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つれづれ

10月日曜稽古の一回目

令和2年10月5日 月曜日 曇り 25℃54% 温度計からすると良い感じですが日差しが無くて肌寒い

昨日は日曜稽古の為午前中から前の家に出かける。ちょぴっと雨が当たるが自転車で行く・・途中に薄の良いのがあったり(鋏持ってないので採れない)嫁菜が群生して咲いていたりで、やはり自転車できて良かったと思う。今日は明日の稽古の為、後でここに取りに行こうと思う。
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古里籠に男郎花(おとこえし)、水引草、嫁菜を入れる。男郎花と水引は土曜日に対岸の丘陵に健太連れて散策、と言っても殆ど登山の雰囲気ですが。そこで採ってくる。そこでと言うのは間違いで、多分、その中では採ってはいけないのだと思う。正確には丘陵を下った住宅街の草地です・・里山みたいになっているので、こういう類が多くある。
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上で書いた場所はもっと下った処。此のあたりは山と言っても良いかなぁ・・・手前の花々は住民の物。中央は柿、その向こうに畑仕事をしている人影。
ついでに
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薄の道・・前を歩くのは健太と若
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10月桜も咲いていた
紅葉の頃にも行ったが、ここで野点とか良いだろうなぁと思う。
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点前は手順が分かると言うだけではない。気持ちがこもっていないのでないので何をするにも雑。利休35か条の嫌気ですか、それの中の「寝むら」とか「死杓」に当たるのだろう。茶道の稽古は精神鍛錬みたいな要素も大いにある。自分を忘れて只管客のために茶を点てる。
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主菓子は「芋羊羹」厚切りだと若に怒られる・・この芋羊羹は上に書いた里山をずっと下った処で野菜等を家の軒下?で商う家で手作りを売っている。
浅草舟和の芋羊羹は有名ですが、それよりも甘さを抑えて素朴な味わいです。
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干菓子は「かりんとう」です。久しぶりに見かけて迷わず買った。昔ながらのかりんとうで歯が折れそうと聞こえた気がしたが(笑)でも、美味しかったです。

茶入は丹波森本陶谷の蝋燭手です。若くして亡くなられた石田陶春の師匠と聞いた。陶春との思い出も懐かしい。陶春先生が庭で摘んだ「タラの芽の天麩羅」と自家製豆腐が美味しかった。陶谷作品は是一点だけかな?陶春作品は白丹波茶碗、花入、大海等がある。

by higashinuma | 2020-10-05 09:22 | 茶道 | Comments(0)

茶道をとおして日々の流れをつづる

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