがけてすっ飛んで来る。あの心理を解明できないだろうか。端の席は大方が座りたい場所。私は最近は真ん中に座るようにしている。乗降客の多い駅だと端に座ると荷物が邪魔になる事が多いからです。座ると即、爆睡。この眠りが一日の決めて。午前中に楽に過ごせる。
昨日は午前中稽古が二人でした。軸と花を整え、湯を沸し、生徒が来たら炭を熾す。畳が酷く汚れていて拭き掃除。時間があれば、お茶を濾す。やはり生徒が来る一時間前には着いていないと余裕がない。本当は生徒も一緒にこれらの事や畳拭き等してくれれば良いのに・・私の稽古時代はそうでしたが・・・
紫蘭を水瓶に入れる。紫蘭はちょっと未だ早いかなと思ったが次々と咲きだしている。
和巾点前・・「どうしてこういう点前があるのですか?」との応えに和巾の謂れを説明する。歴代宗匠の本の中から玄々斎を紐解くと、これらの事が書かれています。
考え方として、和巾のご由緒はの応答に例えば「大徳寺寄進の折に大亀老師の袈裟を戴いた裂でございます」等とまことしやかに応える訳ですが、中次も本来は献残茶を入れるのであって献残中次と言っていたと思います。今は淡々斎好みの桑中次と言うので稽古のための点前でしか無くなっているように思います。玄々斎が実際に献上された時のお茶の入れ物は木地には間違いないようですが、なにの木であったかは分からないようです。
こちらは茶入荘点前・・こちらの点前のほうがより実用的ですね。濃茶が二服になるので、点てるのは薄茶にして貰った。こういう時に咄嗟に機転が利かないのはやはり茶道の稽古が浅いとしか言えない。所作は濃茶で練るのを点てるにすれば良いのに・・もどかしい(笑)
主菓子・・綺麗な春色花びらがあしらっているあるが写真が今一・・ご銘は・・店の棚には書いてあった気がするが・・「「花筏」でどうですか」・・花筏は違う意匠でしょうと言われた・・・多分高台寺蒔絵の花筏をイメージしている様子・・「川に花びらが散って流れに沿って片寄って流れている様子も花筏と言いますよ」
写真では解り難いが花びらの上に花が載っている練切。ご銘「?」・・「爛漫」でも
昨日の稽古は午前二人。昼は誰も来ない。夜三人。夜稽古二人写真忘れたので写真は撮らない事にした。長緒点前、入子点前でした。貴人清次点前を希望でしたが、稽古に何時に来てこの点前を希望するのだろうと複雑気分。流石それは丁寧に断りました。そして来週は早く来るのでと言われましたが、他の二人はこの時間には来ていない。一人で貴人清次点前をするのだろうか?どのように思っているのだろう。
お供茶式の弘法大師にお供えする濃茶と薄茶を家元が点前されましたが、やはり美しい所作ですね。手が綺麗で、何事も無かったようにさらさらと終わられました。
生徒が点前(茶を点てるところ)の写真を今度撮ろうと思いますが、右肩が上がって力が入っている。美味しいお茶をと懸命なのは分かるが見ていて肩が凝る。これはおもてなしと言うより自己満足に陥っているかなぁと私は思う。
Commented
by
joshua0722 at 2018-04-12 08:47
お稽古の準備や掃除、しないといけないとは思うのですが、やっぱり時間的に無理です。
そのため、月釜の前日に掃除に行くようにしています。
外待合や茶室の外側の乾拭き、蹲踞を綺麗にして、部屋の天井・障子の桟・畳の乾拭きなど。
時間がある時には、道具の準備までします。
終わってからは、2時間ほどですが片づけをして帰っています。最終的にな片付けは先生にお願いすることになりますが、道具の湯通し・乾拭き、炉や釜の始末くらいですかね。
本当は、掃除機をかけて、畳の乾拭きまでして帰ると良いのでしょうが、時間がありません。
月釜の時は、朝8時前に行って、帰りは6時過ぎです。
そのため、月釜の前日に掃除に行くようにしています。
外待合や茶室の外側の乾拭き、蹲踞を綺麗にして、部屋の天井・障子の桟・畳の乾拭きなど。
時間がある時には、道具の準備までします。
終わってからは、2時間ほどですが片づけをして帰っています。最終的にな片付けは先生にお願いすることになりますが、道具の湯通し・乾拭き、炉や釜の始末くらいですかね。
本当は、掃除機をかけて、畳の乾拭きまでして帰ると良いのでしょうが、時間がありません。
月釜の時は、朝8時前に行って、帰りは6時過ぎです。
0
Commented
by
higashinuma at 2018-04-13 17:13
コメントありがとうございます。
昔とは違いますからね。師匠のお宅で茶会の時は4畳半茶室で濃茶(師匠の席)8畳は薄茶、洋間は立礼席。二階は点心席でした。
何かの記念?一度行っただけです。茶事は年に二回で、当番二人を決めて全て当番が行います。師匠は茶事の道具を出すのみです。
前日に伺って庭掃除から始め、当日朝の水撒きから、懐石の料理まで全部行います。私は一人で行っていました。
実際に庭掃除などでもやってみないと分からない事が多々あります。
今はカルチャー(茶々クラブ⇐倒産した)なるものが流行して、みな右習いで、先生が全部用意して、生徒はその時間、点前して
終り。初心者教室も然り。片付けは茶碗を洗う位かな。是では話が違うでしょうと思うのです。
初心者教室では限られた時間で稽古するので二人同時点前とかですが、卒業して個人の稽古になり、客役や見学になって
時間が無いから帰ります。辞めます。と言う若くない女子がいました。他にもお茶ってこういうものだと知ったか顔で辞めた人も。
こういうのが多くなると茶道と言う伝統は消滅しそうに思います。
昔とは違いますからね。師匠のお宅で茶会の時は4畳半茶室で濃茶(師匠の席)8畳は薄茶、洋間は立礼席。二階は点心席でした。
何かの記念?一度行っただけです。茶事は年に二回で、当番二人を決めて全て当番が行います。師匠は茶事の道具を出すのみです。
前日に伺って庭掃除から始め、当日朝の水撒きから、懐石の料理まで全部行います。私は一人で行っていました。
実際に庭掃除などでもやってみないと分からない事が多々あります。
今はカルチャー(茶々クラブ⇐倒産した)なるものが流行して、みな右習いで、先生が全部用意して、生徒はその時間、点前して
終り。初心者教室も然り。片付けは茶碗を洗う位かな。是では話が違うでしょうと思うのです。
初心者教室では限られた時間で稽古するので二人同時点前とかですが、卒業して個人の稽古になり、客役や見学になって
時間が無いから帰ります。辞めます。と言う若くない女子がいました。他にもお茶ってこういうものだと知ったか顔で辞めた人も。
こういうのが多くなると茶道と言う伝統は消滅しそうに思います。
by higashinuma
| 2018-04-11 09:15
| 茶道
|
Comments(2)