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つれづれ

梅見の茶事 ⅲ

令和6年2年2月27日 晴れ 今日も北風が強い予報ですが窓から見る景色では感じられない。しかし、足元が寒い。 18.4℃52%

茶事では次に煮物椀が出る。
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若芽を筍で巻いてある。上にはズワイ蟹足を載せ葱があしらわれていた。料理名は若竹真薯鳴門巻。椀は正客は絵替わりの内福寿草の蒔絵。連客は白檀塗日月椀。
続いて焼き物(写真無)で、太刀魚の塩焼きに長芋の梅とタラの芽?が沿う。
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この写真は店のホームページから引用。
強い肴は二種。
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人参、大根、鰤の酒粕煮。酒粕の料理は「灘」を付けるようで、この場合は「灘煮」とか。
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ぬたは分葱・烏賊・赤貝・・預け猪口と徳利(吉田屋) 他に洋風の口直し・・冷やしうぐいす仕立て
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箸洗いはカリカリ梅。昆布出汁が美味しい。
八寸は雲丹干し白魚とタラの芽?菜の花?忘れた。
焦がし湯と香の物4種でお茶漬けし、器を綺麗にする。
主菓子は湯気の上がる大きな酒饅頭(何処か忘れたが取り寄せたと言われた)器はタイ、スコータイのマンゴスチン型・・香合はあるが大きな鉢は初めて拝見。
中立は雨が上がったので庭に出られますか?と言われたが、廊下でお願いした。
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庭に行燈を置かれ、梅もライトアップされ幻想的

書きかけ


 

# by higashinuma | 2024-02-27 09:21 | 茶道 | Comments(1)

梅見の茶事 Ⅱ

令和6年2年2月26日 月曜日 晴れ 風が強く寒い 20.0℃52%

喚鐘の音に蹲い、正客に続いて席入りをする。躙り口には御所籠風の籠に熱いおしぼりが用意してあった。予め生徒の一人に正客するように言い置く。詰め迄生徒が務めるが、これは予想外。やる気満々で・・相客のもう一人の先生に頼んだのに仕方ない。
以後、全て和蝋燭の灯りで、良く見えず(笑)。
本席の床は又玅斎の筆で宗旦の和歌が認めてあった。
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「茶の道はこころにつたへ目につたえ耳につたへて一筆もなし」・・心に伝へ・・目につたえ・・耳につたへ・・目だけが「え」なのは何故?旧かななので深いところは関知せず。又玅斎の真蹟は初めて拝見する。
又玅斎に写真撮っちゃダメでしょうと言われた気がする。・・左耳で聞いて右耳から抜けて行くので記憶に留まらない。

点茶盤中央に古い蒔絵のある茶箱(見立てと言われた箱)があり、亭主と其々の挨拶が済むと、前茶の一服が振る舞われた。この時の薄器は楊枝立て程の大きさの古薩摩。茶杓も小ぶりでしたが、忘れた。
続いて炭手前。炭斗は瓢に石蕗の葉が散らしてある。絵の作者も忘れた。
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炉縁は円能斎好みの鉢の木(梅と松の蒔絵で桜材?)で釜は古天命と聞いた。霰の下に絵がある。甑口。大西の何代かの識箱ときいた。炉縁が鉢の木で、釜が天命。天命釜は今の上野の国(群馬県辺り)佐野で造られていた。鉢の木の最初の舞台は雪深い佐野辺りと聞く。北条時頼が宿を請い、大事な鉢の木を燃してもてなした話。取り合わせの妙ですね。
火箸は淡々斎好み。灰が見事。

炭が済んで懐石が始まる。
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一文字の飯と白味噌に生麩の汁(溶き辛子と青物が載る)・・茶事の知らない人が、ご飯これだけですか?と聞いた。飯器で後二回ご飯が出ますよ。この一文字のご飯で亭主の器量が・・炊きあがったばかりのご飯で蒸されて無いのを装う。このご飯と最後の茶漬けが一番美味しいと思う。こちらは京料理の板さんが腕を振るっている。
一献あって向付に手を付ける。
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手を付けた後ですが、甘鯛の蓮蒸し・・熱々で美味しい。朱杯は三つ重ねで絵替わり。自分のは砂金袋。

書きかけ





# by higashinuma | 2024-02-26 15:10 | 茶道 | Comments(0)

梅見の茶事

令和6年2年2月24日 土曜日 晴れ 19.3℃52% 今はすっかり曇って来た
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今朝の富士山。雲の上に白く輝く・・カメラが壊れてスマホで撮った。

昨日はさるお宅での梅見の夜話茶事に出かけた。2時に駅集合で火曜日生徒3人と友人2名の6人。
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白梅は終わりかけているが紅梅が見事です。梅の木の下に小川が流れる。
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雨にしっとり濡れた露地は風情が一入です。足の悪い方も居られ、露地下駄も露地傘も用意はあったが、廊下での待合となった。その前に寄り付きでは、大きな火鉢に梅の花型に入れられた胴炭が待ってましたよの如くあかあかと温めてくれる。甘酒を戴いた。
掛物は円能斎の春風一枝香の画賛。絵は円能斎の弟、広瀬拙斎の梅の図。

本席は立礼で、点茶盤や喫架に其々寸法に合わせた畳を敷いてあった。炉は是に合わせて造られたとの事。

書きかけ


# by higashinuma | 2024-02-24 15:40 | 茶道 | Comments(2)

違和感

令和6年2年2月23日 金曜日 雨 19.5℃57% 今朝は起きるのが30分程遅くなり、流れで朝ドラを見逃してしまった。午後は茶事の予定があるため、午後の放送を録画予約した。子供の頃、笠置シズ子や淡谷のり子は好きでは無かったが、ドラマではあるが生き様が共感でき面白く観ている。

