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つれづれ

柏餅

30年4月14日 土曜日 曇り 22.6℃
昨日の写真に柏餅を載せた。スーパーで買ったパック物の一つですが、スーパーと言って侮ることなかれ。そこら辺の和菓子屋で買うよりも案外美味しいし、値段も手頃です。
私は味噌餡が好きで、餅の色がピンク色しているのは味噌餡です。粒餡は草餅だったりしますが、柏の葉の表側に挟んである。味噌餡の次に好きなのは漉し餡ですがこれは葉の裏側に挟んである。
パック商品なので漉し餡なら漉し餡だけが5個?入れてあったりしますが、どういう訳か味噌餡だけのパック詰めは無い。単一品のパックだと食べきれないので、買った物も味噌餡と粒餡の詰め合わせだった。本当は味噌餡と漉し餡の詰め合わせが欲しいのにそれは無かった。味噌餡を好きだと言う人が少ないからなのだろう。
大箱に一個売りがあるけれど、牡丹餅は色々な餡で包んだ物が並ぶが、柏餅は未だこのような売り方をしていない。
五月の節句と言えば、定番の粽と柏餅。柏の葉は新芽が出た後に古い葉が落ちるので代々後を継ぐ、子孫が出来るとの事で徳川九代将軍家重から十代将軍家治の頃、江戸で生まれたとされる。柏の葉が取れない地域ではサルトリイバラを使っていたようですが、最近は韓国や中国から柏の葉を輸入しているとの事です。
私が田舎に居る頃は柏餅は知らなかった。専ら粽で田舎では笹巻と言っていた。笹の葉で筍のように包んだ物や三角に包んだもので、黄粉を付けて戴く。祖母が健在な頃は毎年作っていたが、今は食べる人も少なく、一部の地域で販売している。何かの折にお土産で戴いたが、日持ちがしなく、黴が生えていた。
昔は代々作り方を舅から嫁に伝えていたのでしょう。藤沢周平作品の映画「山桜」で田中麗奈が舅になる富司純子に教わるシーンがあったのが忘れがたい。祖母もあんな風にして作っていたなと懐かしく思うのでした。
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餅が白い物も有我が家ではこれと同じでしたが、地域で違っていました。
桜餅でも柏餅でも葉を食べるかと聞かれたら、桜餅の葉は食べる時も有食べない時もある。長明寺の桜餅は享保二年(一七一七年)大岡越前守忠相が町奉行になった年からの物と店の案内にある。こちらは三枚の葉に包んであるので、私は葉は外して頂きます。でも、好きなのは関西の道明寺の桜餅です。こちらは一枚で包んでいるので、程よい塩味の葉も一緒に食べる事が多い。柏餅の葉は食べないです。多分ゴワゴワした食感だと思います?食べている人が居たら聞いてみたいところです。
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長明寺桜餅・・店のホームページ写真から
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道明寺桜餅

桜餅の葉は大島桜の葉を塩漬けにして発酵させるのだそうで、伊豆の松崎が生産地との事・・柏餅の葉の輸入品よりはずっと良いと思うのです。
「今日庵菓子暦」大宗匠故奥様の著書ですが、その中に柏餅の話があり、子供たち(現家元と故弟)と何処其処のが美味しいとか食べるシーンが微笑ましく書かれていました。


by higashinuma | 2018-04-14 08:28 | 食事 | Comments(0)

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