人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

つれづれ

茶会

令和元年7月8日 月曜日 曇り 24.3℃ 気温が下がりTシャツ一枚では寒い

曇り空の冷えた日は朝寝が気持ち良い。ほぼ毎日昼寝をしているが、土曜日と日曜日は寝なかった。特に日曜日は茶会があり席主であれば昼寝どころではない。10時から3時まで一時間毎に入れ替えで客が切れない。以前、同じように一時間毎茶会でしたが、結構余裕でしたので、次は一回の席を50分にして行った。この時も案外スムーズでした。今回は一時間毎ですが、意外と余裕が無く、その点お客様にはゆっくり過ごして頂いたと言う事か。つまり、茶席の中で話が弾んだと言う事か?気が付いたら3時の席になっていたと言う・・え、もう最終回と驚きがあった。中でも十数人お連れになられた先生がオーストラリアの青年を連れて来られ、折角なので自分で点ててご自服して戴いた。とても喜んで下さった事でした。
茶会_b0197486_08532538.jpg
茶会_b0197486_08595798.jpg
軸は東巴(トンパ)文字で吉祥如意・・雲南省麗江に旅行して求める
茶会_b0197486_08545252.jpeg
花は藪茗荷、檜扇水仙、河原撫子、半夏生、桔梗を唐物籠に入れる。檜扇水仙が倒れて来て何度か直す。花の写真は倒れている。籠が気に入って求めたら今日庵の箱書きがありました。
茶会_b0197486_08584625.jpg
琵琶香合 
乞巧奠の飾りの一つに琴等があり、文字の通り技芸が巧になるように乞う奠(神に捧げる飾り物)。琴の香合は持ち合わせが無いので琵琶の香合を置きました。
寄付きはタイシルクの豪華な織物(タイ、イサーン出身の知人の祖母が手機で織った物)を敷き、扇面(片面は短冊の絵片面には俳句)を中心に梶の葉を塗の器に浮かべ、書の華やかな懐紙等に硯のセットを置きました。
茶会_b0197486_16262005.jpg
この写真は確か大宮八幡宮の七夕飾りで琵琶や笙等が飾られています。
写真が無いので残念。来客には冷たい青紫蘇香煎で喉を潤して戴きました。
茶会_b0197486_16244993.jpeg
高校生の点前です。
水指はボヘミアンガラス。下にはガラス皿を置いて、間に桑の葉を挟んでいます。蓋置は緑釉の糸巻(香斎造り)、盆は第20回ハワイセミナー参加の折りに買ってきた貝の輪花盆です。棗は七夕の日に近衛家から宮中に花扇を贈られていた行事から、花扇棗。茶杓は東大寺別当筒井寛秀で銘は「せせらぎ」(こちらのお孫さんが愛子様の養育係りを務めておられたそうです)正客茶碗、半七の巻水(この茶碗には陶印が無く淡々斎が応需と半七造り巻水絵と箱書きされています)次茶碗は中里重利の皮鯨手。他に清閑寺、李方子、ハワイセミナー参加のハワイ支部記念虹の絵茶碗等々
お菓子は淡雪花です。楊枝で切れないし、割る事も出来ないのでハンバーグ食べるように召し上がってくださいと申し上げる。雪の結晶のようなキラキラしたマシュマロ?にレモンゼリーが挟んであり、爽やかな食味を楽しんで戴きました。
今回は色々と話題が多かったもので、独演会のような席になりました。果たしてこれで良かったかは客のみぞ知るです。



by higashinuma | 2019-07-08 09:00 | 茶道 | Comments(0)

茶道をとおして日々の流れをつづる

by higashinuma