違和感、此処で言う違和感とは他人が話しているのを聞いての事。先日、キー付の傘立てでお婆さんと孫位(大学生?)の男の人の会話を耳にした。お婆さんが使い方が分からないので、その人が教えてやった様子。最後にお婆さんが「ありがとう」と言ったら、その男の人は「ぜんぜん大丈夫です」と言った。
今どきの若者言葉はあまり分からないが、こういう時は「どういたしまして」と言うんじゃないかと気になった。

言葉は時代と共に変わって行くのは理解出来ているつもりですが、こういう時にこんな言い方しないでしょうと言うのが多々ある。
言葉と言えば、俳句や短歌の世界が連綿と伝わるが、私は茶道や長い事短歌に触れて来たので、時にそんな言い方しないでしょうとか、意味は?とか言ったりする。・・茶道手帳に今月の言葉とかが載っていて、茶杓のご銘で使っている生徒がいる。時々違和感がある。それを言うと「歳時記に載ってました」「手帳に載ってました」とか言われる。
2月の初めに「東風」と言う銘を言われた。確かに「東風吹かば匂い起こせよ梅の花・・・」の菅原道真の歌がありますが、それは今より一か月も遅い太陰暦の時代。それらを知った上で使う時期を考えて欲しいと思う。

「超〇〇」は市民権を得てしまったが、ある言葉はどう考えても否定形なのに(今ど忘れ)、それを言って誉め言葉を付け、例えば食事で「それはまずいと言う事?」と聞くと「美味しい時も使うんだよ」と言われた。理解に苦しむ。

2月16日 昼飯
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札幌で買ったレトルトカレー・・二度と買わない!・・若の分は買ってなかったので、1人昼飯で食べた。
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この日のおやつは豆大福・・スーパーの一個売り大福は美味しい。お茶はテーバック煎茶・・急須で淹れるのは滅多に無い(笑)

角川短歌賞を受賞された方に昔聞いた話ですが・・・ある著名な作家さんのお宅で、お昼になったからとご馳走になったとの事。焼魚が新聞に載せて出されてビックリしたと言われた。皿を洗う時間がもったいないとその方(作家)が言われたとか。急須で淹れるお茶よりテーバックは実に簡単。テーバックでも最近は美味しくなっているし。

京都のふたばさんより美味しいスーパーの豆大福と思います。蓬大福も好きです。此処のは国産蓬。本当かなと思うけど美味しい。他のは蓬の香りがしない。
色を付けるために蓬の他に青物を混ぜているのが多いようです。子供の頃、自分が田んぼの畔に生える蓬を摘んで、父が餅を搗いてくれたのを思い出す。あの蓬餅食べたい。

# by higashinuma | 2024-02-23 10:33 | 所感 | Comments(4)

しゃぶしゃぶ祭り

令和6年2年2月22日 木曜日 寒い雨の日 21.3℃68% ヒーターを緩く入れている。

午前中朝一で胃カメラ検査・・定期診療の一環で、毎年検査を受けているが、去年は大腸検査で胃カメラをやって無かったため。もとはと言えば、家族に癌で亡くなった人が多いので、医師の勧めで定期に検査を受けている。おかげで、ホリープを切除して貰っている。
と、いう日でしたが、昨日はしゃぶしゃぶ祭りやってるよの若の予約で晩飯を食べに行く。大腸検査と違い胃カメラは21時以降と朝の食事制限があるので、バク食いでもしない限りは問題なし。

2月21日昨日の晩飯
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先ずは生ビール。お通しは六角鉢のごま豆腐。美味しかった~。それにしても小さすぎ。去年もそうだったかな?
付けたれは濃厚胡麻とポン酢醤油。
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写真の野菜と肉は店員が鍋に入れてくれたので実際にはもっとあります。あれ?去年もそうだった?・・後で考えたら、早く食ってくれみたいな・・と言うのは自分たちが食べている間も、客の入れ替えが激しく、帰る時も待ち客が大勢いた。
因みに、店員によるとしゃぶしゃぶ祭りの二日間は通常の倍の客が来るらしい。←普段が高いのと違いますか(笑)仲居さんが結構居て、お揃いの着物と帯・・どこかの安っぽい二部式着物じゃ無いです・・こういうのも店の経費ですからね。
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{灰汁を取りましょう」と何度か店員が来る。進み具合をチェックしている。写真は店員が肉をしゃぶした後に入れてくれた野菜。
次に出てきたのがご飯と漬物・・こんな早く?と思ったが言わなかった。自分はご飯が冷めるるので直ぐに頂く。去年もそうでしたが、漬物が美味しい。
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コース外のズワイ蟹天麩羅。下に南瓜。
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これもコース外でトロ刺身と握り。天麩羅とも一人前しか取らない。
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〆はきし麺と餅。
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若はビール追加。
18時半予約で店を出たのが20時。あいつの口癖「健太が待ってるから帰ろう」もう一つは「法事はここでやるから」やっぱり「ありがとう」かな。
傘は差さなくても良い位の雨。満足したのか帰るまで饒舌でした。玄関開けるや健太は吠えまくり!


# by higashinuma | 2024-02-22 15:18 | 所感 | Comments(2)

茶道をとおして日々の流れをつづる

by higashinuma